平本の後輩メカニック。チューニング代を稼ぐため、仕事を宅配に変えてまで自分のZ31をとことん追求し、チューニングし続けていく。そして湾岸最高速ランナーを窺えるほどの仕上がりとなっていく。その出来は「Rキラー」と呼ばれ、その250km/hから300Km/hの加速は平本が「夢をみているのか?」と驚くほどであった。
そしてついにブラックバードと遭遇、即バトルが始まる。ブラックバードは連日このZ31を探していた。レイナが運転する32Rに北見が同乗していたが、パーキングエリアで偶然にも3台が鉢合わせしたのだ。
北見は「いい加速だ。VGにしちゃー上出来だがしょせん最高速一年生だな、詰めが甘いし・・相手が悪すぎる。」と勝負にならないとすぐに見抜いてしまう。そして250km/hからブラックバードに撃墜されてしまう。結局、無知ゆえのエンジンブローでバトルは終了。原田にとっては痛すぎる教訓となった。
日産・フェアレディZ 300ZX(Z31) 2シーター
KCコミック湾岸ミッドナイト第四巻P29
原田が精魂込めたZ31。「EXCITING」のステッカーが貼ってあるがリーダーの金儲け主義についていけない。
日産(NI) フェアレディZ Z31前期V6 2000ターボ クーペ
この車は2Lエンジンではあるが、欧州向けの輸出車は最高速250km/hに達したと言われる。後に直6エンジンも用意された。VG30ET型では230PSを出している。
グリーンオート社長
氏名は不詳
KCコミック湾岸ミッドナイト第四巻P110
過去、自らもスピードに取りつかれていた。様々な車を乗り継ぎそれぞれ北見にチューンを依頼してきた経緯が、平本がGT-Rを買った直後の会話で明かされている。しかし、北見のチューンがエンジンに絞られていることから、国産車のボディーでは剛性が持たず、最後にポルシェを手に入れる。
この車のチューニングはノーマルに100ps上乗せし、最高速は30km増しであったと本人が言っているところを見ると、もし911ターボだとすれば360ps,280㎞/hと言うことになる。
結局、妻が身ごもっていたにもかかわらず、無茶をやったのだろう。トップスピード280Km/hでコントロール不能となり派手な事故を起こしてしまう。
意識不明のまま三か月間。事故の記憶はなく、その間に生まれた子供と対面することとなり、スピードの世界から決別した。
平本が「Z」、「ブラックバード」との三つ巴の最高速バトルで300Km/hで三台横並びの状態になった時、ふと妻の恵と子供のことが頭をよぎり、アクセルをぬいてしまう。これが平本の燃え尽きた瞬間だったのだろう。
そして妻のもとへ、宮崎に帰ることを決断した時に、この人が「こんな車で通勤したら楽しいだろうな。」と言ってこの「R」を500万で引き取るという。平本がおそらく使い切ってしまったであろう貯金、400万に色を付けてやったのだ。
杉田のじいさん
グリーンオートの古いメカニック
KCコミック湾岸ミッドナイト第三巻P148
北見が全焼してしまった「Z」を直す気になったのだろう。一度は「俺がZを処分する」とまでいっていたのだが・・・
突然、グリーンオートに北見が「テスタロッサ(イシダの車)」で現れ、社長を驚かせるが、実はこの杉田のオヤジに用があると言って「まとまった金が欲しいんだよ。まぁチョットみてくれ。すぐ同じのつくるから。客を紹介してくれ」と言う。杉田は平本に「お前、チョット乗ってこい」そういわれて平本は北見のチューニングした車に乗り、その出来におどろいてしまう。結局、少し仕様を変えれば3人ほど紹介できると答えることになった。
マサキ編
「Z」vs「FD3S」
KCコミック湾岸ミッドナイト第八巻P97
マサキ
矢田部での事故以来、スピードの世界から離れていた。彼もまた「悪魔のZ」と遭遇したことにより、引き込まれるようにこちら側の世界に舞い戻ってくる。
本物のチューンドカーを求め、「RGO」の代表太田にチューニングを依頼する。昔からの「ロータリー使いである彼の用意した「タマ」はマツダ・アンフィニRX-7 Type R (FD3S)。
Zとブラックバードとの三つ巴のC1内回りバトルとなり、「今夜しかない。」と言って赤坂ストレート300km/hに挑戦するも、トンネル出口でエンジンブロー。バランスを崩してクラッシュ寸前のところを「Z」に助けられる。彼の気持ちとしては赤坂ストレート300km/hを実現するための最高のラインを2台に教えようとしていたのだが、トップ取りの不利な位置関係から無理をしていた部分もあり、彼のドライビングがアキオと島に劣っていたとは思えない。
この車の完成度から、充分「RGO」の太田マジックは発揮されており、さすがと唸らせる出来栄えの車にもなっていたことを考慮すれば、如何に北見チューンの凄さが分かろうというものである。
アンフィニRX-7 Type R (FD3S)
KCコミック湾岸ミッドナイト第六巻P198