楽しかったな~、「できるかな」
”でっきるっかな でっきるっかな♪”
「できるかな」のテーマソング、誰もが歌えてしまいますよね。
日常生活で身の回りにあるものから、素敵なおもちゃが出来てしまう。
今見ても楽しい知育的な番組でした。
NHK教育番組「できるかな」
「できるかな」小学校の授業で観たという人も多いのでは
「できるかな」大人気のNHK教育番組でした
番組の登場人数は「ノッポさん」「ゴン太くん」に加えて「天の声(ナレーション)」の3人
多くの子供たちにとって登場人物は「ノッポさん」「ゴン太くん」だけでしたが、実は「天の声(ナレーション)」がいたのです。
並み外れた長身にチューリップハットをかぶっている、言葉を一切話さない不思議なお兄さん「ノッポさん」(演:高見映)と、「ウゴウゴ」としか言わない着ぐるみの「ゴン太くん」の無言劇を、画面には一切姿を見せない天の声の「おしゃべり」で解説を行う工作番組、それが「できるかな」でした。
NHK教育テレビにて、1970年頃から約20年間もの間、長らく就学前の幼稚園・保育園児や小学校低学年の児童に親しまれた児童番組でした。
長身で言葉を話さない「ノッポさん」
ノッポさん
この「ノッポさん」が、グホグホ音を発していたと勘違いしていたのは筆者だけでしょうか。
言葉を発したいけどグホグホ音となるノッポさんは、障害を抱えてらっしゃるけれども子供に夢を与えてくれる人なのだと子供心に解釈していたものでした。
後年、こんな本性を現す。。。
異様な「グホグホ」という音を発する不思議なキャラクター「ゴン太くん」
あの軽快なナレーションはてっきりゴン太くんが自ら状況を中継しているのだと思っていました。
言葉の不自由なノッポさんに代わって、観ている子供たちに工作が分かりやすく楽しめるように、この不思議なキャラクター「ゴン太くん」が丁寧にしゃべっているものだと。
ときおり見せる歯茎がちょっと怖かった・・・
今思えば、この風貌にあの「グホグホ」音。
なぜポンキッキ全盛の時代に、ゴン太くんにこのようなリアルを求めたのかが不思議でなりません。