1カットだけの目的ではなく、汎用性のあるクラッシュモデルも必然的に作る。
そういやぁ、ガンダムのシールドって、結構頻繁に切り裂かれたり、破壊されたりしたよね
この、ルーターで2つに切ったシールドが
迫撃! トリプルドムが迫る!
こんなカットや
ランバ・ラルのグフが切り裂いたシールドの向こうに、ガンダムはいなかった!
こんな演出に活かせる。
また、第28話『大西洋、血に染めて』でガンダムは、水中用モビル・アーマーのグラブロに、右脚を切断されてしまうのだが。
アニメ演出通りに、切断された右脚だけを再現
これをこのまま、右脚だけ交換したHGUC 021版ガンダムで撮影をした。
グラブロの巨大な爪が、ガンダムの脚をちぎり切った!
逆に掴まれていた右脚を失ったことで、自由に動けて反撃のチャンスを得るガンダム!
また、『めぐりあい宇宙編』での、シャアとの決戦では、ゲルググ、ジオング、そしてガンダムが、徐々に各パーツを破壊しあって失っていくビジュアルが、演出的には必須。
そして、感動のラストを飾るに至るまでには、ガンダムファンであれば当然思いつく「あんなクラッシュモデル」や「こんなダメージモデル」が必須!
次回、後編では、シャアとアムロの決戦プロセスを彩った、様々なクラッシュモデル、ダメージモデル達を紹介します!
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