『三省堂国語辞典 第七版 阪神タイガース仕様』 が発売へ!帯には六甲おろしの歌詞が。球団歌の歴史にも触れてみる
株式会社三省堂は、生きのよい現代語を積極的に収録する事で知られ「三国(サンコク)」の愛称で親しまれている国語辞典を、黄色が特徴的な阪神タイガース仕様に変えた『三省堂国語辞典 第七版 阪神タイガース仕様』として2月下旬に発売します。
フレフレ タイガース!と球春に向けて、球団の日本一奪還のヒントがもしかすると詰まっているかも知れません!

「要するにそれは何か」が分かる、簡潔でやさしい説明で、中学生から年配者、日本語学習者まで使える国語辞典でもある三国。
今回の企画は、より幅広いお客様に国語辞典に関心をもってもらい、手に取って喜んでもらいたいという思いから、全国に1,000万人を超えるファンがいると言われる阪神タイガースの意匠を大胆に採用したそうです。
株式会社三省堂の本社は東京都千代田区である事から、身近な読売ジャイアンツを選択するのが一般的かと思われますが、そこはやはり積極性が売りの三国とあり、あえてライバル球団を選択したのでしょうか。

ケース表

ケース裏
辞書のケース、ビニール表紙、見返し、扉など、装丁関係に、HANSHIN Tigers 虎のロゴや、球団旗が使用されています。表紙はもちろんタイガースカラー、表見返しには阪神甲子園球場の写真も全面掲載との事で、普通版とはまた違った、力強い印象を与えるデザインに仕上がっています。

ビニール表紙
また、本文の用例の一部についても阪神仕様にされています。タイガース愛に満ちたオリジナル用例は、阪神ファンの魂を熱く撃つ事必定! 手もとに置いておきたくなる事間違いなしとなっています(詳しくは2月下旬発売時の続報でご案内されます)。

帯には「阪神タイガースの歌(六甲おろし)」の歌詞を掲載
さらに、発売時にオリジナルノベルティが抽選で当たる読者謝恩キャンペーンの実施も決定。キャンペーンの詳細に関しては、続報でご案内されるとの事です。
阪神タイガースの球団歌、通称『六甲おろし』
阪神タイガースの球団歌として知られる通称『六甲おろし』。作詞・佐藤惣之助、作曲・古関裕而。
1936年に「大阪タイガースの歌」として発表され、1961年の球団名変更時に改題されています。
また、現存する日本野球機構(NPB)12球団の球団歌において最古の楽曲でもあります。
改題時に若山彰の歌唱により再吹き込みされたものが甲子園球場でのタイガース戦で流され始め、朝日放送アナウンサーであった中村鋭一が、自身のラジオ番組「おはようパーソナリティ中村鋭一です」で歌った事により、70年代には多くのファンに親しまれていきました。

同国語辞典の表見返しには阪神甲子園球場の写真が全面掲載!ついつい六甲おろしを歌いながらの調べものが日課に!?
球団歌として公認されたのは、1980年にビクター音楽産業(現在のJVCケンウッド・ビクターエンタテインメント)から発売された立川清登の歌唱のものです。
1992年には「六甲おろし 阪神タイガースの歌」の表題でシングルCDとして再発され、阪神ファンの間で正調とされてきましたが、1999年に廃盤となっています。

シングル「六甲おろし~阪神タイガースの歌」
商品概要
▶項目数約82,000。
▶新聞・雑誌・書籍・放送・インターネットなどの実例を採集。現代の生きた日本語が分かる。
▶やさしい言葉づかいで要点が分かる。
▶知らないと困る社会常識語約3,200を選定。

書名:三省堂国語辞典 第七版 阪神タイガース仕様
著者:見坊豪紀 市川孝 飛田良文 山崎誠 飯間浩明 塩田雄大 編
定価:本体3,000円+税
仕様:B6変型判/1,760頁/2色刷
ISBN:978-4-385-13924-1
書店発売日:2018年2月下旬より
三省堂について
会社名:株式会社三省堂
本社所在地:〒101-8371 東京都千代田区神田三崎町2丁目22番14号
創業:1881年(明治14年)4月8日
代表取締役社長:北口克彦
従業員数:159名(2018年1月5日現在)
資本金:7,000万円
事業内容:辞書、事典、学習図書、一般図書、電子出版物、小学校・中学校・高等学校教科書の出版・販売、情報提供サービス
URL: http://www.sanseido.co.jp/
社名の由来
社名の「三省堂」は中国の古典『論語』の「学而篇」の一節「吾日三省吾身」(われ日にわが身を三省す)という言葉から採られたもので、「不忠、不信、不習について、日に幾度となくわが身を省みる」という意味です。
『論語』の「三省」は「さんせい」と読みますが社名は1889(明治22)年までは「SANSHODO」と表記していました。1890(明治23)年以降は「SANSEIDO」と表記しています。
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