はじめに
怪獣のTOP5を紹介するにあたり一応、「ウルトラマン」の登場レギュラーを紹介しておきましょう。
ウルトラマン

ウルトラマンのスペック
ウルトラヒーローシリーズ 01 ウルトラマン | 株式会社バンダイ公式サイト | BANDAI Co., Ltd
スペックを見ると大笑いしちゃうんですけど、子供の頃は、これをまともに受けて「そ~か~。」と納得していたものです。今なら突っ込みどころ満載ですよね!体重:3万5千トンて何ですか?350tの間違いじゃないですか?後のロボット物のスペックを見ると金属製の機体でさえ20m級でせいぜい60t~100tっていうところですよね。いくら身長が40mと言ったってこれはあまりにも重すぎますね。地上で地面の上に立つだけで大きな穴が開きそうです。年齢が2万歳はいいとして、キック力が320文の威力があるって〚文〛って足の大きさを表す表記で力を表すものではないんじゃ・・・趣味:読書というのは何か微笑ましいですね。母の職業がウルトラ学校の教師というのもそもそも「ウルトラマン」と呼ぶのは地球人がそう呼んでいるだけという意味のことを「ウルトラの父」が言っているのに「ウルトラ学校」という名前の学校はナシでしょ!
なんだかケチばかり付けているようで申し訳ないのでこの辺で終わりましょうか。
科学特捜隊

国際科学 警察機構 科学 特捜隊 日本支部の面々
いざ怪獣が出てくると何にも役に立たない役どころで、何のためにいるのか子供の僕には、よくわかりませんでしたね~。今考えれば、人間が出てこないんじゃドラマとして成り立たないと、理解できるのですが・・・おぉ!そういえば「ピグモン」もこの隊の一員になっていたんですよね。何の違和感も持たずに喜んで見ていた子供の頃が懐かしいですね~。
第1位
バルタン星人

データ
セミと言うかカニと言うか、何とも言えない不気味さでしたね。最初は結構話し合いによる解決を試みるなど今考えると、理性的な印象でしたね。怪獣というより宇宙人であって動物(獣という意味で)ではなく、亜人間という感じですかね。しかしミクロサイズ~50mと大きさが変わり、その分体重も大きく変化するっていうのは完全に科学の法則を無視した設定です。ウルトラマンとの戦いは空中戦となり、最後は撃墜されるんですがウルトラマンがバルタン星人の何十億と乗っている母船を撃破してしまったのは子供心に「やりすぎだろ~」と思っていました。案の定、生き残った者たちがこの後、何度も恨みを晴らしに地球に現れるのは当たり前となりましたね。
第2位
ゼットン

データ
ゼットン - Wikipedia
最終回に登場した最強の敵キャラクター。誰でも知ってるという意味ではバルタン星人と人気を2分しているのではないでしょうか?とにかく強い強い。ウルトラマンの攻撃をことごとく無力化し、格闘戦でも上を行き、ウルトラマンがよわってきたところをカラータイマーの部分に止めを刺すとこらなぞは、当時の子供たちの涙を誘ったシーンでした。(僕もウルウルしてました。)最後は珍しく人間の開発した武器(ロケット弾)で倒されるという珍しく科特隊が活躍して終わりでしたね。
ところでゼットン星人ってケムール星人とそっくりですよね。着ぐるみのつかいまわしだったんでしょうか?
第3位
ジラース

データ
ジラース - Wikipedia
こいつはどう見ても「ゴジラ」でしょ!実際に東宝のゴジラの着ぐるみを借りてきたらしいです。(中に入っている人まで同じ)エリマキトカゲが流行ったのは、ずっと後の事でしたが、まぁゴジラとエリマキトカゲを掛け合わせたとしか言いようのない姿でした。どちらかと言えば弱い部類の怪獣で、襟の部分を取られてしまうと、途端に動きが悪くなっていた記憶があるんですがそれ以外にこれといった特徴はありませんでした。それでも印象に残っているのは、やはりゴジラの影響でしょう。予算の問題もあったのか使いまわせるものは結構何でも使っていたんじゃないんですかね。苦労がしのばれます。
第4位
ジャミラ

データ
ものすごく物悲しいストーリーの回でしたね。子供心に、ジャミラの気持ちが分かるようで、ジャミラが航空機などを襲ってもついぞ「当然じゃないか。」と思っていました。しかし今考えると、正真正銘の人間が、水の無い環境に順応して、怪獣になり、身長が50mにも巨大化し、高熱の歩能を吐き出すってかなり無理な設定ですよね。でも、当時の子供たちは何の違和感も持たずにテレビを観ていたものです。水攻めで倒されるのですが、ジャミラが遭難当時、あれだけ欲しがっていた水が弱点とは皮肉な話となっていました。最後、ウルトラマンに倒されるときには、僕は心の中で「ウルトラマン!ジャミラを殺さないで!」とウルウルしていたのが今でも憶えていますし、ジャミラの最後の断末魔は今でも耳に残っています。他の怪獣たちも有名どころが多い中、4位に選んだのはこの印象の強さからです。そういえば最後の場面で科特隊のメンバーがジャミラを被害者として見ていたセリフがあったのも印象的でしたね。
第5位
ダダ

データ
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怪獣というより宇宙人ですね。とにかく弱い!人間にも同じサイズでは負けてしまうくらい弱いです。ただ、子供の僕はこの顔がどうにも不気味で、きもちわるくて、怖くてと、いつまでたっても頭の中から消えなかったのを憶えています。常に変な音を出して、声を出すと「ダダー,ダダー」ばかりで意味不明だし、(かと言って仲間と通信で話すときはちゃんとした言葉を話しています。)この日の夜は怖くなって眠れなくなり、母の布団にもぐり込んだ覚えがあります。色々便利な能力を持っていて、壁を通り抜けたり、テレポートしたりとなかなかのものだったんです。状況によって目の色が3色に変わるのも覚えています。科学技術は人間より遥かに進んでいるのは確かですよね。まぁ遠い宇宙のどことも知れない星から宇宙船ではるばる地球まで来ただけでも、そのことが分かります。それにしても未だに気味悪いです。
番外編
ピグモン

データ
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ピグモン - Wikipedia
ガラモンのちっちゃい版ですね。多分着ぐるみも使い回しじゃないのかな~。ガラモンとの関係は良く分かりませんが、ガラモンのプラモデルを見て大喜びする場面があったりと、何らかの関係があるのでしょう。でっかいと恐ろしいものですが、これだけ小さいと小象を見てるようで可愛らしく感じてしまう物なんですね。引用の通り、大活躍するわけですが、このような話の回があったというのはウルトラマン全体の世界を広げていると思いませんか?科特隊の特別隊員になったという事で特別に番外編としてご紹介しました。
最後に
他にも色々、思い出す怪獣がいるんですが、僕にとって印象深いものから順番にならべてみました。皆さんもそれぞれに思い入れのある怪獣がいるのではないでしょうか?中にはこの初代ウルトラマン以降のウルトラマンシリーズにまたがって登場する怪獣もいくつかありますし、世代が変わっても同じ怪獣のファンになることだってあるでしょう。今回は僕の子供の頃という事で初代のみにさせて頂きましたが、長いシリーズのなかでは、魅力的な怪獣がたくさん出てきます。これからも子供たちを楽しませていただきたいものです。