駅伝のトップに君臨する青山学院大学。
青山学院大学 - Wikipedia
平成27年に箱根駅伝で初優勝するや、あっという間に3連覇を成し遂げた、圧倒的な強さを現在誇る、青山学院大学。
監督の優れた指導が話題になっていますが、単なる指導者の力量だけではない、構造的なものが、かつての名門・中央大学には立ちはだかっているように推測されます。
「オシャレなブランド学校」のイメージを作り上げた「アオガク」。
駅伝の指導者の頂点にたっていると思われる、青山学院大学の原晋監督。サラリーマンの経験があり、ビジネスでの成功体験を駅伝にも取り入れ、本の出版も行うというビジネスマンでもあります。
この優秀な監督がいて、さらに、昨今の「都心回帰」のムーブメントで、オシャレな街の頂点のひとつにたつ「青山」の名を冠した「青山学院大学=アオガク」。
受験偏差値の高さもあり、高校の有力な選手がアオガク駅伝の門をたたくことは容易に想像できます。
「就職に強い」イメージで受験者数を増やした明治大学。
首都圏・私立大学人気ランキング2017…受験者数・合格倍率・入学辞退率 | リセマム
こちらのサイトを参照すると、2017年は法政大学に抜かれたようですが、最近の明治大学の受験者数の増加は、よくニュースになります。この記事ですと、2016年は受験者数トップの座を獲得したもようです。
この背景には、「就職に強い明治大学」という印象が定着したことが挙げられると思います。
明治大学と箱根駅伝 | 明治大学
明治大学も、連続出場や優勝回数などの記録は持っていませんが、近年箱根駅伝の順位を急速に上げている大学です。
そして上記のような本が出されるほど、高校生に人気の大学になっています。
青学、明治、中央、有力選手はどこへ行く?。
かつては(とは言ってもかなり昔になりますが。)、駅伝を志す高校生が、箱根で優勝する可能性が高いという理由で大学を選択するのであれば、実績のある中央大学を選ぶのが、多くの人が納得する理由であったと思います。
しかし、オシャレな街青山にあり、先端のトレーニングをしている監督がいる青学大、お茶の水という都心にあり、就職に強いと言われる明大に対して、都内とはいえ郊外にあり、相対的に駅伝に関しては凋落が目に見えている中大を、有力な高校生が選ぶかと言われると、それはかなり難しい問題になってくると思います。
いわゆる、「勢いのある大学」と、「凋落のイメージを持ってしまった大学」とでは、その差はなかなか埋められません。
現実に、青学大と明大に関する本は、アマゾンを検索すると出てきますが、中大に関する本はさっぱり出てきません。
中央大学の駅伝復活はあるのか。
中大返り咲き、日大と明大敗退/箱根駅伝予選会詳細 - 陸上 : 日刊スポーツ
なんとか2018年の箱根駅伝には出場できることになった中央大学。
大学スポーツの1つでしかなかった箱根駅伝で、礎を作ってきたのがまさに中央大学だと思います。
そしてそのドラマチックな要素に多くの人が魅了され、今やお正月の風物詩にまでなった箱根駅伝。
駅伝はチーム全体での戦い、そして長距離をひたすら走るという自分との戦いでもあります。
箱根駅伝の全国化の動き。
箱根駅伝の人気は年々アップしてきています。
今は関東の大学だけが出場していますが、昨今、箱根駅伝の全国大会化が検討されることになっている模様です。
箱根駅伝100回記念大会から全国化検討、その背景 - 陸上 : 日刊スポーツ