2017年10月24日、33年ぶりの日本一の夢消える。
2017年のセ・リーグを制覇した広島カープは、クライマックスシリーズ(CS)で、ペナント2位の阪神を下した3位のDeNAとホームグラウンドで闘い、1勝4敗で敗退し、日本シリーズ進出を逃しました。
その1勝も、5回裏に3点を先取し、その後すぐに5回雨天コールド勝ちという、ルールにも助けられた点もありました。
昨年(2016年)は、日本シリーズに進出したものの、2連勝のあと4連敗となり、日本一を逃しています。
いずれも短期決戦で4連敗という戦績で、「強いのにいざという時・・・」という気持ちが、ファンの中にあります。
その原点は、やはり、1998年から2012年まで続いた、「15年連続Bクラス」という不遇の時代が、ファンの根底にあるからではないでしょうか。
98年からの不遇の時代の名選手たちの「カード」を入手。
筆者、ジバニャンLOVEの会社の中に、S先輩がいらっしゃいます。
その先輩が「98年や99年の、広島カープの選手のカードを持っているよ」と、快く写真を提供してくださいました。
思わず「懐かしい―」と言う名選手ばかり。
そのカードに出ていた選手を、ご紹介します。
なお、S先輩が所持されているカードからご紹介するので、今回紹介できなかった選手もたくさんいますが、カードがないということで、ご了解ください。
1998年から2012年までの「不遇の時代」の戦績とは。
この「15年連続Bクラス」という不遇の時代の順位を見てみましょう。
1998年 5位 2003年 5位 2008年 4位
1999年 5位 2004年 5位 2009年 5位
2000年 5位 2005年 6位 2010年 5位
2001年 4位 2006年 5位 2011年 5位
2002年 5位 2007年 5位 2012年 4位
広島東洋カープ 年度別成績 (1950-2017) | NPB.jp 日本野球機構
不遇の時代を闘った、カープの名選手たちをご紹介します。

緒方孝市
S先輩所有のカード

緒方孝市のプロフィール。
S先輩所有のカード
まずはこの人、緒方孝市選手。
言わずと知れた、カープを2年連続1位に導いた現在の監督ですね。
タレントの中條かな子さんとご結婚されたのもニュースになりました。

金本知憲
S先輩所有のカード

金本知憲のプロフィール。
S先輩所有のカード
そして「アニキ」金本選手。
こちらも言わずと知れた、現在の阪神の監督です。
2017年は、1位緒方監督、2位金本監督と、元カープ出身の監督が1位と2位を独占しましたね。

前田智徳
S先輩所有のカード

前田智徳のプロフィール。
S先輩所有のカード。
「男・前田」と呼ばれた前田選手。
常にストイックで、まるで戦国武将のようなイメージがある選手です。

佐々岡真司
S先輩所有のカード。

佐々岡真司のプロフィール。
S先輩所有のカード。
80年代後半「投手王国」と言われたカープ三本柱の北別府、川口、大野の3人が引退した後のカープ投手陣を支えた立役者ですね。
先発としてもリリーフとしても実績を残した、まさに「左腕の大野豊、右腕の佐々岡真司」とも言うべき名選手です。

江藤智
S先輩所有のカード。

江藤智のプロフィール。
S先輩所有のカード。
その後ジャイアンツに行ってしまった選手ですね。
かなり重量級のパワーヒッターというイメージがあります。

東出輝裕
S先輩所有のカード。

東出輝裕のプロフィール。
S先輩所有のカード。
主にセカンドの守備のようでしたが、ショートも守り、しかも俊足と、カープにおける平成の高橋慶彦さんのようなタイプの選手でした。
一般的には、「東出」という珍しい苗字を聞くと「東出昌大」さんを思い浮かべると思いますが、カープファンはもちろん「東出」と聞いたら「東出輝裕」さんですよね。

町田 公二郎(町田 康嗣郎)
S先輩所有のカード。

町田 康嗣郎プロフィール。
S先輩所有のカード。

小林幹英
S先輩所有のカード。

小林幹英プロフィール。
S先輩所有のカード。
これぞ通好みのピッチャー。
ダイナミックな投球スタイルが印象的でした。
一般の人にはあまり知名度のない選手だと思いますが、実はあの黒田投手の大学1年先輩で、黒田投手とともに専修大学で活躍し、その後プロでもチームメイトとなったんですね。(wikipediaより。)
3年連続優勝と、悲願の日本一に向けて。
昨日(2017年10月24日)のCSでの敗退をもって、2017年の広島カープの公式戦は終了しました。
おそらく後日、広島市内で優勝パレードが行われると思います。
しかし、広島ファンはもはやセリーグ制覇だけでは物足りなくなっています。
「強い」広島カープから、「最強の」広島カープになってくれることが悲願です。
そのためには、短期決戦で4連敗を2年連続でやってしまうような「ここ一番での弱さ」の克服が課題になってくるのではないでしょうか。
さあ、この歌を高らかに歌って、この記事を締めくくりたいと思います。
それ行けカープ 塩見大治郎 歌詞情報 - うたまっぷ 歌詞無料検索