アイドル・ミラクルバイブルシリーズ
80年代に華やかにデビューし、大スターにはなれなかったものの、忘れがたいアイドル達のベストアルバム「アイドル・ミラクルバイブルシリーズ」というものが、ソニー、東芝EMI、コロムビアの3社合同企画として発売されています。全シングルAB面&アルバムから選曲された代表曲を収めたこのシリーズはファンは勿論のこと、ファンでなくても楽しめる充実したものばかり。
中でも大推薦のソニー編をご紹介します。
松本典子
最初にご紹介するのは「のりりん」こと松本典子。可愛いです!応募総数が歴代最大の18万325人の中から第3回「ミス・セブンティーンコンテスト」で見事グランプリに輝いてデビューしました。
デビュー時のキャッチフレーズが「とどくかな、笑顔。」。納得です!

アイドル・ミラクルバイブルシリーズ THE BEST Purity
代表曲のひとつ1985年発売の「さよならと言われて」ですが、胸キュン・アイドルポップの名曲ですね。作曲はユーミンですが、他にも中島みゆき、尾崎亜美、矢野顕子、エポなどなど制作陣に実力者をずらりとそろえていて聴きごたえがあります。
でも、売れなかったんですよね。残念というか、もったいない感じですね。
伊藤美紀
アイドルファンであれば、顔をみれば一発でそれと分かるホリプロ・スカウトキャラバン出身で1987年にデビューした伊藤美紀。
モモコクラブのメンバーでもありました。

アイドル・ミラクルバイブルシリーズ
デビュー曲は1987年の「小娘ハートブレイク」です。作者は後に人気作家となる井上ヨシマサで、テクノポップ歌謡を颯爽と歌う姿がなんと可愛いのでしょう!
伊藤智恵理
1987年、テレビドラマ「キスより簡単」の挿入歌「パラダイス・ウォーカー」でデビュー。同ドラマに出演もしています。
もちろん可愛いいのですが、伊藤智恵理はどちらかと言えばデビュー当時から美人ですよね。

アイドル・ミラクルバイブルシリーズ
そして写真で見るよりも、動画の方が断然イイです。
2015年の第6回「国民的美魔女コンテスト」で応募総数1600名の中から、18人のファイナリストに選ばれるなど、現在でも活躍されています。まぁ、納得ですよね。
我妻佳代
おニャン子クラブの会員番号48番の我妻佳代もまたホリプロスカウトキャラバン出身です。おニャン子クラブ解散後の1987年11月に「プライベートはデンジャラス」でソロデビューを果たしました。

アイドル・ミラクルバイブルシリーズ 48
セカンドシングルとなった「ひとさし指のワイパー」は、バブル期特有のキラキラしたサウンド。いい曲だと思いますけどね。胸キュンポップの王道です。
小沢なつき
デビュー当時のキャッチフレーズは、「聖少女小沢なつき」ですが、聖少女と呼ぶにはあまりにも破天荒な人生をおくっているお騒がせアイドルです。
1986年に女優としてデビューし、翌年に「追いかけて夏」で歌手デビューを果たしています。
ルックス的には最高ですね。まさにアイドル。ザ・アイドルといった感じです。

アイドル・ミラクルバイブルシリーズ
歌手デビューから2年後の1989年ドラマ「魔法少女ちゅうかなぱいぱい」で初主演を果たし、歌手としても軌道に乗ってきてまさにこれからと言う時に、ドラマの撮影を投げ出して駆け落ち、結婚してしまいます。まだ、17~18歳でした。
それから4年後の1993年、なんとヘアヌード写真集で芸能界復帰を果たします。この写真集は売れに売れ、立て続けに何冊もヘアヌード写真集を出しています。
1995年には再び芸能界から姿を消し、キャバクラで働いていました。
次の復帰は2004年で、今度はAV女優です!
現在は音沙汰がないようですが、また復帰してくれるのでしょうか?人生いろいろとはいえ、生き急いだアイドルと言えそうですね。
しかし、だからこそアイドルは面白いんです!ファンの中では、いつまでもベストの状態で生き続けるのがアイドルというものですからね。