元大関・若嶋津が自転車で転倒、頭部の手術を受ける。
10月19日、元大関・若嶋津の二所ノ関親方が千葉県船橋市の路上で倒れ、一時意識不明の重体に陥りました。船橋市内の病院で行われた頭部の緊急手術は約5時間に及ぶ大手術。手術後は一時的に意識を回復し、その後は眠っているような状態ということです。
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10月20日放送の日本テレビ系「スッキリ!!」にて、二所ノ関親方の長女でモデルのアイリがコメントを発表。「ご心配をおかけして申し訳ありません。手術は無事に終わり、後は経過を見ていくという状況です。家族で頑張ります」とのことです。

二所ノ関親方は現在、名門・二所ノ関一門の総帥。横綱・稀勢の里の昇進にも貢献しました。2014年より日本相撲協会理事を務め、現在は審判部長も務めています。重責を担う地位でもあり、一刻も早い回復が望まれています。
名大関・若嶋津の現役時代を振り返る。
「南海の黒ヒョウ」の愛称で人気を博した名大関・若嶋津。1975年春場所の初土俵から、1987年名古屋場所での引退まで、常に相撲ファンを沸かせる存在でした。そんな彼の懐かしエピソードを振り返ってみましょう。

「長渕剛」と同級生
1957年1月生まれの若嶋津。出身地は鹿児島県熊毛郡中種子町(種子島)であり、鹿児島市立甲南中学校で長渕剛と同級生でした。

アイドル歌手「高田みづえ」と結婚
1985年、若嶋津と同郷のアイドル歌手「高田みづえ」と結婚。都内で行われた挙式・披露宴にはスポーツ、芸能関係者などおよそ1500人が出席し話題となりました。

「キャプテン翼」の登場人物の名前に!
皆さんご存知の「キャプテン翼」で、「守りの若林」に対し「攻めの若島津」と称された若島津健。実は名前の元ネタが大関・若嶋津だってご存知ですか?相撲というジャンルに留まらない活躍は、当時の人気ぶりを伺わせるエピソードです。

当時の取組を振り返る。
現役時代の成績は515勝330敗、幕内優勝2回。敢闘賞2回、技能賞2回、金星はふたつ。そんな若嶋津の現役時代の取組を振り返ってみましょう。
宿敵「千代の富士」との対決
昭和62年の引退相撲
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