ホラーの巨匠S・キングの映画「ペット・セメタリー」家族への愛が禁断地へと導く‥‥!

ホラーの巨匠S・キングの映画「ペット・セメタリー」家族への愛が禁断地へと導く‥‥!

スティーヴン・キング原作の「ペット・セマタリー」は1989年、キング自ら脚本を担当し映画化されました(映画は「セメタリー」)。死に満ちた曰くの土地へ引っ越したため幸せのはずだった家族の生活が崩壊する‥‥ペット、家族を思う想いが悲劇を生む‥‥! 音楽はラモーンズが担当!(「ペット・セメタリー2」も少しだけ載せています)。


ペット・セマタリー? セメタリー? どっちなの?

最初に「ペット墓地」という意味の「ペット・セメタリー(Cemetery)」がほんとタイトルでないの? 誤字? と思われた方へ‥‥。
映画でも出てくるのですが(最初の方です)、霊園の看板に誰かが書いた「Sematary(セマタリー)」がそのまま、小説の方の原題になっています。ただ映画は「セメタリー」で統一されているので、映画になると「セメタリー」と表記‥‥ややこしいですね‥‥!
(英語の原題では、小説、映画ともに「セマタリー(Sematary)」で統一されています)。

見えますか?
霊園入り口の看板が思い切り「PET SEMATARY」‥‥
誤字が看板になってるのも珍しい‥‥!
なんだか出だしは、ほのぼのなのですが‥‥

スペルミスの看板

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ただAmazonなどで商品検索する場合は、「セメタリー」の方がたくさん出てきます。
(「セマタリー」だと小説本の方が多いようです)。

「ペット・セマタリー」とは‥‥

こちらは原作・小説の「ペット・セマタリー」。
1983年には発表されましたが、どうやら、もっと早い時期に作品はできていたようです。
「あまりの恐ろしさに発表を見合わせている」と噂があったとか!

『キング自身は「妻のタビサがこの本を私に発表させたがらない」と述べている』(Wikipediaより抜粋)

家族への愛のはずが、狂気にも見えてしまう‥‥でも、「わかるような気がする」「自分もそうするかもしれない‥‥」と考えさせられるホラーでもあります。
死に満ちた、曰くつきの陰鬱な土地へ来てしまったのも運命だったのでしょうか?!

小説「ペット・セマタリー」

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映画化(1989年版)

監督/メアリー・ランバート

キャスト/
ブラッド・グリーンクイスト, 
フレッド・グウィン, 
ミコ・ヒューズ, 
デイル・ミッドキフ

映画「ペット・セメタリー」(1989年)

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映画の音楽は

89年版の映画のテーマソングを担当するのはラモーンズ!
原作者のスティーヴン・キング氏の希望だったようですね!

ラモーンズ

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主なストーリーと登場人物

ペットのお墓が並ぶ霊園の奥、藪や木々で蓋をされたように閉ざされている場所は‥‥禁断の地。

ペット霊園の奥の閉ざされた場所に‥‥

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上記の「ペット・セメタリー予告編」動画に記載されていたものを引用させていただきます。

クリード一家、新天地へお引越し

新しい土地、新しい家へ引っ越してきたクリード一家のパパ、ルイス(デイル・ミッドキフ)と娘エリー(ブレーズ・バーダール)は互いに喜びあいます。
向こうのドアにはママ、レイチェル(デニーズ・クロスビー)。
とても幸せそうな一家です。
新居も綺麗な家です‥‥が、気になることも‥‥!

新居へ到着!

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猫のチャーチルも荷台に乗せられ、新天地を眺めてます。
その後、不幸に見舞われるとは予想してなかったかな‥‥

猫のチャーチ

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