『メタルスラッグ』ってどんなゲーム?
記念すべき『メタルスラッグ』第一作のPS版。
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『メタルスラッグ』(METAL SLUG)は、対戦格闘ゲーム『ザ・キング・オブ・ファイターズ』シリーズで有名な株式会社SNKプレイモアが販売する横スクロール型のアクションシューティングゲームのシリーズです。プレイ人数は基本的に1~2人。
タイトルは作中で登場する高性能一人乗り用小型戦車に由来しています。
このシリーズは本当に様々なゲームハードで発売されており、アーケード版が有名です。
1996年のあれやこれや
あの「Yahoo! JAPAN」がサービスを開始したり、ルーズソックスやらアムラーやらナイキのエアマックスやらが大ブームを巻き起こしていた1996年。ポケモンやたまごっちもこの年でしたね。
シリーズ第一作『メタルスラッグ』はそんな1996年にリリースされました。
正直、隠れた名作感はありますが(筆者の偏見)独特な外見を持つ筐体は駄菓子屋に設置されていることもあったり、古くからやっている旅館のゲームコーナーに置いてあったりと、意外と色々なところで目にする機会があるので、記事を読んでいただいている皆さんも一度くらいは見たことがあるかもしれませんね。
実は『メタルスラッグシリーズ』の販売を行っていた株式会社エス・エヌ・ケイ(SNK CORPORATION)は『メタルスラッグ1~3』の販売後、様々な事情により経営破綻してしまいます。その後、知的財産権は2001年に株式会社プレイモアへ移動、プレイモアは2003年に「株式会社SNKプレイモア」へ、2016年に「株式会社SNK」へ改称しましたが、その辺りの話は割愛します。
『メタルスラッグシリーズ』を三部構成でご紹介!
作中ではお世話になりっぱなしの高性能一人乗り用小型戦車『メタルスラッグ』
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先ほども紹介しましたが『メタルスラッグ』は会社の都合により「旧作」「新作」と呼ばれる作品に分かれます。SNKの作っていた「1~3」とSNKプレイモアが作っている「4~6」にはそれぞれ違った「味」があり、また違った面白さがあるのです。
そこで、ここからはざっくりと「旧作」「新作」そして「外伝作」の三つに分けて紹介していきます!
『メタルスラッグ1~3』のシンプルで「奥深い面白さ」
『メタルスラッグ』
初代にしてすでにほぼグラフィック面でもシステム面でも完成系を誇っています。それでも一部演出が新しい方の作品に比べると色々チープなところもありますが、そこがまたレトロゲーマーの心をくすぐります。
『メタルスラッグ2』
一部武器の性能が大きく変化したり、新型の乗り物の登場、キャラクターのデブ化など、前作に対して多くの新要素が加えられました。前作が軍事的要素一色であったのに対して、本作以降からSF要素やパロディなどバラエティ要素が強くなります。難易度は前作より若干アップ?
『メタルスラッグ3』
1、2ときて完結編にあたる今作。旧SNK最後のメタルスラッグです。
最終面は現時点で歴代一番の長さを誇ります。個人的にはシリーズで一番のオススメ!分岐のあるステージ、ユーモアたっぷりの敵デザインやギミック満載で、最終面でのあらゆる状況の変化やストーリー性がしっかり見えるのが良かったです。超難しいですが! 超!難しいですが!
『メタルスラッグ4~6』の変化する「要素」と変わらない「味」
『メタルスラッグ4』
SNK倒産後第一作。スタッフがほぼ全員入れ替わっての製作であるためステージの使い回しがある等、旧作とは(様々な意味で)違ったゲームとなっています。
難易度は変に上がっている…というよりはバランスが悪いといえるのかもしれません。
高難易度に挑みたい方にはイイかも?
『メタルスラッグ5』
今作は、新しい搭乗兵器が多数増えたのが一番の魅力です。曲もラスボス以外は新規で、メタル・ロック色が前面に出されたものとなっています。その他、キャラクターも3以前のメンバーに戻ったりと、なんとなく以前の『メタルスラッグ』らしい作品に落ち着いた感じがします。
ただ、オリジナル機能「スライディング」は正直かなり微妙でした。『メタルスラッグシリーズ』は基本的なシステムがほぼ変わらないので、人によってはマンネリ化を感じていると思います。だからこそ変化が必要なのは分かりますが…。
『メタルスラッグ6』
前作で不評だった「スライディング」は廃止され、変わりに従来作のセオリーを覆す3つのシステムが実装されました。
その中でも最大の特徴は、満を持して実装された「キャラクターの特殊能力」
主人公→ハンドガンの威力2倍といった具合に、各キャラクターに特有の能力が備わりました。
この手のゲームで性能差が生まれると強キャラ、弱キャラがでてくるのは仕方ないですが、愛でキャラクターを選ぶのが漢です!!
全体的なゲームバランスや雰囲気、完成度も3に近いものがあり、会社がプレイモアになってから徐々にこなれていっている感じが伺える、そんな作品でした。
家庭用しか出ていないものから外伝作品も簡単に紹介!
『メタルスラッグX』
『2』と『3』の間に入る『メタルスラッグ2』のリメイクバージョンです。ストーリーやステージ進行は『2』と同じだが、背景、武器アイテムや敵の種類が増加、敵配置変更による難易度調整、システムボイスの変更、BGMの一部再編集などがされており、ゲーム的には完全に別物となっています。
『メタルスラッグ(3D版)』
シリーズの中でも異色中の異色。ジャンルはサードパーソンシューティング(TPS)となっており、なんと2Dではなく3Dで作られています。本作ではキャラクターに音声が付いているほか、メタルスラッグを改造することも可能になり。もはや別のゲームと化しています。
『メタルスラッグ7』
アーケードではなくニンテンドーDSでの登場となりましたが、スピンオフではなくれっきとしたナンバリングタイトルです。キャラクター能力等のシステムは『6』の物が改良された上で引き継がれています。
『メタルスラッグXX』
『7』のマイナーチェンジ版でハードはPSP。ステージ分岐やキャラクターの追加、ボイス面での変更、通信機能による2人同時プレイが可能になりました。
古き良きアーケードゲーム『メタルスラッグ』を遊んでみよう!
ネオジオの限界に迫る神がかり的なドット絵とよく練られた演出、音楽、高いゲーム性が魅力のアクションシューティングゲームである『メタルスラッグシリーズ』ここまで紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。
実際に筐体で遊んでみるとプレイ動画のようにはいかず、「これワンコインでクリアできる人いるのか?」と思いますが、割とたくさんいるんです。
昔懐かしのゲームはどれも難易度が高いもので、最近のゲームほど丁寧な解説がついていたりはしませんが、それはそれで「粋」ってもんです。
レトロゲームって良いですよね。懐かしさを感じるゲームに興じつつ、当時に思いを馳せるのも、たまには良いかもしれません。
古くからやっている旅館などに泊まる時、ゲームコーナーがあれば是非立ち寄ってみてください。『メタルスラッグ』と出会えるかもしれませんよ。
さて、あなたはワンコインでどこまで進めますか?