アポロ11号・アームストロングが持ち帰った『月の砂』の落札価格やいかに!?
1969年7月20日に、アポロ11号が月面着陸を成功させてから48年。
同じ日付の7月20日に、1744年にロンドンで設立された世界で最も歴史のあるオークション会社・サザビーズが“宇宙冒険“をテーマとしたオークションをニューヨークで開催する。
今回、目玉となる作品は人類初の月面歩行を果たした、ニール・アームストロング機長が月面から採取した月の砂を保管した小さな袋(約30cm)。
月面で「静かの海」と呼ばれる領域の岩石や砂(ムーンダスト)を採取する際に使用し、月の物質を初めて地球に輸送した袋で、内部に実際の月の砂が内包されている旨はNASAにより確認されている。

ニール・アームストロング

1969年7月16日、発射台から離れるサターンV 型ロケット。
60年代、宇宙に憧れを抱いた人類の夢が詰まっている一品。
”これは一人の人間にとっては小さな一歩だが、人類にとっては偉大な飛躍である。”というアームストロング機長のあまりにも有名な一言は、今でも色褪せることなく、語り継がれている。
その彼が採取した月の砂の落札予想価格は、なんと2百万米ドル-4百万米ドル(約2億3千万円~4億6千万円)だという。

FLOWN APOLLO 11 CONTINGENCY LUNAR SAMPLE RETURN OUTER DECONTAMINATION BAG, 1969
リンク先から全出品作品情報を見ると、アポロ11号の徽章などが見られ、現在よりも宇宙にロマンを感じ、国家の威信をかけていた頃の雰囲気が伝わってくるようだ。
http://www.sothebys.com/en/auctions/2017/space-exploration-n09759.html

アポロに関する特集記事
輝かしい失敗。宇宙飛行士の生還に誰もが感動!!映画『アポロ13』 - Middle Edge(ミドルエッジ)
アポロキャップって聞いたことありますか?実は今でも目にしてるんです - Middle Edge(ミドルエッジ)