石川さゆり 金鳥『蚊取り線香』CM
1995年から起用されたのは前年の十朱幸代出演バージョンでCMソングを担当した石川さゆり。
「津軽海峡・冬景色」「波止場しぐれ」「天城越え」「夫婦善哉」など多くのヒット曲を世に送り出し、日本を代表する女性演歌歌手の一人となっていた石川さゆりは当時37歳。
時代の変化からか、十朱幸代の『妖艶な妻』路線から、『優しく美しい母』路線に変更。
洋服で登場するバージョンもあったが『着物の似合う美女』という流れはきっちり踏襲されていた。
演歌歌手である石川さゆりのイメージと、日本の夏の風物詩である蚊取り線香のイメージはフィットし、1995~2003年まで長年に渡って起用され続けた。
近年の金鳥『蚊取り線香』CM
石川さゆり以降は『和風美女』路線ではなくなり、ジャズ・ヴァイオリニストの寺井尚子(2004年~2006年)や俳優・藤原竜也(2010~)が出演している。
現在のCMに不満があるわけではないが、80~90年代に放送されていたCMによって、金鳥『蚊取り線香』といえば、「浴衣美女」というイメージが私の脳には擦り込まれている…。
和風美女路線で、ちょっぴりセクシーなやつをぜひ復活させて頂きたい。
CMの最後に出てくる文字仕掛花火はどこ?
金鳥CMで登場する文字仕掛花火
天神祭総合情報サイト|【火と水の都市祭礼】日本三大祭の一つ水都大阪の天神祭