90年代の朝ドラヒロイン一覧!今は何してる?
これだけ視聴率が取れないと言われているドラマ界で、今も20%前後の高視聴率をたたき出しているNHK朝ドラ。今も昔も朝の目覚まし時計代わりに視聴習慣ある人も多いのではないでしょうか?朝ドラと言えば、やはりヒロインの存在。スターへの最短ルートと言われていますが、全員が全員スター女優になっているわけではなさそうで・・・。

1990年10月~ 畠田理恵「京、ふたり」

京都の漬物屋を舞台に、朝ドラらしい女三代記を描いた「京、ふたり」。
山本陽子とWヒロインで、娘時代を演じたのが畠田理恵(当時、20歳)。
畠田理恵は、朝ドラヒロインを射止める前にも、あの谷村新司が「ガラスケースに入れて飾って置きたくなるような子だ」と評していたなど、正統派アイドルとして活躍していました。
朝ドラ終了後も、女優として活躍していましたが、転機となったのが1996年。
(現在)天才棋士・羽生善治の妻として芸能界からは引退

1996年に、100年に1度の天才と言われている棋士の羽生善治と結婚。それを機に女優業からは引退、芸能界からは身を引いています。
メディアに出ることもほとんどなく、羽生氏を家庭から支える存在になっていますね。
1991年4月~ 鈴木京香「君の名は」

現在は、東京制作と大阪制作とか半期ごとに作っているのであり得ない形となっていますが、1年間と言う異例とも言えるロングランでの放送だった朝ドラ「君の名は」。
この大作にヒロインとして抜擢されたのが、「カネボウ 水着キャンペーンガール」なども務め、正統派の美少女のイメージだった鈴木京香(当時23歳)。
まさに朝ドラウケしそうな上品な顔立ちで、多くのファンを魅了しました。その後も、「王様のレストラン」や「ラヂオの時間」など三谷幸喜作品の常連になるなど数々の映画、ドラマに出演しいています。また、
アラフォーとなっている今、鈴木京香はどうなっているのでしょうか。
(現在)幅の広い女優として活躍中

現在放送中の朝ドラ「わろてんか」では、ヒロインをいびる姑役を好演中。なんと「君の名は」以来、28年ぶりの朝ドラ出演です。
従来のイメージ通りの清楚な奥様役からコミカルな役、更には妖艶の大人の役まで幅広い役柄をこなすドラマ界、映画界には無くてはならない存在になっていますね。
1992年4月~ 桜井幸子「おんなは度胸」

朝ドラ47作目は、橋田寿賀子脚本の「おんなは度胸」。長セリフでもお馴染みの橋田作品だけに、ヒロインに抜擢された桜井幸子(当時19歳)は相当大変だったのではないでしょうか?そもそも朝ドラのスケジュールはタイトと言いますしね。
朝ドラ終了後も、高校教師や未成年など高視聴率で社会現象にもなったドラマにも出演。女優としてトップ女優への仲間入りをしています。どちらかと言うと、男性が好きな可愛いタイプで、多くの男性ファンの心を虜にしていました。
転機となったのは、2009年。
結婚後、離婚。その後芸能界引退

2003年に音楽プロデューサーの田中聡と結婚したものの、2006年に離婚。結婚、離婚後も2時間ドラマや映画などに数多く出演していましたが、当然2009年に芸能界引退を発表。
その後は表舞台に出ることなく、静かに暮らしています。
1992年10月~ 石田ひかり「ひらり」

平均視聴率は36.9%、最高視聴率は42.9%を獲得し、主題歌だったドリカムの「晴れたらいいね」は大ヒットした「ひらり」。朝にぴったりな爽やかな作品でしたね。
「ひらり」でヒロインを務めたのが、石田ひかり(当時20歳)。水泳をしていただけあって、良い意味で、肩幅が広くがっちりしているイメージでした。当時は、朝ドラ人気もあり、お姉さんで女優の石田ゆり子より知名度抜群でしたね。
その後、月9ドラマ「あすなろ白書」でも主演を務め、国民的女優に。2001年に結婚。
結婚後はしばらく表舞台から遠ざかっていましたが、最近女優復帰
2001年にNHK職員の訓覇圭氏と結婚。結婚を機に、旦那の転勤先である西宮市に転居し、女優業から一線退く形に。しかし、鎌倉市に戻ってきた後は、徐々に女優業も復帰。ドラマなどで活躍するだけでなく、マクドナルドのCM出演など活躍の幅を広げています。
1993年4月~ 戸田菜穂「ええにょぼ」

医者を目指す若き研修医が主人公だった朝ドラ「ええにょぼ」。朝ドラ得意の女一代記ですね。
「ええにょぼ」でヒロインの座を射止めたのが戸田菜穂(当時18歳)。まさに正統派の美人と言う感じです。ちなみに「ええにょぼ」とは丹後弁で「美人」を意味。まさに適任の人選でした。
(現在)貴重なバイプレイヤーとして活躍中

今でも次期大河ドラマ「西郷どん」にも出演するなど、刑事ドラマなどを中心に多方面で、名バイプレイヤーとして活躍中。
大ヒットドラマとなった「ショムニ」で、ライバルとなる美人秘書役が印象的ですね。
1993年10月~ 細川直美「かりん」

記念すべき朝ドラ50作目は、信州の老舗味噌蔵が舞台だった朝ドラ「かりん」。信州地方は、ロケ地巡りで当時人気の観光スポットとなりました。
「かりん」でヒロインを務めたのが細川直美(当時19歳)。あの第2回全日本国民的美少女コンテストでグランプリを獲得して芸能界入り、その後朝ドラヒロインですから、芸能界の出世街道を歩んでいますね。
結婚、出産後は女優業は控えめ、ママさんタレントに

2001年に俳優の葛山信吾と結婚。その後、2子を授かっています。結婚、出産、子育てとあり、当面の間、拘束時間の長い女優業はお休み状態です。旅行番組やグルメ番組などでママさんタレントとして活躍中です。
子育ても落ち着いてきたころ、また女優・細川直美が観られるかもしれません。
1994年4月~ 純名里沙「ぴあの」

90年代の朝ドラヒロインのイメージは、無名の新人がオーディションで射止める感じですが、「ぴあの」のヒロインとなった純名理沙は、元々宝塚歌劇団の団員。歌唱力を買われ、歌劇団の推薦もあってオーディションに応募、見事ヒロインとなりました。宝塚在団中のNHK朝ドラ出演は異例中の異例で話題になりました。
1996年に宝塚退団後、本格的にドラマ、映画に出演。また、声の特技を活かして声優としても活躍しました。
(現在)女優から歌手へ転身

2011年に起きた東日本大震災をきっかけに、女優業から歌手へと完全に転身。2015年には「Silent Love~あなたを想う12の歌」を発売するなど、歌手として活躍中です。
1994年10月~ 安田成美「春よ、来い」

NHK放送開始70周年記念作品と銘打たれ、橋田寿賀子の自伝的ストーリーだった「春よ来い」。ユーミンが歌う同名曲も印象的ですよね。
「春の来い』でヒロインを務めたのが、若き頃を演じた安田成美。朝ドラ出演前から、「同級生」や「素顔のままで」など話題作に主演しているスター女優でした。当初は1年間務める予定でしたが、「肉体的精神的な疲労による体調不良」と言う理由で、途中降板。様々な憶測が流れ、話題騒然となりました。第2部では中田喜子が務めています。
木梨憲武の結婚後は、マイペースな活動中

ミセス 2016年11月号 【表紙】 安田成美
ミセス 2016年11月号 【表紙】 安田成美 【付録】 おでんレシピ 文化出版局 本/雑誌 - Neowing
1994年には映画で共演したとんねるず木梨憲武と結婚。男の子2子を授かっています。
現在は、子育ての合間に、年1~2本のペースで映画やドラマに出演、まさにマイペースな活動を貫いています。
まとめ
2000年以降も能年玲奈のように不遇な境遇になってしまっている人もいますが、90年代のヒロインも、誰もが順風満帆とはいかないみたいですね。
やはり人それぞれ色んな人生があって、その後を見るのも楽しいものです。