番組開始は1985年、法律番組バラエティーの先駆け「バラエティー生活笑百科」
土曜お昼のお悩み相談。
「四角い仁鶴が丸く収めます」のフレーズでお馴染みの元祖法律相談バラエティーが「生活笑百科」。
1985年以来32年間も続く、NHKの長寿番組でもあります。
当初は関西ローカルとしてスタートした番組で、収録は原則として隔週月曜日に収録・2本撮りで大阪局のスタジオで行われます。観覧客は関西在住の高齢層が多く、出演ゲストも演歌歌手や落語家といった人物が多いのが特徴です。
出演者はそれぞれ「相談室長」「室長補佐」「相談員」を務めます。
さらに「弁護士」「相談者(ゲスト漫才師)」とで番組が構成されています。
相談室長は初代が西川きよし(1986年3月29日まで)、2代目が笑福亭仁鶴(1986年4月5日~)。
ほとんどの人には「四角い仁鶴が丸く収めます」の仁鶴さんのイメージが定着しているかと思われます。
長らく相談室長を務める笑福亭仁鶴

3代目笑福亭仁鶴
長らく務めた相談員から室長補佐として復帰した桂南光

3代目桂南光
番組はコント仕立ての法律相談!
歴代の相談員には錚々たるメンバーが並びます
-上沼恵美子…「人生バラ色おしゃべり七色」(番組開始当時は「浪速のヤング主婦代表」)
番組開始以来28年半相談員を担当。
-桂ざこば(旧・桂朝丸)…「自称・浪花のお父さん」
-月亭八方
-キダ・タロー…「浪花のモーツァルト」
-赤井英和…「頼れる浪花の熱血漢」
-大東めぐみ
-遥洋子…「野球は阪神、私は独身」
-堀ちえみ
-今いくよ…「友情も厚いが化粧も厚い」
-タージン
-河島あみる
-安田美沙子
相談者役の漫才師
相談者役の漫才師はよしもとクリエイティブ・エージェンシー大阪または松竹芸能に所属で中堅~ベテランの漫才師が出演、不定期で若手漫才師が出演する場合もあります。
【中堅】(メインは1回目の相談)
よしもとクリエイティブ・エージェンシー所属
・テンダラー、麒麟、、青空、シンクタンク、矢野・兵動、ランディーズ
松竹芸能所属
・アメリカザリガニ、オジンオズボーン、シンデレラエキスプレス、チキチキジョニー、海原はるか・かなた
【ベテラン】(メインは2回目の相談)
よしもとクリエイティブ・エージェンシー所属
・オール阪神・巨人、ザ・ぼんち、中田カウス・ボタン、ハイヒール、宮川大助・花子
松竹芸能所属
・酒井くにお・とおる、横山たかし・ひろし
ケーエープロダクション所属
・横山ホットブラザーズ
出演する弁護士(過去も含む)
毎週交代で1人が出演、大阪弁護士会に登録する弁護士先生。
-小島幸保(2006年4月29日-、番組初の女性顧問。個人開業)
-林一弘(近畿合同法律事務所所属)
-澤登
-伊藤芳晃(近畿合同法律事務所所属)
-野間督司(近畿合同法律事務所所属、1985年4月6日から2010年10月2日まで)
-三瀬顕(三瀬顕法律事務所所属(個人開業)、1985年4月13日から2010年10月9日まで)
-近藤正昭(近畿合同法律事務所所属、元判事補、1985年4月6日から2010年11月6日まで)
「行列のできる法律相談所」との違い
2017年5月に笑福亭仁鶴が体調不良、32年目で初欠席も
笑福亭仁鶴さんはすでに80歳とご高齢でもあり体調不良が心配されましたが、無事に仕事復帰されていたことも明らかとなりました。
番組テーマ曲
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