ロス五輪代表・瀬古利彦氏、大ケガの真相を初告白!
男子マラソンの元五輪代表で、日本陸連の長距離・マラソン強化戦略プロジェクトのリーダーを務める瀬古利彦氏が、今週放送された「しくじり先生 俺みたいになるな!!3時間SP」に出演し、1984年のロサンゼルス五輪でのしくじりを初告白した。

瀬古利彦氏は「実力は世界一だけど五輪で勝てない先生」として出演!!
五輪当時の瀬古氏は、宗茂・宗猛兄弟らと日本長距離界をリードしていた存在だった。
特に大レースでの勝負強さも魅力だった瀬古氏には、五輪での金メダル獲得が期待されていた。
しかし大会前の81年、調整のため行ったノルウェーでの練習中に足をひねり全治1年10カ月の大ケガを負ってしまう。以降、足をかばいながらの練習がたたり、反対の足にも負担を掛けてしまう等、負のスパイラルに陥ってしまい、結局ロサンゼルス五輪での金メダルの夢は散ってしまう。
そうした”悲劇のヒーロー”だったが、大ケガの真相を聞いてズッコケてしまう。
瀬古氏曰くなんと「(公園で)日光浴をしていた全裸の女性に見とれてしまった」のが原因だったという。日本中の期待を集めた男の大ケガの裏には、”女性問題”が絡んでいたようだ。

1984年頃の瀬古利彦氏
さらに「フィーバーで"金メダルを獲れなかったどうしよう"という不安に陥ってしまった」とも語っており、不安からオーバーワークとなってしまい、本番直前に大量の血尿が出たという。
「ああ、これで終わったなと思いました」と瀬古氏は語り、最後は「プレッシャーをはねのけることは半端じゃない。大事な本番に近づけば近づくほど冷静になることが大事」と長距離・マラソン強化戦略プロジェクトのリーダーらしく力説していた。
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