「銀座線01系」が3月10日に営業終了へ
東京地下鉄(東京メトロ)は、「銀座線01系」の営業運転を3月10日で終了すると発表した。

「銀座線01系」車両
1983年にデビューした01系電車は、6両1編成で、計228両38編成が製造された。
2012年から新型の1000系電車導入にともない数を減らし、今年3月にすべての編成が引退を迎える。
なお、中野車両基地(東京都中野区)には「01-101編成」3両が動態保存されており、地下鉄博物館(同・江戸川区)には、01系の運転台カットモデルが設置されている。また、熊本電鉄には「01-136号車」「01-636号車」「01-135号車」「01-635号車」の4両が譲渡されている。
最終の営業車両は1991年に製造された「01-130編成」。この編成は2月24日(金)まで、熊本県の復興を支援する「くまモンラッピング電車」として運行される予定。

動態保存してある01系車両

カットモデル
【東京メトロからのお願い】
・軌道内や立ち入り禁止区域への立ち入りはおやめください。
・ホーム柵やホーム上の白線から外側へ乗り出しての撮影はホームからの転落や列車と接触する恐れがありますのでおやめください。
・フラッシュや照明の使用は、安全運行の妨げとなりますのでおやめください。
・脚立や三脚、一脚、自撮り棒等を使用しての撮影は、他のお客様のご迷惑となりますのでご遠慮ください。
・駅構内は狭くなっております。階段前やエスカレーター前、改札口付近などは流動スペースの確保にご協力ください。
・他のお客様を撮影するなど、お客様同士でトラブルとならないようご配慮ください。
銀座線01系
1983年に試作車1編成が落成。翌1984年から量産が開始された。
1980年代当時、銀座線において運用されている車両には戦前から使用している車両があり、その後に投入した車両も同様なデザインから「銀座線は古い」というイメージが一般乗客に多くあった。
このため、従来の銀座線車両のイメージを大きく変えるデザインを採用し、同線のイメージアップを図ることを目指した。本系列のデザインコンセプトは「機能性」「明るさ」「シックさ」としている 。
アルミ合金製で、車体長16m級、車体幅は2,550mmの3扉車である。1997年(平成9年)までに6両編成38本(228両)が製造された。

渋谷駅から出る01系120編成と渋谷駅に進入する01系134編成
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