はじめに
アステロイドベルト
一方で地球連合軍ではジオン軍残党掃討を名目にし、0083のデラーズ・フリートの事件よりティターンズが編成され実質上連邦軍においての中心的勢力となり、その発言力は連邦軍正規軍をしのぐこととなりました。そこでそれに反抗する勢力エゥーゴが地球連邦軍の准将、ブレックス・フォーラらによって地球連邦軍を母体に結成されました(シャア・アズナブルが担ぎあげた)。また、それまで個々に活動していた反連邦政府組織が30バンチ事件を皮切りにティターンズに対抗するために反連邦ネットワーク、カラバとして組織化されました。エゥーゴが地球で活動する際の協力や、ティターンズ基地攻撃など重要な役割を果たし、ティターンズの存在が無くなった後もエゥーゴと協力し再び地球圏に舞い戻ってきたアクシズ(ネオ・シオン)に反撃するなどの活動をみせています。とにかくグリプス戦役というのは色々な勢力が絡み合って複雑な状況下での戦役となっています。物語序盤ではよく理解出来ないほど難解なストーリーでした。
エゥーゴ
Gディフェンサー
FXA-05D (モビルスーツ支援用宇宙・大気圏内用特殊戦闘機)
Gディフェンサー
Gディフェンサーにカツ、ガンダムMk-IIにエマが搭乗。アニメでは最終場面に近い所でMK-Ⅱとドッキング後、コクピット・ブロックで離脱したカツがヤザン率いるハンブラビ隊相手にいいところを見せていましたが操縦ミスから隕石に衝突したところをハンブラビのビームキャノンで撃たれ、カツは戦死。Gディフェンサーも破壊その後は登場していません。なお、同様の位置づけの機体としてメガライダーがありましたね。
ウェイブライダー
MSZ-006
Ζガンダム - Wikipedia
物語での登場は意外と遅く、中盤に差し掛かろうとするあたりで初登場でした。カミーユがMk-IIでティターンズの新型機、ガスプレイと交戦。さしものカミーユでも新型機相手にMK-Ⅱでは苦しい想いをしていて危うくコクピットを潰されそうになった時、アポリーがウェイブライダー形態で現れガスプレイを撃退、その直後カミーユの目の前でZガンダムMS形態に変形しました。以降はカミーユがメインパイロットとなり、エゥーゴの主力としてグリプス戦役を戦い抜きましたね。キリマンジャロ襲撃戦ではWR形態で百式を乗せて大気圏に突入。終盤では、カミーユの宇宙世紀史上最高と言われるニュータイプ能力に機体のバイオセンサーが共鳴、後のアクシズ・ショックを思わせる、オーラをまといビームサーベルを長大に伸展させヤザン・ゲーブルのハンブラビを斬り裂いたり、何らかの干渉でジ・Oを制御不能にする現象をもたらしウェイブライダー形態で体当たりでこれを撃破、シロッコを葬りました。しかし限界を超えたニュータイプ能力を発揮したため精神に異常をきたしてしてしまうこととなります。そこをメタスに乗ったファ・ユイリィが発見して、共にアーガマに帰還しました。その後はカミーユは廃人同然となり残りの長い人生を過ごすこととなりました。
アーガマ
アーガマ級機動巡洋艦(宇宙・大気圏内用巡洋艦)
この艦は最初艦長がヘンケン・ベッケナー中佐だったが、後にブライト・ノア中佐に任される事になりましたね。クワトロ・バジーナ、カミーユ・ビダンなどエースパイロットとΖガンダム、百式、メタスなどの最新鋭機を有し、エゥーゴの中でも最強の象徴的存在でした。数々の激しい戦闘や交渉などにも参加、グリプス戦役を最後まで生き抜いて行きました。続編の「機動戦士ガンダムZZ」まで登場しています。
アイリッシュ、ラーディッシュ
アイリッシュ級戦艦(宇宙戦艦)