アクションの枠にとらわれない粋なアクションゲーム『ストライダー飛竜』

アクションの枠にとらわれない粋なアクションゲーム『ストライダー飛竜』

プレイヤーが操作する「飛竜」の"ダイナミックかつアクロバティック"な動きと、場面ごとに変化するステージ構成とBGMが、スタイリッシュさを演出したアーケードゲーム『ストライダー飛竜』。その移植作品がメガドライブで登場し話題を呼んだ! 当時では大容量の「8メガビットロムカセット」を大胆に使用した、セガの心意気もあって、移植完成度は高く好評を得たタイトルとしても有名。そんな、ストライダー飛竜を名場面(シーン)で振り返ります。(※オリジナルのアーケード版「ストライダー飛竜」は、カプコンが開発・発売元)


メガドライブ版では、ステージ間のデモに音声がありません。あの独特の台詞回し(※デモ登場キャラクターが各々の国籍の言語で喋る)が聞けないのは残念ですが、その他の雰囲気はバッチリです。そもそも、アーケード版が稼働していたゲームセンターでは、周りの環境がうるさすぎて"音声なんか聞こえなかった"とも思いますし? メガドライブに搭載されている音源のことを考えれば、がんばって音声を喋らせない方が良かったと思います。『フェリオス』の例もありますし・・・。

【ステージデモ】

『フェリオス』の"アルテミス"から振り返る「ナムコギャル」の歴史 - Middle Edge(ミドルエッジ)

ステージ2「シベリア」

カザフ連邦国を後にし、雪原のシベリアに向かった飛竜。

写真のパワーアップアイテムは「サイファ・パワーアップ」 サイファがパワーアップする(攻撃距離が伸びる。※一定の攻撃回数を繰り出すと効果が切れる)

【サイファ・パワーアップ】

ステージ2の序盤に現れる、中ボス的な存在の「メカポン」 前後に移動しながら、左手でパンチを繰り出す攻撃を仕掛けてくるが、メカポン自体に脅威を感じることはない。破壊すると地面が炎に包まれることと、上方向に向かって爆風が飛んでくることの方が脅威!?

vs【メカポン(ロボット)①】

飛竜の操作で特徴的なのが「カマ」を使った移動方法です。垂直な壁に飛竜が触れることで、自動的にカマが引っ掛かり、と同時に"小気味いい音"が聞こえてきます。「カシャッ🎵」「カシャッ🎵」っと! そして飛竜が壁にへばりつくのです。ぶら下がり(へばりつき)からの攻撃だってお手の物! 壁から壁に飛び移っては「カシャッ🎵」 頭上に見える足場にジャンプしては「カシャッ🎵」 効果音(SE)も何気にいい仕事をしています。

【ボルダリング】

飛竜の戦いをサポートするアイテムに「飛」「竜」「飛竜」があります。

「飛」ライフメモリが1メモリ回復する。
「竜」ライフメモリの枠が1メモリ増える。
「飛竜」ライフメモリが全回復する。

【ライフメモリ系アイテム】

台詞「承知した―。」でお馴染みの「ソロ」 フリーの殺し屋でバウンティーハンターという肩書を持つ。右手にハンドガン、左手にはホーミングミサイルを装備し、飛竜を襲ってくるキャラクターなんですが・・・『ストライダー飛竜』というゲームが、悪く言えば大味なアクションゲームなので…場合によっては、その姿に気付かず通り過ぎていくプレイヤーもいらっしゃると思います。飛竜のお供をするオプションロボットが優秀なのと、サイファが強力すぎるので、知らず知らずのうちに、画面外で破壊していた!なんていうのが当たり前のゲームバランスになっております。逆に言えば、プレイする時々により、難易度が大きく変化する可能性もあるわけです(※敵キャラクターが生存していた場合)

このゲームの魅力について"シーンに応じてBGMが変化する"のがポイントになっています。飛竜が進んで行く場面場面で、コロコロとBGMが変わっていき、気分はまるでハリウッド映画の主人公のようです。ステージ2の崖を滑走するシーンは圧巻の出来です。本当にGREATです!! スピード感もハンパないです。
たかだか、崖から崖へジャンプが成功するだけでニヤニヤできるゲームなんて、他にあるでしょうか!?

vs【ソロ(人間)】

舞台は変わり、発電所(変電所)のような場所に…暗転する画面の中で、シルエット表示される敵が不気味に近づいてきます。巨大な碍子(がいし)と、稲光にも見える電流の筋が"危険なゾーン"だと、プレイヤーの感情に直接訴えてきます。

【暗転】

発電所から、空を飛ぶ船(小型戦艦?)に乗り込んだ飛竜…甲板に待ち受けるのは「中国3人娘」 サイファと同じプラズマ(※プラズマ旋風)を起こす蹴りを放ってくる。
中国3人娘は「ストリートファイターⅡ」に登場する「春麗(チュンリー)」のキャラクターモデルになったとも言われています。・・・「しょうりゅうけーん!」

vs【中国3人娘(人間)】

メガドライブ版『ストリートファイターⅡダッシュプラス』 ・・・「昇竜拳!」

【ストリートファイターⅡダッシュプラス】

ステージ3の冒頭「ステージデモ」での有名な台詞

飛竜「きさまらの親玉のところへ つれていってもらおうか。」

中国3人娘「馬鹿な奴めっ! 空中戦艦バルログあるかぎり 世界は我々のものだ。」

飛竜「きさまらに そんな玩具は必要ない。」

言わずと知れた、飛竜の名台詞・・・音声の無いメガドライブ版では、残念ながら聞けませんが…アーケード版では"飛竜の棒読み"具合がいい感じで炸裂していました。

名台詞【きさまらに そんな玩具は必要ない】

ステージ3「空中戦艦バルログ」

バルログと呼ばれる空中戦艦に侵入したした飛竜。 ステージ途中で、天と地が反転するギミックが面白い! ゲームでよくある、キャラクターの操作があべこべ(※右に移動したいのに左に移動してしまう)ではなく、十字キーの入力はそのままに、飛竜を思った通りに動かせるのが"ストレスフリー"な『ストライダー飛竜』

写真の兵士は「バルログ海兵隊員(人間)」です。

【ナ・ニ・ガ・オ・コ・ッタ?】

天と地が反転したまま、開けた場所に入ってみると・・・ボスの「反重力装置」が現れます。 システム内部で回り続けている反重力装置に近づくと、重力によって飛竜の身体が空中に持っていかれます。

そのままグルグル回されると…飛竜が壁に叩きつけられてしまいます。

vs【反重力装置(コンピュータ)①】

「空中戦艦バルログ」の重力をコントロールしている「反重力装置」を破壊すると火の手が襲ってきます。脱出しようとする兵士・・・しかし、大勢を乗せて運ぶのは無理なのでしょう…自分だけが助かろうと「キャプテン・ひげ丸Jr」が、兵士を攻撃して逃げようとしています! その姿に「芥川 龍之介」の『蜘蛛の糸』を思い出します。果たして、飛竜は無事に空中戦艦バルログから脱出できるのか?

【俺の足につかまれ!…とは言えない状況です】

かつての連合軍指令長官「キャプテン・ひげ丸Jr」 グランド・マスターとの戦闘に敗れ、片目、片足、片腕を失い、手下となったキャラクター。 カプコンのゲームで「ひげ丸」といえば…ファミコンの『魔界島』を思い出してしまいます。

vs【キャプテン・ひげ丸Jr(人間)】

1987年4月14日に「カプコン」が発売したファミリーコンピュータ用のアクションゲーム。アーケードゲーム『HIGEMARU(※開発元 カプコン)』をベースに作られた、隠れた名作でしたね。『魔界村』の主人公「アーサー」や「ゾンビ」「一角獣」が登場したときは嬉しかったのを覚えています・・・そして、あの「〇ッ〇アリー〇ー」が出てきたときには、テンションが上がったもんです。

ファミコンソフト【魔界島 七つの島大冒険】

関連する投稿


伝説の育成シミュレーション『サカつく』が30周年!記念サイト公開やサントラ配信、豪華企画が続々始動

伝説の育成シミュレーション『サカつく』が30周年!記念サイト公開やサントラ配信、豪華企画が続々始動

セガの人気サッカークラブ経営シミュレーション『プロサッカークラブをつくろう!(サカつく)』シリーズが30周年を迎えました。これを記念し、特設サイトの更新や歴代楽曲のデジタル配信、開発陣によるスペシャル番組、SNSキャンペーンなど、ファン垂涎の豪華プロジェクトが多数発表されています。


国民的ゲーム『ぷよぷよ』が介護福祉向けに進化!『ぷよぷよトレーナー』開発開始と説明会開催決定

国民的ゲーム『ぷよぷよ』が介護福祉向けに進化!『ぷよぷよトレーナー』開発開始と説明会開催決定

松竹ブロードキャスティングやセガなどによる製作委員会が、国民的アクションパズルゲームを介護福祉向けに最適化した『ぷよぷよトレーナー』の開発を開始しました。専門家の監修により高齢者が無理なく楽しめる工夫が施されています。現場の負担軽減にも繋がる新しいツールとして5月より施設向け説明会が開催されます。


祝!放送55周年『サザエさん』が初のアーケードゲーム化!KONAMIから「まちがいさがし」が2026年春登場

祝!放送55周年『サザエさん』が初のアーケードゲーム化!KONAMIから「まちがいさがし」が2026年春登場

放送開始から55周年を迎えた国民的アニメ『サザエさん』が、コナミアーケードゲームスより初のアーケードゲーム化!タッチパネルで楽しむ「まちがいさがし」が2026年春に稼働予定です。アニメ本編の画像を使った問題や、2人対戦モードなど充実の内容で、小さなお子様からシニア層まで幅広い世代が楽しめる期待の新作です。


『オホーツクに消ゆ』と北海道紋別市がコラボ!ゲームに登場するシーンを使用したアクリルジオラマが「ふるさと納税返礼品」に!

『オホーツクに消ゆ』と北海道紋別市がコラボ!ゲームに登場するシーンを使用したアクリルジオラマが「ふるさと納税返礼品」に!

ジー・モードより、推理アドベンチャーゲーム『北海道連鎖殺人 オホーツクに消ゆ ~追憶の流氷・涙のニポポ人形~』の世界観を再現したオリジナルグッズが、北海道紋別市のふるさと納税返礼品として提供されます。


創刊20周年特集は過去20年間の国内ソフト売上ランキング!ゲーム業界のデータ年鑑「ファミ通ゲーム白書 2025」が発売!

創刊20周年特集は過去20年間の国内ソフト売上ランキング!ゲーム業界のデータ年鑑「ファミ通ゲーム白書 2025」が発売!

角川アスキー総合研究所より、国内外ゲーム業界のデータ年鑑『ファミ通ゲーム白書2025』が発売されます。発売予定日は8月7日。


最新の投稿


『ドラゴンボール』亀仙人の「カメハウス」が超精巧フィギュア化!内装まで再現した豪華セットが登場

『ドラゴンボール』亀仙人の「カメハウス」が超精巧フィギュア化!内装まで再現した豪華セットが登場

バンダイスピリッツより、ドラゴンボールの聖地「カメハウス」を立体化した『ワールドコレクタブルフィギュア PREMIUM-カメハウスセット-』が登場。全高約22cmのハウス本体は室内まで作り込まれ、悟空や亀仙人など7体のフィギュアが付属。日常シーンから名場面まで自由に再現可能なファン垂涎のアイテムです。


伝説の歌姫が横浜に降臨!『中森明菜 ザ・ステージ・プラネタリウム』LEDドームで特別追加上映が決定

伝説の歌姫が横浜に降臨!『中森明菜 ザ・ステージ・プラネタリウム』LEDドームで特別追加上映が決定

コニカミノルタプラネタリアYOKOHAMAにて、伝説の歌姫・中森明菜の魅力を堪能できる『中森明菜 ザ・ステージ・プラネタリウム-LED ver.-』が4月5日まで特別追加上映。圧倒的な高輝度・広色域のLEDドームで蘇る歌唱姿、限定特典の「難破船」ステッカーやコラボドリンクなどファン必見の内容です。


90年代英国の熱狂が新宿に!109シネマズプレミアム新宿で「UKシネマWEEKS」が3月6日より開催

90年代英国の熱狂が新宿に!109シネマズプレミアム新宿で「UKシネマWEEKS」が3月6日より開催

109シネマズプレミアム新宿にて、国立新美術館の「テート美術館展」と連動した特別企画『UKシネマWEEKS with DOMMUNE』が開催。90年代英国カルチャーを象徴する『トレインスポッティング』など厳選5作品を上映。坂本龍一氏監修の音響システムが、当時の熱狂を極上の鑑賞環境で蘇らせます。


あの興奮がカードホルダーに!『ストII』仕様の「スーパーファミリーカセットケース」が新登場

あの興奮がカードホルダーに!『ストII』仕様の「スーパーファミリーカセットケース」が新登場

有限会社スパイダーウェブスは、ゲームソフト型カードホルダーの進化版「スーパーファミリーカセットケース」を発売します。第1弾は『ストリートファイター II』。サイズアップに加え、アクリルスタンドやゲーム画面風台紙も付属する豪華仕様。端子部分を押して開閉する遊び心満載のアイテムを詳しく紹介します。


なとり「ペンシルカルパス」に新味登場!「シャキッと!コーン」コラボ&限定バーベキュー風味を実食

なとり「ペンシルカルパス」に新味登場!「シャキッと!コーン」コラボ&限定バーベキュー風味を実食

株式会社なとりは、人気商品「ペンシルカルパス」の新ラインナップとして、はごろもフーズとコラボした「シャキッと!コーン入り」と期間限定の「バーベキュー風味」を2026年3月9日より発売します。親子で楽しめる味わいと、試しやすい10本入りの新規格が特徴。おやつやおつまみの新定番として注目を集めそうです。