あのヒトの軌跡を追ってみる【ジョニー・デップ】

変わった役を演じることが多い印象のジョニー・デップですが、誰が観ても文句ナシ!のイケメン。
ファンに対する物腰ねも丁寧な紳士とも評判。
まさに非の打ち所なしと言ったところでしょうか？かっこいいですよね。

1963年生まれの53歳!?
なんてかっこいい53歳なのでしょう。
シンジラレナイ…

ちょい役ではありますがインパクトがすごいんです。
ホラー映画の中に一筋のイケメン…可愛いジョニー・デップがそこにいます。

眠るとやってくるフレディ。
映画を観た後、眠るのが怖くなります。
フレディの特徴、しましまシャツも流行りましたよね。

ジョニー・デップ自身は若いころかなりヤンチャしていたようですが、映画の中のティーンは可愛らしさが全開!です。
見終えた後クレジットでグレン役は誰？と必死に探したのが昨日のことのように思い出されます。

第59回アカデミー賞作品賞、第44回ゴールデン・グローブ賞ドラマ部門作品賞受賞作品です。

戦争時の人間の狂気を描いているベトナム戦争映画です。
戦闘シーンよりも人の怖さが辛くなりました。

オリバー・ストーン監督は、主役のクリス・テイラー役をオファーしたそうですが、若すぎることと、知名度のなさから断ったとか。
もしもジョニー・デップが演じていたら、また違った作品となっていたかもしれません。

ジョニー・デップはこの作品で、ゴールデン・グローブ賞 主演男優賞(ミュージカル・コメディ部門)にノミネートされています。

この作品の共演がきっかけで婚約をしたジョニー・デップとウィノナ・ライダーですが、なんとも美しいツーショットでうっとりします。
その後解消されてしまったのは勝手ながら残念に思ったものでした。

ジョニー・デップと言えば!といってもいい作品なのではないでしょうか。
どうやって演じれば？というような難しい役を自然に演じているように感じます。
実在するのでは？と思わせてしまうジョニー・デップはすごい!!

兄がジョニー・デップ、弟がレオナルド・ディカプリオという素敵な兄弟。
レオナルド・ディカプリオは知的障害を持つ弟を演じアカデミー賞助演男優賞にノミネートされました。

生まれた田舎町を一度も出たことのない青年ギルバート・グレイプ。
レオナルド・ディカプリオの演技が注目されがちですが、ジョニー・デップの演技もやはり素晴らしいです。

頑張りが報われない感じが切なくてたまらないのですが、最後に母親からもらった言葉は宝物です。よかったね、と声を掛けたくなってしまいます。

かつての人気俳優ベラ・ルゴシを演じたマーティン・ランドーがアカデミー助演男優賞を受賞した作品。

実在した映画監督エド・ウッドをジョニー・デップが演じました。
監督のティム・バートンが尊敬する監督とのことで、エド・ウッドへの愛も感じる映画になっています。

ギルバート・グレイプでもエド・ウッドでも助演男優賞の受賞がありますが、ジョニー・デップは周りを引き立てるのも上手なのかもしれません。
本人もゴールデン・グローブ賞主演男優賞(ミュージカル・コメディ部門)にノミネートされました。

頭のいいエリートな感じのジョニー・デップがハマリ過ぎてて怖いほどかっこいいです。

見どころは主人公と同じ時間軸で観ることができる、というところです。
巻き込まれているジョニー・デップをハラハラしながら追いかけることができます。

しかもタイムリミットは90分。
ジョニー・デップが奮闘する姿をリアルに追いかけるドキドキがたまりません。

数あるジョニー・デップ出演作品の中でも個人的におすすめの一本です。

まるで父と子のような絆ができてくる2人。
アル・パチーノの演技もジョニー・デップの演技も必見です。
2人が並んでいるだけでなんだか胸熱になります。

撮影前に身体づくりをしたというジョニー・デップの筋肉美も見どころのひとつです。
間違いありません。

ジョニー・デップが監督、脚本、主演をした作品。
初の監督作品でしたがアメリカでは公開されませんでした。

グレゴリー・マクドナルドの小説を映画化。
アメリカでのネイティブアメリカンの現実や精神的な部分を描いている意欲的な作品です。

カンヌでは高評価を得たにもかかわらずアメリカではさんざんの批評だったこの作品。
そのためジョニー・デップはアメリカでの公開を拒否したそうです。

2003年に『パイレーツ・オブ・カリビアン』でジャック・スパロウを演じてからは、すっかりジャックがジョニー・デップの代名詞のようになっていますが、こうして軌跡を追っていくとその時々の色んなジョニー・デップを観ることができます。
ありえないキャラものからデキる男や生活に困窮するインディアンと多様です。

今も第一線で活躍し続けるジョニー・デップのこれからもますます楽しみです。