ドラゴンボール

ドラゴンボールは「どんな願いでもひとつだけ叶えてくれる」7つの球を巡って冒険・戦闘を繰り広げていくストーリーです。
ピッコロ大魔王編までは物語は冒険がメインでしたが、サイヤ人編以降はバトルがメインとなって物語が進んでいきます。
今回紹介するリクームはフリーザ編で登場した「ギニュー特戦隊」に属する、隊長「ギニュー」についてのお話です。
ギニュー特戦隊

ギニュー特戦隊はフリーザの配下に当たる5人の先鋭部隊です。北の界王も恐れている存在で、ベジータの戦闘力も上回っています。
サイヤ人の名前は野菜に由来しているのに対し、ギニュー特戦隊隊員の名前は乳製品に由来しています。
ギニュー

ギニューはギニュー特戦隊の中で一番高い戦闘力を誇る隊員です。戦闘力は120,000で、名前の由来は「牛乳」からきています。
リクーム

リクームは少年時代にダンスを習っていたとされており、その経験がバトルポーズや身のこなしに反映されているようです。戦闘力は不明で、名前の由来は「クリーム」からきています。
ジース

ジースの戦闘力はリクームやバータと同程度とされており、名前の由来は「チーズ」です。ジュースとよく間違われています。
バータ

バータはギニュー特戦隊一のスピードを誇る隊員ですが、悟空の前には全く敵いませんでした。名前の由来は「バター」からきています。
グルド

グルドは単純な戦闘力は低いのですが、タイムストップや金縛りなどの特殊能力を買われてギニュー特戦隊の隊員入りを果たしています。
名前の由来は「ヨーグルト」からきています。
ギニューがカエルになるまで

まず、ギニューがカエルになるまでのおさらいをしていきます。
悟空とチェンジする

悟空が界王拳を発動し、自分の戦闘力よりはるかに高いことを知ったギニューは悟空と体を入れ替える(チェンジする)こと企みます。
まず自らの体に重傷を負わせ、悟空とボディチェンジをします。
慣れない悟空の体は使いこなせない

悟空とのチェンジには成功しましたが、慣れない体のためにうまく体を使いこなすことができず、戦闘力は23000とチェンジ前を下回る結果となってしまいました。悟飯やクリリンとの戦いにも手こずるほどです。
ベジータにボコボコにされる

ジースとの戦闘を終えてやってきたベジータに更に痛めつけられ、次はベジータとボディチェンジをしようと企みますが、「チャンスだ!」と悟った悟空がその間に割って入り、ギニューと悟空は元の体に戻ります。
カエルとチェンジしてしまう


再びベジータとチェンジしようとしたところ、悟空がとっさにカエルを放り投げ、ギニューはカエルとチェンジしてしまいました。
カエルになったあとベジータに踏みつぶされそうになりましたが悟空に制止され、カエルとして今後人生を過ごしていくことについてベジータから同情されました。
実はこの続きがある!

漫画ではカエルになったあとの話は描かれていませんが、実はこの話には続きがあるんです。アニメ編ではなんとブルマと入れ替わり、ピッコロをチェンジしようと企むのです!
ブルマとボディチェンジするが…!?

一人寂しくカプセルの中で待っていたブルマの元に、カエルになったギニューが現れます。ブルマは寂しかったのでカエル(ギニュー)に翻訳機(喋れるようになる機械)をつけてあげたのですが…。
すかさずギニューは「チェーーーーンジ!」と叫び、ブルマとチェンジすることに成功します。
ブルマとチェンジしたギニューは生き返ったピッコロの元へ向かい、ピッコロとのチェンジを企むのですが、その元へブルマが飛び込み、ギニューは再びカエルに戻ったのでした…。
ドラゴンボール超でついに息絶える


原作ではナメック星から地球に帰還する際一緒に転送され、そのまま地球に住み着いたところまでしか描かれていません。
アニメ版ドラゴンボールZでカエルになったのは1991年1月16日なのですが、2015年から放送開始されている「ドラゴンボール超」にて約25年ぶりに復活を果たします。
2015年12月6日放送「チェーンジ!まさかの復活!その名はギニュー!!」内でタゴマとボディチェンジをしました。
ですが最終的にはベジータにより消滅させられ、息絶えます。その際にベジータからは「カエルのままだったら死ぬことはなかったと思うぜ」と吐き捨てられます…。