キネマ旬報に関する記事


鈴木清順監督が持てる才能の全てを注込んで挑んだ怪奇幻想譚「陽炎座」。

鈴木清順監督が持てる才能の全てを注込んで挑んだ怪奇幻想譚「陽炎座」。

「三度びお会いして、四度目の逢瀬は恋になります。死なねばなりません。」このセリフが全てか?!独特な映像美と難解な物語。まるで悪夢を見ていつような異様な緊張感を持った鈴木清順監督の代表作のひとつ「陽炎座」です。傑作中の傑作。現在では作ることが不可能と思える映画らしい映画です。


90年代の名脇役・黒田勇樹 陰湿な役どころが重厚なドラマにハマってました!

90年代の名脇役・黒田勇樹 陰湿な役どころが重厚なドラマにハマってました!

黒田勇樹は、山田洋次「学校III」や野島伸司脚本「人間・失格〜たとえばぼくが死んだら」等に出演。闇を抱えた特異なキャラクターがハマり役でしたね。また、名子役と名を馳せていた幼少期についても触れます。


実話を基にした小説を、今村昌平が映画化した残虐な逃亡劇「復讐するは我にあり」

実話を基にした小説を、今村昌平が映画化した残虐な逃亡劇「復讐するは我にあり」

1963年に日本中を震え上がらせた連続強盗殺人事件がありました。その事件が小説となり、その小説がまた映画となりました。本稿で特集する映画版は数々の映画賞に輝いた名作であり、今村昌平約10年振りの映画復帰作でもありました。


こんな一族は嫌だけど、面白過ぎる「犬神家の一族」を今一度振り返る

こんな一族は嫌だけど、面白過ぎる「犬神家の一族」を今一度振り返る

映画に登場するキャラが、ほとんど漫画に近いです!ご存知、佐清(すけきよ)や金田一など協力な面子が揃った映画でした。