「ガンダム三大悪女」と呼ばれるガンダムシリーズの女性キャラクター

「ガンダム三大悪女」と呼ばれるガンダムシリーズの女性キャラクター

ガンダムシリーズにおける悪女としては、機動戦士Vガンダムの「カテジナ・ルース」を筆頭に、機動戦士ガンダム0083の「ニナ・パープルトン」と、逆襲のシャアの「クェス・パラヤ」の名があげられる事が多いようです。最近ではガンダムファンの年齢層の拡大や価値観の多様化により、悪女とされるキャラクターに対する考察の見直しが行われたり、新たな悪女キャラクターの台頭などにより、「ガンダム三大悪女」の壮絶な席の譲り合いが繰り広げられています。


「カテジナ・ルース」(機動戦士Vガンダム) ガンダム史上最悪の女性キャラクターと言われる。「ガンダム三大悪女」の筆頭。

彼女に関しては悪女はむしろ褒め言葉。悪女のカリスマ的存在で、序盤と終盤の落差や、トチ狂ったような発言や行動の数々や、かつてのヒロインとは思えない程変わり果てた凶悪な面構えに魅了されたファンも多い。

出典 ガンダム三大悪女 (がんだむさんだいあくじょ)とは【ピクシブ百科事典】

「カテジナ・ルース」(機動戦士Vガンダム) ガンダム史上最悪の女性キャラクターと言われる。「ガンダム三大悪女」の筆頭。

ガンダムシリーズの中でも屈指の悪女と評されるキャラであり、「ガンダム三大悪女」においては必ずと言って良いほどその名が挙がるほど。 

それゆえ当時は軽蔑を込めて「カテ公」と呼ばれたりもしていたのだが、突き抜けたドクズっぷりが一周回って妙なカリスマ性を発揮し、近年では人気悪役キャラとなっている。畏怖を込めて「(おかしいですよ、)カテジナさん」と呼ばれるほどになった。 

Vガン勢の登場人物の中で唯一フィギュア化された点から見ても、その人気の高さが窺える。 

出典 カテジナ・ルースとは【ピクシブ百科事典】

「カテジナ・ルース」(機動戦士Vガンダム) ガンダム史上最悪の女性キャラ。近年では人気悪役キャラ。

ポイント・カサレリア近くの街ウーイッグで商店を営むテングラシー・ルースの娘。家庭を顧みない父、それにかこつけて愛人を作っていた母に幻滅していた。ウッソ・エヴィンとは元々ペンフレンドの間柄であったが、ウッソから一方的にメールを送りつけられることには時に疎ましくも感じていた。

戦災を逃れるためにリガ・ミリティアとなしくずしに行動を共にするが、年少の子供たちが戦争に巻き込まれていく中、ウッソをモビルスーツパイロットとして駆り出すリガ・ミリティアの大人たちに、次第に嫌悪感を抱くようになる。

その後、クロノクル・アシャーに人質として誘拐されるも、やがてザンスカール帝国の理念に賛同し、ベスパに入隊。尋常ならざる速度でモビルスーツパイロットとして実力を身に付け、最終決戦ではゴトラタンに乗り込み、クロノクルの駆るリグ・コンティオと共に、ウッソにとって最後の強敵として立ちはだかった。

「カテジナ・ルース」(機動戦士Vガンダム)

V2ガンダムの光の翼によって、カテジナ・ルースは、記憶と視力をほとんど失った。

最後はウッソ・エヴィンのV2ガンダムの光の翼によって自らの攻撃を弾かれてしまい、そのまま吹き飛ばされてしまった。

なおこのラストシーンは、総監督富野由悠季の構想として早くからあったもので、カテジナは何としても殺したくはないが、主人公であるウッソの敵になってしまっているのだから、劇の最後を飾る上で殺さない代わりにペナルティを与えたものであるという。

最終話では戦争終結後、記憶と視力をほとんど失った状態でウーイッグに戻ろうとする途中、シャクティ・カリンと再会する場面が描かれる。

「ニナ・パープルトン」(機動戦士ガンダム0083) 「ガンダム三大悪女」によく挙げられる女性キャラクター。長らくカテジナと2トップを張っていた。

ニナ・パープルトン (Nina Purpleton) は、OVA『機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY』に登場する架空の人物。本作品のヒロイン(声:佐久間レイ)。

アナハイム・エレクトロニクス社フォン・ブラウン支社の社員。21歳(U.C.0062年生まれ)。月出身(フォン・ブラウン市との説あり)、アメリカ系という説があるが定かではない。

ガンダム開発計画の中で製造されたガンダム試作1号機、ガンダム試作2号機を担当する専属のシステムエンジニアで、自分が担当するガンダムに対して一種フェティシズム的な強い思い入れを持つ。

1号機および2号機の重力下実動試験の現場指揮者として強襲揚陸艦アルビオンに搭乗し、トリントン基地に降り立った。デラーズ・フリートの一員であるアナベル・ガトーによる2号機強奪後も、追撃任務に加わった1号機のサポートとしてアルビオンに留まった。

コウ・ウラキとは後に親密な関係となったが、才媛ゆえの気の強さがたたってか、出会った当初の仲は険悪だった。女たらしであるベルナルド・モンシアから言い寄られることもしばしばあり、コウを交えた三角関係が幾つかの事件を引き起す。またコウとは別の意味でマイペースな性格であり、相手の感情・事情をおもんぱからない言動が周囲とのトラブルを引き起こすこともあった。

「ニナ・パープルトン」(機動戦士ガンダム0083)

ニナ・パープルトンは、GP02奪取時に「私のガンダムが!」と絶叫する。

ガトーと交際していた過去があり、それに起因する煩悶が、ガトーへの敵愾心に燃えるコウと仲が進展するに従ってより彼女を苦しめることとなる。

そして物語終盤におけるコロニー落としの最中に、撃たれたガトーをかばってコウに銃口を向け発砲し、2人の関係を知らなかったコウに大きな衝撃を与えた。

ただしストーリー前半では2人は元恋人という伏線は無く、第1話でガンダム試作2号機に乗り込もうとするガトーに、「誰よ!?」と発言している。

これに関しては気配で誰かが乗ったのは判ったものの、ニナの居た場所からは2号機のハッチは見えなかったからと設定製作の武井良幸が説明している。

「ニナ・パープルトン」(機動戦士ガンダム0083)

「クェス・パラヤ」(逆襲のシャア) 「ガンダム三大悪女」によく挙げられる女性キャラクター。ウザイ・ワガママ・自己中の三つを備えた女の子。

理想の男性像として「アムロ・レイ」に巡り会い近付くが、恋人であるチェーンの存在とアムロの言動に反発し、シャアとの邂逅を機に敵軍に寝返ってしまう。ニュータイプ能力を開花させて戦いの中で父を殺害、アムロらとも死闘を演じるが、最終的にはハサウェイの説得を聞き入れることなく爆死。その際、ハサウェイを庇うような行動もしている。

女というよりも少女・子供である点と、不幸な生い立ちと不安定な少女の感情をララァの似姿としてシャアに利用されているということ、実際は戦闘に参加しただけで悪女としての被害がほとんど無いという点が議論の分かれるところである。

出典 宇宙世紀3大悪女とは【ニコニコ大百科】

「クェス・パラヤ」(逆襲のシャア)

ウザイ・ワガママ・自己中の三つを備えた女の子。チェーンとアムロとの関係に嫉妬してネオ・ジオンに逃亡し、私情で戦場を好き勝手にしていた。

かつては3人目候補筆頭だったが、新たな悪女ヒロインの台頭や、「GUNDAM EVOLVE 5」における綺麗なクェス化によって近年では候補止まりに落ち着いている。

また、13歳という多感な年齢や、戦争についての認識不足、家庭を全く顧みず堂々と愛人を連れている父親について等等を鑑みれば、仕方ない面もある。

出典 ガンダム三大悪女 (がんだむさんだいあくじょ)とは【ピクシブ百科事典】

「クェス・パラヤ」(逆襲のシャア)

ガンダムコレクション 1/400 MZ-333 α・アジール

「ガンダム三大悪女」の候補レベルによく挙げられる女性キャラクター

「ネーナ・トリニティ」(機動戦士ガンダム00)

いきなり気まぐれで結婚式場に襲撃をかけ、この事件でルイス・ハレヴィは片腕と両親・親族を失った。

幼稚で善悪の区別も付かない子供そのものである(実年齢幼児とはいえ見た目がそれなりに成長しているので余計に)。それさえなければロザミアなどに近いキャラなのだが、何しろそのやらかし度合いが酷すぎた。

とはいえ、その後あっさりサーシェスに兄達を殺害されて以降はこれといった出番は無く、2期では彼女を保護した王留美ともども空気化。

ファンからは兄達を殺された痛みから人として成長するか、もしくは相変わらず悪女としてはっちゃけて大暴れしてくれるのを期待されていたが、これといった活躍が無いまま、最期に王留美を裏切って殺し、その直後にルイスによって瞬殺されて退場しただけで終わってしまった。

結局全編を通して結婚式を襲撃した事くらいしか印象的な事はやっておらず、積み重ねが弱い。

出典 ガンダム三大悪女 (がんだむさんだいあくじょ)とは【ピクシブ百科事典】

「ネーナ・トリニティ」(機動戦士ガンダム00)

初登場時はただのかわいい娘といった印象だったが、初登場時から2話後に本性を現す。

殺戮を楽しんでいるようであり、「もう、たまんない!」とか言い出す。
さらに、「自分たちがお仕事してるのに能天気に遊んじゃって!」という理由のため、結婚式場を襲撃。
生身の人間にビームライフルをぶっ放すというカミーユもびっくりな悪行をした。

兄弟を殺されて4年たった2期でも全く改心しておらず、
消し飛んだ町を見て「もう、たまんない!」とか言っている。
そして4年間仕えてきた王留美を「あんたが大嫌い」と言って兄もろとも射殺。
最期は結婚式場の唯一の(?)生き残り、ルイス・ハレヴィの手によって葬られた。

あまりの悪行に、ファンの一部からは、「同情の余地はネーナ」と言われる始末。
あえて言わせてもらうとすれば、ニイニイズの仇をとれなかった事くらい。

いうまでもなく行いは候補の中でもトップクラスの悪女であるがいささか小物過ぎてほかに比べ格が足りないとの意見もある。

出典 宇宙世紀3大悪女とは【ニコニコ大百科】

「ネーナ・トリニティ」(機動戦士ガンダム00

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