SIAM SHADE、日本武道館にてラストライブ開催!バンド「完結」!!

SIAM SHADE、日本武道館にてラストライブ開催!バンド「完結」!!

ロックバンドSIAM SHADEが、聖地・日本武道館にてラストライブ『20th Anniversary year 2015-2016「FINAL ROAD LAST SANCTUARY」』を開催した。今回のライブは、本当の意味で20周年の締めくくりとなっている。


SIAM SHADE、日本武道館にてラストライブを開催!!

20周年最終章発表後にバンドの「完結」を伝えたロックバンドSIAM SHADEが、聖地・日本武道館にてラストライブ『20th Anniversary year 2015-2016「FINAL ROAD LAST SANCTUARY」』を開催した。
日本武道館の前にはSIAM SHADEのシンボルマークが描かれた幕や、実際にステージで使われていたロゴパンチなどが設置され、開場前までファンを楽しませた。

開演時刻の18:30を少し過ぎた所で客電が落ちた。インディーズ時代からの楽曲「LIGHT FOR CLOSED YOUR EYES」のメロディーと共にメンバーがステージに登場。

ラストライブ『20th Anniversary year 2015-2016「FINAL ROAD LAST SANCTUARY」』を日本武道館で開催!!

1曲目の「DREAMLESS WORLD」では、レーザーと照明が曲を盛り立てる。続けてファーストメジャーシングル「RAIN」を歌唱。

キレキレのパフォーマンスを展開する栄喜(Vo)、ツインボーカルとして歌って踊ってギターも弾く多彩なKAZUMA(Vo&Gt)、どこまでも進化し続けるDAITA(G)のギタープレイ、歌とギターを支え、何度もメンバーとアイコンタクトをとる淳士(Dr)、動き回るメンバーを見守りながらオーディエンスを煽るNATCHIN(B)。この5人の存在を改めて実感しながらライブは進められて行く。

栄喜(Vo)は、「武道館、ようこそ!今日はとりあえず楽しむぞ!一つになるぞ!」と会場を盛り上げる。

その後も「NEVER END」、「DEAD SPACE」「RISK」「D.D.D」「BLUE FANG」と2007年の復活後一度もやったことのない曲や、2013年に武道館公演で披露して以来となる「Life」が演奏された。
KAZUMAがリードボーカルの「Over the rainbow」もこの日に解禁。曲中歌詞にある「黄色いリストバンド」では自らの右手につけた黄色いリストバンドを掲げ、甘く切ない歌声を披露した。

ライブは中盤に差し掛かり、解散ライブでも演奏され、SIAM SHADEの楽曲の中でも難易度が高いインスト曲「THE BUDO 2016」へ。そして「Shout out」でファイヤーボールを使って会場を盛り上げる。
後半戦は、「GET OUT」が始まったかと思うと、「PRIDE」「PRAYER」「LOVESICK~You Don’t Know~」「Fine weather day」「D.Z.I」「GET A LIFE」とこれこれでもかと畳み込み会場は灼熱に包まれた。そして、メンバーはステージを後にした。

数々のSIAM SHADEの楽曲が披露され、会場は灼熱に包まれる!!

アンコールで再びメンバーが登場し、「おまえら 歌いたいか?」という栄喜のMCの後に「Dear…」が演奏され、場内の電気が全て着いた状態になり、ファンの大合唱が会場に響く。メンバーがその光景を見守る姿は、印象的だった。
続いて、代表曲である「1/3の純情な感情」を披露する。ラストは、インディーズ時代の名曲「NO CONTROL」からNATCHINのタイトルコールに導かれて「Imagination」を演奏。「Don’t tell Lies」ではメンバーの煽りとともに会場が最高潮に。曲の最後には物凄い爆音が武道館に鳴り響き、SIAM SHADEは完結した。

しかし、ファンの鳴り止まない声が響く。ファンの気持ちに応え、栄喜は「みんなの夢を叶えます」と語り、本当に最後の曲として「Dreams」を披露しようとしたが、前曲最後の特効の影響で機材が壊れるトラブルが発生。「お前らの夢を叶えるぞ!!」と、もう一度煽ったが、まだ直らない機材に「ごめん叶えられない!」と冗談を交えて演奏を中断。その後トラブルが解消し、「お前らの夢を叶えます」と「Dreams」を演奏した。最後は、メンバーからファンにメッセージがおくられた。

(SIAM SHADE・メンバーからのメッセージ)

「何十年経っても変わらない景色ってあるんだなと、本当思いましたありがとうございました!」──淳士

「喋る予定じゃなかったから……凄く楽しかったです、本当に。みんなが居てくれてよかったです。ありがとう!」──KAZUMA

「SIAM SHADE最高ですよね。6人目のメンバーが居てくれたからこそなんだけど、一つだけお願いを聞いてほしい。わがままな5人に付き合ってくれたスタッフに拍手を送ってください、ありがとうございました!」──NATCHIN

「本当にわがままで自分勝手なSIAM SHADEですけど、これもまたSIAM SHADEらしいと思ってください。また勝手にやるかもしれません、それがSIAM SHADEだオラ!!!」──栄喜

「自分たちがやってたROCKは間違いじゃなかったと本当に心から確信しました、ありがとう!」──DAITA

ラストライブで、ファンと共に最高のステージを作れあげたSIAM SHADE。

「FINAL ROAD LAST SANCTUARY」@日本武道館セットリスト

SE.LIGHT FOR CLOSED YOUR EYES DREAMLESS WORLD
01.RAIN
02.BLOW OUT
03.NEVER END
04.DEAD SPACE
05.RISK
06.D.D.D
07.BLUE FANG
08.Life
09.Over the rainbow
10.THE BUDO 2016
11.Shout out
12.PRIDE
13.PRAYER
14.LOVESICK~You Don’t Know~
15.Fine weather day
16.D.Z.I
17.GET A LIFE
encore
EN1.Dear
EN2.1/3の純情な感情
EN3.NO CONTROL
EN4.Imagination
EN5.Don’t Tell Lies
EN6.Dreams

SIAM SHADE

SIAM SHADEは1995年にメジャーデビューし、2002年に解散。その後、2007年、2011年、2013年、2015年から2016年と期間限定で再結成し、今回のライブで「完結」を宣言。

ロックバンド。

子供のころから鍵盤楽器を趣味として演奏し、中学一年生の頃から作曲なども行っていた栄喜が、高校生の頃にHOT WAVEという大会にデモテープを送り、1725人の応募の中から優勝を勝ち取ったことにより本格的なバンド活動を開始したことが起源のひとつとされる。

DAITAとNATINは小中学校が同じであり、栄喜も隣の中学校であったため、バスケットボール部などの活動を通じて、子供の頃から互いに面識があった。

SIAM SHADE

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