ルパン三世 ファーストシリーズ 愛すべきサブキャラと愛車!
「ルパン三世」ファーストシリーズと言えば、「大人のルパン」とも言われていたわ!そんな、ルパンで忘れてはいけないのが「サブキャラ」よね。その、サブキャラ達は意外と渋い車に乗ってるの。だから今回は、愛車を使ってサブキャラも紹介していくわね!
お子様ランチ
第6話 「雨の午後はヤバイぜ」 ~ルノー4CV + お子様ランチ~
ファーストシリーズのサブキャラでは人気の高いひとりよ!「峰不二子」の部下として第6話「雨の午後はヤバイぜ」に登場した眼鏡の男よ。「お子様ランチ」は通称で本名は不明なの。
話中では「次元大介」に化けて、不二子のスパイとしてルパンと行動を共にするんだけどルパンにあっさり見破られ、直後に「マンダラの辰」に射殺されるのよねえ。簡単に言うと同士撃ちなんだけど、そう言う所がハードボイルドなのよね~。
たしか、「もう大好きなお子さまランチ食べれなくなっちまった」と言われてたんじゃないかしら?愛車の「ルノー4CV」が似合う男とも言われてたわよね!ルノー4CVは、フランスのルノーが1946年から1961年まで生産した小型乗用車よ!フォルクスワーゲン・タイプ1の影響なのか、リアエンジンレイアウトを踏襲して経済的な国民車として作られてるの。
フランスで初めてミリオンセラーとなった乗用車でもあるのよ。750CCながらレースにも積極的に参加し「ル・マン」や「ミッレミリア」で優勝する実力者でもあるの。原作者の「モンキー・パンチ」さんの車好きがうかがわれる1台よ!
マンダラの辰
第6話 「雨の午後はヤバイぜ」 ~ジャガー420G + マンダラの辰~
ファーストシリーズのサブキャラではやはり人気の高いひとりよ!
「お子さまランチ」が登場する第6話「雨の午後はヤバイぜ」に登場、「峰不二子」の仲間ながら同じ仲間の「お子様ランチ」をあっさり射殺し、ルパン達の信用を得て仲間になったんだけど、最後は逃走時に「次元大介」に打たれて生死不明となるの。
「マンダラの辰」は通称名で本名は不明よ。
この回は何故かキャッチフレーズ的な名前のキャラクターが多かったわね。
愛車の「ジャガー X420G」は1966年から1970年までに販売された高級車よ。この「マンダラの辰」は、たしか「ジャガーXJ-6」も運転していた記憶があるんだけど違ったかしら?
ルパン三世は、やはり「ルパン」だけあってイギリス車やヨーロッパ車が多いわね。たまに警視庁のパトカーが「BMW2000」らしき車種を使っていたこともあったわよ。
パイカル
第2話 「魔術師と呼ばれた男」 ~メッサーシュミット+パイカル
ルパンファーストシリーズで1、2を争う人気のあるキャラクターが、第2話の「魔術師と呼ばれた男」の「パイカル」よ!
「暗黒街の魔術師」として恐れられ、弾丸はおろかバズーカの弾をも跳ね返し、指から火を噴き、さらに宙に浮くって「Mrマリック」もビックリよね。その秘密は指に火炎放射器を仕込み、ガラス板の上に乗っているという単純なものなんだけどね。
超硬質液体の製法を記してあるマイクロフィルムを奪った「峰不二子」を襲い、そのマイクロフィルムがルパンの手に渡ったためルパンとも決闘を繰り広げることになるの。
パイカルは一度はルパンに完全勝利するんだけど、フィルムに記された「超硬質液体」の製法を見破られ、ルパンも不死身の体を得て戦うことになるの。
最期には液体の効き目が切れて火炎放射器で焼かれ、自らのアジト付近にある「エンマの滝」の滝壺に転落するのよ。そして生死は不明。ルパンを一番追い詰めたキャラだったのかも知れないわね。
愛車は、これが又、マニアックな縦型2人乗りの「メッサーシュミットKR200」よ。このチョイスがたまらないわよね。史上最強の男と言われるパイカルが、たかが200CCの車を愛車として使用してることがお洒落よね。
和尚
第4話 「脱獄のチャンスは一度」 ~ジャガーEタイプ+和尚~
第4話「脱獄のチャンスは一度」に出てくるちょっとマニアックなサブキャラが「和尚」よ。
本名は不明でルパンが収監されている「黒姫刑務所」にルパンへの説法のため刑務所に通うあの和尚よ!覚えてるかしら?
最後には「次元大介」」が、変装して侵入する為に利用されるのだけど、この和尚よっぽど短期間でもうけたのかしら?
通勤に使う車両が自転車からスクーターに、そして乗用車からオープンカーにグレードアップしていくのよ。そのオープンカーが「ジャガーEタイプ ロードスター」なの。
しかし、高級車として最後にジャガーにいくあたりのセンスは抜群よね!この「ジャガーEタイプ」は、1961年から1975年の14年間もの間販売し続けた、ジャガーのロングセラーでもあるの。あたしはジャガーの中では好きな車の1台よ!
リンダ
第3話「さらば愛しき魔女」 ~メイヤーズマンクス+リンダ~
第3話「さらば愛しき魔女」の美人キャラと言えば「リンダ」よね。「キラーインキラーズ」に半ば拉致状態で研究させられていた「ハインライン」博士の助手よ。
粉末をある液体と混ぜると強力なエネルギーを生み出す青い花「第三の太陽」の人体実験によって、その花なしでは生きられない身体になってしまったリンダは、ルパンに「私を守って」と助けを求めるものの、最期には燃えさかる第三の太陽と共に消滅を選んでしまう悲しいもの語りよ。
物語の舞台が島なのでダートな部分が多い為、リンダの愛車はバギーの「メイヤーズマンクス」なのよ。
「峰不二子」も島にもちこだんのは確か「ジープ」だったような気がするわ!VWエンジンのタフな車は、物語の後半ではルパン達が使っていたわ!!
プーン
第9話 「殺し屋はブルースを歌う」~モーガン+プーン~
第9話の「殺し屋はブルースを歌う」に登場するキャラでファーストルパンの3大サブキャラとして「パイカル」「魔毛狂介」と並び人気があったわ!
「プーン」は3年前まで「峰不二子」と組んでいた殺し屋よ。ある時、殺しの仕事に失敗した不二子の抹殺を命じられたんだけど、不二子を愛していたプーンは、うまく海に逃がしたの。そして行方不明になった不二子を探しに、日本へやって来てルパンの元から連れ去ったのよ。
瀕死の重傷を負っていた不二子を連れ戻そうとするルパンをプーンは撃とうとしたんだけど、不二子によって射殺される。とても、悲しいお話よね。ファーストルパンの名作の1本よ!
愛車は過去シーンではあるけど赤の「モーガン」。スポーティーでお洒落なモーガンは、ダンディなプーンにはピッタリかも知れないわ。いまいちフォルムから+8か4/4かわからないのが残念ね。
キャップ
第9話 「殺し屋はブルースを歌う」~ジャガーマークⅡ+キャップ~
第9話の「殺し屋はブルースを歌う」に登場するキャラよ。活躍的には、他のキャラよりは地味目よね。
プーンと旧知顔見知りのようだけど、話の中盤で次元の利き腕の右腕を負傷させたように、腕はいい悪党よね。行方不明になった「峰不二子」の捜索を手伝ったり、空港に「プーン」を迎えにいったり関係は親密みたいね。
最期はルパンが投げた石で気絶して、物語からフェイドアウトしてしまうけどその後も追ってみたいキャラの一人よね。
愛車は「ジャガーマークⅡ」。ちょっと意外かも?もっと、スピーディーな車のイメージがあったけどジャガーの高級車でもあるマークⅡを運転するところが、こだわりがありそうなキャップらしい所かも知れないわ。
でもマークⅡはレースにも使用されているから、戦闘力を兼ね備えているのをわかってのチョイスかも知れないわね。
フリンチ
第10話「ニセ札つくりを狙え!」~ティックフォードカプリターボ+フリンチ~
第10話の「ニセ札つくりを狙え!」の偽札作りの大物「ウクライナ男爵」の部下よ。
やはり「フリンチ」を語るにはルパンと壮絶な殴り合いを展開し、終盤で存在感を見せたのは皆さん覚えているわよね?
あたし、随分あとになって「高山善廣」VS「ドンフライ」の戦いを見たときに「フリンチ」を思い出したの。男と男の殴り合いは、物語の中ではルパンとプロとして互いに認め合うことになるわ。高山とドンもそうだったわ。
いつしかルパンの仲間として「フリンチ」が再登場したらなんて素敵なことなのかと思ってしまうのはあたしだけかしら?
あと、問題が彼の愛車よ。車種がいまいちわからないの。でも形から見ると「ティックフォードカプリターボ」に激似なの。ところが問題が・・・・。1984年生の車なのよ。と、言うことは当然この時代にはなかった車よね。
だからひょっとしたらカプリの寒冷地仕様でフロントマスクを閉めてあったのかもと言う勝手な想像でごめんなさいね。
ウクライナの銀ギツネ
第10話「ニセ札つくりを狙え!」~ロールスロイスファントム+ウクライナの銀ギツネ~
第10話の「ニセ札つくりを狙え!」で「ウクライナ男爵」の叔母で、かつての偽札作りの大物で白髪の風貌から「ウクライナの銀狐」と呼ばれたの。
現在は引退し、雪山の古城で偽札作りの職人「イワノフ」と暮らしていたんだけど偽札を復活させたい男爵と対立し、古城に乗り込んだ男爵に銃で撃たれ相討ちとなってしまうの。
愛車は、大物らしく「ロールスロイスファントム」よ!物語の中で雪道でもガンガン走るロールスロイスを見て、単純に凄いなあと思っていたわ。
それは、雪道であんなにスムーズに走るんだと言うことと、ウクライナと言う当時未知の国で、イギリスのロールスロイスが走っているんだと単純に感じたわ。サンダーバード以来、ロールスがかっこいいと思ったわね!
ガニマール
第19話 「どっちが勝つか三代目!」~シトロエンDS+ガニマール~
第19話「どっちが勝つか三代目」で登場した「ガニマール」は、かつてルパン一世と対決したガニマール警部の孫よ。お互いにちょうど三代目にあたるのでこのタイトルになったのよね。
「論理と科学」を謳いつつ、化け物じみた物量作戦で「フランスフェア」の警備に当たるんだけど、「ルパン三世」の仕掛けた変装作戦に翻弄されルパン一世の遺品を盗まれてしまうの。
その彼の愛車が、フランスの名車「シトロエンDS」なの。本国から日本に持ち込んできたのかも知れないわね。本国、フランスではパトカーにも使用されていたわ。
映画「フェラーリの鷹」にも出てたかしら?あたしは、シトロエンの中で一番スタイリッシュで好きなクルマよ!いつか乗って見たいわ!
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