第二次大戦中に死んだと思われていたウイザック医師の母の所在を透視した事で、ウイザック医師はジョニーの超能力を信じるに至る。
そして超能力はTV放映され、ジョニーの人生はそれまでとは変ってしまった。
そんなある日、ジョニーの家に訪れたバナーマン保安官(トム・スケリット)に、連続強姦殺人事件の解決にその能力を生かしてほしいと頼まれる。一度は断ったジョニーだが、バナーマン保安官の必死の捜査をTVで観て協力を申し出る。
そして再び起こった殺人事件の現場で犯人を透視し事件を解決する。
その後、ジョニーは実家を離れ、実業家スチュアート(アンソニー・ザービ)の息子で自閉症ぎみのクリストファーの家庭教師となった。
池のなかに沈むクリストファーの姿を見たジョニーはキャンプ行きを止めた。その翌日、新聞で2人の少年がキャンプで溺死したことを知り、自分には未来を知るだけでなく未来を変えることもできるのだと悟る。
サラとその夫ウォルトは上院議員候補グレッグ・スティルソン(マーティン・シーン)の選挙運動を手伝っていた。
演説会で偶然スティルソンと握手したジョニーは、スティルソンがいつの日かアメリカ合衆国大統領に選出され、有事の際に躊躇わずに核ミサイルのボタンを押すビジョンを見てしまう。
ウイザック医師はジョニーが教え子を救った事から、ジョニーが予知した未来は変える事ができるのではないかと分析する。ウイザック医師に、「もしヒトラーが台頭する前のドイツに行けたなら、あなたはどうするか」と尋ねるジョニーは、「命にかえてもヒトラーを殺す」という答えを得て、未来を変えるべくスティルソンの暗殺を決意する。
未来の惨劇を防止するため、ジョニーはライフル銃を手に二階に隠れる。そして、演壇に立ったスティルソンに狙いをつけた。
だが、スティルソンはサラの子供を頭上に掲げて弾よけにした。
ジョニーは、シークレット・サーヴィスに射たれ、一階に落下する。スティルソンの腕を掴んだジョニーは未来を透視した。
拳銃をつかむスキャンダルでやつれたスティルソン。
机の上には子供を掲げたスティルソンの写真がカヴァーになった『ニューズ・ウィーク』があった。銃声がし、血しぶきがカヴァーにかかる。彼の政治生命を断つことに成功したビジョンがみえた。
ジョニーは満足し、スティルソンに「あなたは破滅する」と一言だけ告げた直後、息絶えた。
スティーヴン・キング原作の『デッドゾーン』
デッドゾーン