ファミリーサーキットとはどんなゲーム?

レーススタート画面!
基本カーレースって言うのは、だいたいがファミコン初期のF1レースソフトのように、自分が車に乗ったような感じで操作をするって言うのが多いと思うんですよね。
そういうゲームはたくさんあります。でも「ファミリーサーキット」は上から目線俯瞰的というか、トップビューっていうやつですので、他のカーレースゲームとは操作方法も異なりますよね。
そこがこのゲームの醍醐味だと思いますけどね。
また、あたり判定がないっていうのもこのゲームの特徴だと思います。
普通のレースゲームは他車に接触したらコースアウトするとかクラッシュするとかあると思いますが、このゲームにはありません。
※ただし、コース外の障害物には「あたり判定」はあります。即リタイヤです!
まずは車の操作方法です。

いつ見ても美しいコントローラー!
十字キー・・・ステアリングに連動しています。
Aボタン・・・アクセル 押すとスピードがアップ!
Bボタン・・・ブレーキ 押すとスピードダウン!
セレクト・・・リタイヤします
スタート・・・ポーズです
各モード紹介!
大事な大事なセッティング!

カラーリング!
6種類の基本車体があり、カラーリングの選定やセッティングを行います。
全部セッティングが終わると、マシンコードが表示され、このマシンコードを入力することで、いつでも自分が作成した車体を呼び出すことができます。パスワードみたいなものですよね。よくできてます。っていうかこのカラーとか決めるのが一番楽しかったりした思い出がありますし、一番苦労した気もします。

各セッティング画面
・ターボのブーストあつ・・・たかい・ややたかい・ふつう・ひくい
・ギヤひ・・・かそくじゅうし・ややかそくじゅうし・ややさいこうそくじゅうし・さいこうそくじゅうし
・エンジンブレーキ・・・きかない・ふつう・きく・つよくきく
・ハンドリング・・・かるい・ややかるい・ふつう・おもい
・ブレーキ・・・つよくきく・きく・ふつう・きかない
・タイヤ・・・ハイグリップ・ややハイグリップ・ややロングライフ・ロングライフ
以上から、自分の好きなタイプをセッティングするわけですね。
マシントラブルというのがあるのがこのゲームの特徴で、
ターボブースト(過給圧)を高くするとタービンブローが起こりやすく障害物との接触ではウイングの破損でマシンの安定性が失われます。
電気系統やラジエーター、トランスミッションにも故障の概念があり、ピットインして修理しないとエンジン本体にも影響を及ぼします。最後にはエンストしてリタイヤするしかない状況にもなりますからね。いやあよくできたゲームです。
タイヤもハイグリップを選ぶと当然摩耗が激しいというかんじです。
フリー走行!
セッティングで作成した車体を走らせることができます。
コースは40種類。スズキサーキットやモンテカルロ市街地コース。奥多摩や裏六甲など実在のサーキットや峠を模したものもありますよ。
スプリントレース!

プレイ画面
4つのカテゴリーに分かれています。
いずれのカテゴリーにおいても予選及び決勝レースがあります。
参加台数はプレイヤーを含めて8台。予選は1ラップアタック方式をとっていて、2004年のF1世界選手権で採用していた予選方式と似ていますね。
予選落ちはありませんが、最後尾スタートになります。
決勝における周回数はカテゴリー及び、サーキットによってことなり、上位のカテゴリーほど多くなります。レース中のタイヤ交換は無制限に行うことができます。
決勝の成績により、ドライバーズポイントを得ることができます。
・1位9点 ・2位6点 ・3位4点 ・4位3点 ・5位2点 ・6位1点 ・7位以下は0点
各カテゴリー紹介!
ノービス
さすがに最初だけあってコースも簡単ですよね。まずは練習といったところでしょう。
最下位に位置するカテゴリーがノービスです。全4戦になります。
ライバルの名前はナムコのゲームのキャラクターです。
Bクラス
ノービスの一つ上のカテゴリー。全6戦行われます。
Aクラス
Bクラスの一つ上のカテゴリー全10戦あります。
主なライバルがいますが、当時のF1ドライバーの名前が出ていますよね。
懐かしいです。
ちなみにライバルの名前は
・Kほしの・・・レイトンハウスカラーのマシンを操ります。ライバルの中では早いほうでチャンピオンになることも多いです。
・あぐり・・・フットワークグループのカラーのマシンを操ります。
・くにみつ・・・ケンウッドカラーのマシンを操る
・Mはせみ ・Gリース ・まつもと ・Sとしお ・Oなかこ などですね。
スーパーA
最上位のカテゴリー。全16戦。F1世界選手権だと思って貰えればいいんじゃないでしょうか?
基本的には1987年のF1シリーズと同じプログラムが組まれているようですが、若干の変更はあるようですね。
主なライバル紹介!
・Nピケ・・・ウイリアムズと同様のカラーリングのマシンを操る。高速サーキットに強い
・マンセル・・・ウイリアムズと同様のカラーリングのマシンを操る。コーナリングスピードが速い
・フロスト・・・マクラーレンと同様のカラーリングのマシンを操る。テクニカルサーキットに強い
・A.セナ・・・ロータスと同様のカラーリングのマシンを操る。上記の3人よりは遅いけど上位に食い込んできます。
・サトルN・・・ロータスと同様のカラーリングマシンを操る。最高速は早いが、コーナーは遅い。
スプリントレースの攻略法というのは、なんでしょうかね?
コースを覚えることだと思いますね。右へ曲がるのか左へ曲がるのかそれを前もってしっていれば対応は簡単だと思います。記憶力が問われるゲームですね。あとは微妙な十字キーの操作でしょうか・・・。
耐久レース
距離をこなすものと、規定時間走り続けるものの二種類があります。
レース中のタイヤ交換及び給油は無制限にできます。24時間耐久レースは実際に24時間ゲームはしませんが、それでも2時間ぐらいは画面から離れることができません。凄いゲームですよね。
目に悪いです・・。ライバルが遅いため、集中力の勝負になりますっていうか、あんまりやりたくないカテゴリーではありますね。
かんせん(観戦)

かんせん
レースの観戦をすることができます。
固定視点モードと特定のドライバーを追っかけるモードがあります。
ストップウォッチを扱うことができ、ライバルの走りを研究することができます。
評価は?
思い出のファミコン [ファミリーサーキット]
思い出のファミコン [ファミリーサーキット]
続編もあるよ!
人気ゲームだったと思いますので、続編も作られています。
ファミリーサーキット’91やスーパーファミリーサーキットなどもありますね。
さすがモナコ難しそうですよね。グラフィックも向上しています。
でも、グランプリモードでは予選が省略されて、常にポールポジションからのスタートになりました。
まあ、その分ゲームの進行は早いですけどね。
こちらはスーパーファミコン用ソフトのスーパーファミコンサーキットです。
さすがにグラフィックも綺麗になっています。そしてコースの全体が見えるって言うのが良いですよね。ハードの画面回転機能を利用して、進行方向を上方向のみでなく、現実のF1に近いコースを実現しています。やっぱりハードの進歩っていうのは必要なんでしょうね。
ファミコンソフト「ファミリーサーキット」についてご紹介してきました。
いかがでしょうか?またやりたくなったんじゃないですか?
ぜひ1度はプレイして欲しいゲームですけどね。
懐かしさがありますよね。やっぱり音ゲームはグラフィックじゃないんですよ。
アイデアですよね。昔のナムコのゲームはそれを思い出させてくれます。
それではありがとうございました。