【ウルトラQ】第14話以降
バルンガ・ガラモン・ボスタング・ピーター・カネゴン・パゴス
ケムール人・ラゴン・M1号・ゴルゴス・ゴーガ・セミ人間
ペギラ(この怪獣だけは、途中からウルトラQに加わった成田さんが、井上泰幸さんのデザイン原案に手を加えたものだそうです)
【ウルトラマン】
バルタン星人・グリーンモンス・ゲスラ・ガボラ・ネロンガ・マグラ
アントラー・ジラース・ドドンゴ・ミイラ人間・ペスター・ギャンゴ
ガマクジラ・ガヴァドン・ブルトン・ケムラー・バニラ・アボラス
ベムラー・レッドキング・ゴモラ・ジャミラ・グビラ・ヒドラ
ザラブ星人・テレスドン・ギガス・ジェロニモン・メフィラス星人
ドラコ・ダダ・ゴルドン・ザンボラー・ウー・ケロニア・シーボーズ
ザラガス・スカイドン・キーラ・サイゴ・ゼットン
【ウルトラセブン】第29話まで
ミクラス・ピット星人・エレキング・ビラ星人・クール星人・メトロン星人
ワイアール星人・アイロス星人・キュラソ星人・ゴドラ星人・プラチク星人
ペガッサ星人・ウィンダム・チブル星人・イカロス星人・ナース・ワイルド星人
アンノン・キングジョー・ユートム・ベル星人・グモンガ・ブラコ星人・バド星人
ギラドラス・シャプレー星人・シャドー星人・カナン星人・ガブラ・ガンダー
ポール星人・ギエロン星獣・ボーグ星人・プロテ星人・恐竜戦車・アイアンロックス
スペル星人
よくぞこれだけの発想をされたものです!
それぞれが個性を持って、印象に残っています。
青春の握り拳さんの記事に、素晴らしい怪獣図鑑がのっていますので、どんな怪獣だったか忘れちゃったという方は、ぜひこちらの記事もご覧ください。
【ウルトラマン大百科・ウルトラマン】大好きだったウルトラマンシリーズを「超能力・必殺技」「戦った怪獣・宇宙人」「地球防衛軍」などで振り返ろう。 - Middle Edge(ミドルエッジ)
【ウルトラマン大百科・ウルトラセブン】大好きだったウルトラマンシリーズを「超能力・必殺技」「戦った怪獣・宇宙人」「地球防衛軍」などで振り返ろう。 - Middle Edge(ミドルエッジ)
成田亨のポリシー『怪獣三原則』
怪獣を作成するにあたり、成田さんは自分でルールを決めました。
『怪獣三原則』です。
不健康で不愉快なものを、我々はみなさんに見て下さいと言って、テレビに放映するわけにはいきません。 そんなことをする人は大人の資格がありません。
https://www.youtube.com/watch?v=PN534Amm5vM美の巨人たち 「成田亨 『MANの立像』」 の成田亨の言葉より引用
毎週登場する様々な怪獣たちをどうやって生み出していったか
三原則を守りながら、独創的で魅力的な怪獣を作るには大変な苦労があったことと思います。
成田さんは、頭の中だけで想像するのではなく、自然界の生物や物質、芸術的な絵画までもヒントにし、意外なもの同士の組み合わせや、抽象化したものを再構築することで、新たな形を作り出していきました。
ガラモン・ピグモンのヒントは・・・。
魚のコチです
カネゴンは・・・。
ぺスター
ゴモラは黒田長政の兜をモチーフにしたと言われています。
黒田長政の兜
黒田長政の兜
ジャミラ
ジャミラごっこ
創作の過程分かりやすく、スクラップ展示 成田亨展
撮影監督の要求
しかし怪獣作成の過程は、いつもスンナリいく時ばかりではありませんでした。
「ウルトラマン」で言えば7人の監督さんがいて、その人によって、要求される怪獣が変わってきます。
当然応じられる要求もあれば、応じられない要求も多々でてきたことと思います。
ここでは、実相寺監督が自ら本の中で語られている「ガマクジラ」の際のエピソードを紹介します。ガマクジラは真珠を食べる爬虫類型怪獣という設定です。
ガマクジラ
シーボーズ
袂を分かつ
やがてこうしたやりとり、不協和音が、他の監督さんとの間でもだんだん増えてくるようになります。
実は成田さん自身、生後8ヶ月の時に囲炉裏の炭をつかみ、左手に大火傷を負っています。
まさに野口英世さんと同じような事故でした。
その火傷のせいで、痛みや苦労など、幼い時からいろいろな思いを味わっています。
「もうここまでだ」と、思いが切れてしまっても無理からぬことだと推察します。
真実と正義と美の化身
円谷プロで仕事をしていた期間は4年余り。
その中身と言えば、普通の人の10年、15年にも値するような仕事ぶりだったと思います。
ところが所属を離れ、新しいシリーズものがどんどんできるうちに、いろいろな出版物に「成田亨がデザインした」という表記が表に現れなくなってきます。
後年、著作権をめぐって公の場で争うことも起きてきます。
しかし、ここではそのことには触れるつもりはありません。
その後成田さんは、本来の彫刻の仕事や、映画の美術監督などもされました。
それでも、ウルトラマンに思いを寄せることが多かったようです。
最後に、成田さんがその後も描かれた、ウルトラマンに関する作品と貫いた美学について紹介したいと思います。
「真実と正義と美の化身」
70点の怪獣デザイン画。1984~87年ごろのもの
ウルトラマン鎮魂歌
私たちは、ウルトラセブン以降のシリーズも楽しみました。
新しいデザイン、新しい家族関係(?)のウルトラマンたちを「そういうもの」として受け入れてきました。時々、子どもながらに「最初のウルトラマン(あるいはセブン)の方がおもしろかったよなあ・・・」と思いながら。
でも、成田さんはそのシリーズや関連したCMを、砂をかむような気持ちで眺めていたのではないでしょうか。
「ウルトラマン鎮魂歌」と題した成田さんの詩をお読みください。
「MANの立像」
成田さんの仕事について、こう評している方もいます。
新聞『成田亨の美しい宇宙人-ウルトラマン誕生秘話』日本経済新聞・日経アートレビュー2009年10月8日(木)『かつてないほど格好よく、美しい宇宙人をつくってくれ』 | ITOYA online☆特撮/映画/演劇/海外国内ドラマ☆主題歌/サントラCD/DVD/本レビュー - 楽天ブログ
永遠のウルトラマン 古谷敏
私たちが成田さんにできることは、その名を忘れないことと、私たちの子ども時代を楽しませてくれたことへ感謝することではないでしょうか。
素晴らしき芸術家に敬意を表したいと思います。