桃太郎電鉄とは?

プレイ画面
さくまさんと堀井雄二さんで新しいゲームの話しをしていたときに「双六をベースにしたゲームを作りたい」という話題になり、さくまさんが心から尊敬していたという堤義明(当時の西部グループ会長)の”リゾートを買い取り、そのための鉄道を通す”という理論を加え、考えついたゲームが
この「桃太郎電鉄」です。また夕張メロンピュアゼリーの味に感動したさくまさんが”どうしてもこの素晴らしい商品をみんなに知って欲しい”と思い、その手段として開発したとも言われています。

今では全国区の人気ですよね。
ゲームの目的は?
社長!私はあなたの秘書でございます!!いつもながら、社長の経営手腕には感心させられますなあ!!突然ではございますが、地方都市より、我が社に地域開発をして欲しいとの申し出がありました。これは一攫千金の大チャンスですぞ!ささっ専用列車も用意しております。東京本社は有能な社員たちにまかせて、われわれは地方都市の開発に乗り出しましょう。途中で気に入った物件などございましたら、私に申してください。全ては社長の意のままに、ポーン!と買っていきましょう。・・・
ということで、ようは社長になり、色々な地方都市を開発していこうと言うゲームですよね。
これで日本の地理が覚えられそうです。子供の勉強にもイイと思いますけどね・・。
コントローラーの操作方法!

コントローラー
十字ボタン・・・専用列車を思った方向に動かせます。またカーソルを動かすのにも使用します。
セレクトボタン・・基本的には使用しません。
スタートボタン・・ゲームを開始するときにおします。
Bボタン・・・コマンドのキャンセル。画面を元に戻すときに押して下さい。
Aボタン・・・サイコロを振るとき、コマンドを決定するときに使用してください。
ゲームを始める前に!

タイトル画面です。
まず、社長として最初にするべき事は自分の名前を決めること。そしてルールの設定です。
社長の名前を決めるのと他に大事な事は何人でプレイするか?ということですね。
プレイする人数を入力して下さい。コンピューターと対戦する場合はコンピューターを含めた人数で答えてくださいね。
大事なルール設定とは?
勝つための条件を決めるルールは大きく三つに別れています。
その条件はそれぞれ最終目的が違いますので、遊び方も変わってきますよ。
1.春の収益の目標額を決めて遊ぶ
春の収益の目標額を始めに設定して、佐紀に目標額に達した社長の勝ちです。
2.プレイ年数を決めて遊ぶ
何年目の決算までゲームを続けるかを始めに設定して、その年の収益が最も多い社長の勝ちです。
3.桃太郎ランド争奪戦
このルールは収益の大小がゲームの目的には直接関係しません。
岡山の「桃太郎ランド」を誰よりも先に手に入れて、次の決算を迎えた社長の勝ちとなります。

桃太郎ランドです
他にも「温泉の数を競う」「ルートを決めてクリアの早さを競う」「すべての物件を買い尽くした時の収益を競う」など色々なルールで遊ぶことができます。
ゲームの進め方!

サイコロを振らなきゃ始まらない!
1.最初の目的地を決める
2.サイコロを一つ振って、でた目の数だけ目的地へ向かって進む。
3.到着先が主要駅の場合、持ち金に応じて鉄道や物件を購入する。到着先が目的地の場合、次の目的地を決める。
4.サイコロを二つ振ってサイコロの目によって起きるイベントをこなす。
※1年ごとに資産に応じて、収益を受けられます。弾に2と3の間に特別なイベントが起こる場合もあります。そのときは社長として焦らず冷静な判断をしてくださいね!!
移動の仕方!

基本は電車移動です。
移動は基本的に専用列車です。他にはフェリーポートもありますね。この交通機関を使って移動します。
1.専用列車 十字ボタンで駅から駅へと移動します。サイコロのでた目の数だけ進むことができます。
2.フェリーポート 釧路、千葉、長崎の港からはフェリーポートに乗船できます。専用列車よりは速いですが、乗船中の一年間は買物のチャンスがありません。船賃は無料です。
3.基本は上記二つで移動しますが、イベントによってはヘリコプターや特急を使うこともあります。
桃鉄は地形が凄い!

日本地図ですね。
桃太郎電鉄は地形(MAP)はほぼ正確に再現した物です。
駅、路線などもできるだけ実際の位置に基づいて作られています。
しかし、ゲームバランス上、表示されていない都市もあります。
マップ上にはマークが表示されています。
主要都市・・・都市名の表示された大きい赤印の駅です。到着すると4つの有力物件とその駅に繋がる線路を買うことができます。
その他の駅・・・小さい赤印で表示された駅。普通は通過するだけですが、ときどきイベントがあります。
港・・・イカリの印で表示されています。全国に3カ所(釧路・千葉・長崎)あり、ここからフェリーに乗船できます。
線路・・・駅と駅をツナグ縞模様の線で表示されています。列車は線路の上を走ります。
山、海・・・車窓から見える風景ですね。
主要都市とは?
通常の物件駅(36駅)
・稚内 ・釧路 ・札幌 ・襟裳 ・函館 ・青森 ・秋田 ・盛岡 ・仙台 ・福島
・上野 ・千葉 ・東京 ・新潟 ・松本 ・静岡 ・名古屋 ・岐阜 ・富山 ・米原
・京都 ・大阪 ・和歌山 ・鳥取 ・岡山 ・広島 ・下関 ・高松 ・松山 ・博多
・鳥栖 ・長崎 ・大分 ・熊本 ・鹿児島
主要駅に到着するとその年に繋がる鉄道と4つの物件を買うことができます。
コマンドで「てつどう」を選ぶと十字ボタンで選べますね。
また「ぶっけん」を選ぶと物件リストが表示され、物件を買うことができます。
その土地によって色々な物件がありますので、それで、色々覚えることができますよね。
子供達にやらせたいゲームですよね。日本の地理と観光に詳しくなると思いますよ。

物件購入画面
隠し駅もあります
・富良野 ・夕張 ・花巻 ・鳴子 ・松嶋 ・角館 ・蔵王 ・浦安 ・横浜 ・小田原
・妙高 ・甲府 ・浜松 ・豊橋 ・金沢 ・松坂 ・宇治 ・那智 ・城崎 ・出雲 ・太宰府
・別府 ・桜島 ・那覇
物件数は1駅に着き1件になります。
会社の収入源(決算)は?
会社の基本的な収入源は春の決算時にその社長が所有している全ての資産が生み出す収益です。毎年春の決算時になると会社の資産の総合計の4分の1が貰えます。
つまりたくさんの物件や鉄道を所有していればそれ相応の利益が各企業から貰うことができるということです。業績の悪い物件からは収益が出ないこともありますので、物件は選んで買いましょうね。
奨励金・・・目的地に到着すると国や自治体が出してくれるのが奨励金です。
臨時収入・・・季節のイベント中には乗客の増加、省力化の成功などの臨時収入があります。内容に応じて金額が異なり、インフレにより額が倍増します。

決算画面
季節のイベント!
春、夏、秋、冬の季節のイベントが発生します。
サイコロを2個振って行います。二つのサイコロの目を足した合計。または季節によって内容が変わりますね。基本的にはサイコロの数が小さいほど会社にとって良いイベントが起こります。
秋のイベントは「緊急会議」「タダで物件がもらえる」「特急に乗る」など特別なイベントになっているようです。
地域によるイベント!

SFCの桃鉄です。
ある地点で季節や社長の持っている金額などの一定条件が揃った場合に突然起こるイベントもあります。主要都市以外での買物、コンサート、などなど色々なイベントが隠されています。
これを見つけるのも楽しみですよね。
また偶然に起きるイベントというのも存在します。
クリア動画をどうぞ!
この動画を見て貰えれば、やり方などはわかりますよ。
桃太郎電鉄をする上でのポイント!
・乗り物を使い分けよう
・まず、手堅い鉄道から買おう
・冬のマイナスイベントに備えて、持ち金をある程度残しておこう。
・インフレによるお金の変化に注意しましょう。
・ライバル社長の資産、売れ残りの鉄道、物件は時々チェックしましょう。
嬉しいお知らせ!

新作が発売されるよ!!
桃太郎電鉄は今までにも、各ハードで発売されている大人気シリーズです。
この第1作では桃鉄と言えば「貧乏神」なんですが、「貧乏神」が登場しません。
その分、ゆっくりとボードゲームとして楽しめる内容になっていますけどね。
そして、最近ですが嬉しいニュースが届きました。
原作者のさくまさんがコナミと喧嘩別れして続編は作られないと話していましたが、
遂に均衡を破り3DSで新作が発売されるということですね。
これはファンには嬉しいですよね。新作ができるということです。
新作の前に「桃太郎電鉄」1作目をやるっていうのもイイと思いますよ。
是非どうぞ!