Three Dog Night
 
  	Three Dog Night
スリー・ドッグ・ナイト、この奇妙なバンド名は、アボリジニが寒さの厳しい夜には3匹の犬と寝るという風習にちなみ付けられています。
ダニー・ハットン、チャック・ネグロン、コリー・ウェルズの3人をボーカルとしたバンドで、1967年に結成されました。
現在までにオリジナル・アルバムは12枚発売されていますが、そのうちの8枚が1970年代に発売されていることからも分かるように、スリー・ドッグ・ナイトの全盛期は70年代です。
シングルは現在までに21曲も全米トップ40に送り込んでいて、その独特のサウンドの素晴らしさはなかなか言葉にはできません。
それでは最も輝いていた60年代後半から70年代前半にかけてのスリー・ドッグ・ナイトを振り返ります。
One
スリー・ドッグ・ナイトは、1968年11月にシングル「Nobody」でデビューし、翌年の4月に発売した3枚目のシングル「ワン」が全米で5位というヒットを記録しブレークします。
スリー・ドッグ・ナイトの曲は、ほとんど外部のアーチストの作品で、しかも当時は無名だったミュージシャンを多く起用しています。
この「ワン」は、ハリー・ニルソンの作品です。
1968年のデビューアルバム「ワン」です。
 
  	ワン
Amazon.co.jp: スリー・ドッグ・ナイト : ワン - ミュージック
It Ain't Easy
1970年に発売された3枚目のアルバム「イット・エイント・イージー」から「ママ・トールド・ミー」がシングルカットされ初の全米第1位となりました。
 
  	イット・エイント・イージー
Naturally
4枚目のアルバム「ナチュラリー」も1970年の発売です。1年に2枚のアルバムを発売できたとう事実からこの時期のスリー・ドッグ・ナイトの好調さが伺えます。
この「ナチュラリー」をスリー・ドッグ・ナイトの代表作とするファンも多いアルバムで、シングルカットされた「ジョイ・トゥ・ザ・ワールド (喜びの世界)」は全米1位となっています。
 
  	ナチュラリー
 
     
    



