【“おっさん”がブーム!?】に思う、そのおっさんを楽しく観てるのは我々世代か!?

【“おっさん”がブーム!?】に思う、そのおっさんを楽しく観てるのは我々世代か!?

イケメン、最新情報、成功者があふれるテレビへの反発が「おっさんブーム」を巻き起こしているそうで…。でも私たちが子どものころの「おっさん」といまの「おっさん」ってそもそも違うよね。。。結局のところ、視聴者のメインはつねに我々団塊ジュニアですよってことなんじゃ…


“おっさん”がブーム!? 予想外の展開、春のテレビ事情  :日本経済新聞

"おっさん"がブームというが・・・?

「イケメン」「最新情報」「成功者」に飽きた視聴者心理・・・ふむふむ。

で、実際のところ健闘している番組として下記が挙げられています。

「三匹のおっさん2」(テレビ東京)金曜19:58 - 20:54

「ブラタモリ」(NHK総合)土曜19:30 - 20:15

「しくじり先生 俺みたいになるな!!」(テレビ朝日)月曜20:00 - 20:54

そして、これらの番組が「ウケている」のは下記の背景があるとされています。

こうした番組の人気の背景には、テレビの熱心な視聴者の年齢層が上がり“おっさん”たちを身近に感じるようになっていることがあると言われる。ただ、その数字は中高年だけでは作れない。かなりの数の若い人たちも支持していることがインターネットの投稿からもうかがえる。 今のテレビ界は10年程前から始まったイケメンブームに乗り、若くて見栄えのする男たちを多数出演させるのが視聴率獲得の常とう手段になっている。だが、それが長く続くとイケメン過多の状況を生み出し、イケメン目当ての視聴者を分散化させたうえ、飽きさせてしまったように思える。その反作用として、人生のピークを過ぎ体に多少ガタが来ているような“おっさん”はテレビの中で新鮮に映る。 また、インターネットが普及して、決定的瞬間からおもしろ動画まで世界の最新情報がめまぐるしくテレビの中で飛び交うようになっている。そうした番組が並ぶ中では、歩いて訪ねる散歩番組のゆったりしたテンポは見る者をホッとさせる。 さらに、今注目される人物、セレブや成功者、スターを引っ張り出すことは、競争の激しい世界で仕事するテレビ制作者にとっては最優先事項だ。結果として多くの番組に、華やかで派手な人と話題があふれることになる。その中で、かつてもてはやされた人が、自分の失敗を率直に認め、若い人たちに語る姿は共感を呼ぶ。

http://www.nikkei.com/article/DGXMZO86508540Y5A500C1000000/?n_cid=DSTPCS004

“おっさん”がブーム!? 予想外の展開、春のテレビ事情  :日本経済新聞

「テレビの熱心な視聴者の年齢」というのは、団塊ジュニア世代だと思いませんか。

そして団塊ジュニア世代から見る「おっさん」とは数十年テレビで見慣れてきた人たち。

そしてまた、団塊ジュニア世代が共感しやすいのは「同世代」の人々。
とくに20代などでスーパースターだった人が、40代になって「ふつう」っぽくなると、とたんに親しみやすさを覚えたりします。

つまり、テレビ番組はずーっと私たち団塊ジュニア世代にフォーカスしていくのではないかと。


そして若者からすれば「団塊ジュニア世代」も、その団塊ジュニア世代が数十年見てきた世代も、一括りに「おっさん」なのでしょうか。

私たちが若い頃「おじいちゃん」だった人たちは、いまの若者の感覚では「おっさん」なのかもしれませんね。

そしてちょっと心配になります。

私たち世代が「おじいちゃん」世代になったころ、どんな番組が受け入れられているのだろうか。そして私たちはいったいどんな呼ばれ方をされるのだろうか。

若者の支持を得る為にはますます「威厳」「栄誉」といった色を排除して「ゆるく」「カワイイ」おっさんであることが求められるのかと。

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