「クリスマス・イヴ」そういえば、クリスマスケーキという俗語がありました…

　日本アカデミー賞の新人賞もとられたことのある、実力のある女優さんです。歌手としても活躍されてました。1993年に俳優の緒形直人さんと結婚され、現在、芸能活動はほとんどされてないようです。
　3人のお子さんのお母さんでもあります。

　阿部寛さんや風間トオルさんらモデルから役者さんになられたハシリの役者さんです。加勢大周さん、織田裕二さんと「トレンディ御三家」とも言われてました。
　一時期、芸能活動を休止し、渡米されてます。そのころ、モデルの平子理沙さんと結婚されましたが、昨年、離婚されました。

　仙道敦子さんのご主人である緒形直人さん。お父様は名優の緒形拳さんですね。お兄さんは緒形幹太さん。
　若いころはドラマ、映画によく出られてて、最近あまりお見受けしないので、一部では芸能界を干された。という噂もあるようですが、家族と一緒にいる時間を大切にするために、仕事をセーブしている。という、これも噂ですが・・・お父さんの緒形拳さんはお忙しかったでしょうから、自分の子供にはそんな思いをさせたくない。という思いがあるのでしょうか？素敵なお父さんですね。
　お子さんが自立されたら、また、たくさんお見受けする機会もあるかもしれません。

　仙道さんの義父。緒形直人さんのお父様ですね。日本を代表する名優さんです。緒形拳さんは、映画のイメージが強いですが、テレビドラマもたくさん出演されてます。
　亡くなられた時は71歳。まだまだ、活躍していただきたかったです。

　吉田栄作さんの元妻、モデルの平子理沙さん。アラフォーとは思えない、スタイル抜群の美魔女ですね。

　山下達郎さんの「クリスマス・イブ」がテーマソングです。
　今ではクリスマスソングの定番となっていますが、このＣＭでひろく世の中に知られるようになりました。
　恋人がクリスマスに帰ってくるのを駅のホームで待っている女の子の気持ちが、達郎さんの名曲に重なって、見てるこちらもドキドキしました。牧瀬里穂さんもとても可愛らしいです。
　この頃は携帯もありません。連絡がつかないもどかしさが今となっては懐かしいですね。
　このＣＭを今の若者たちはどのように感じるのでしょうか・・・

　おまけに深津絵里さんの「クリスマス・エクスプレス」
　この時、なんと15歳だったそうです。ほっぺたふっくらで可愛いです。
このシリーズは1992年まで続きました。

通称「赤プリ」
バブル時代のトレンディスポット。クリスマスイヴの聖地でした。
クリスマスの宿泊予約も9月末には満室。翌日、チェックアウトしたあと、来年分の予約をする人もいました。

河合雪子（仙道敦子）

　　東西銀行のＯＬ。平凡な結婚を夢見ています。

藤井剛（吉田栄作）

　　東西銀行のエリート。将来を嘱望されています。

望月美咲（清水美砂）

　雪子の同僚。楽しく生活することが信条。自由奔放な性格です。

前川くるみ（松下由樹）

　剛の元カノ。デザイナーを夢見て、兄の杉作と二人でアパート暮らしです。雪子の友達でもあります。

前川杉作（ヒロミ）

　くるみの兄。恋多き女の美咲に翻弄されます。

村上達也（宅間伸）

　雪子や剛の上司。公私共に二人に大きく関わってきます。

村上英子（羽田美智子）

　達也の妻。達也の浮気にうすうす、気付いていますが、はっきりとは口に出しません。

河合工（村井国男）

　雪子の父。剛とのことで傷つく雪子を心配して、剛との結婚に反対します。

河合香代子（吉行和子）

　雪子の母。雪子が本当に幸せになってくれることを望んでいます。

　都市銀行に勤める雪子は旅行先で同じ銀行に勤める剛と知り合います。剛は恋人のくるみと来ていましたが、そこで喧嘩別れします。
　帰国したあと、二人は付き合いだします。あくる年の10月、剛からのプロポーズを期待する雪子はクリスマス・イヴの予定を気にしますが剛の態度ははっきりしません。
　がっかりする雪子ですが、プロポーズを待つだけの自分を変えようと、くるみのいる洋裁学校へ通い出します。
　以前の恋人のくるみが雪子の友達と知った剛は、打って変わって雪子に結婚をせまります。
　くるみが剛の元彼女だと知った雪子は傷つき、剛のプロポーズを受け入れずにいました。
　雪子とすれ違ってしまう剛は、美咲と一夜を過ごしてしまうのでした。
　そのことを知った雪子は剛を許すことが出来ずに会社に辞表を出します。剛は毎晩、雪子の実家を訪ね、思いを伝えますが、剛に不信感のある雪子の親に追い返されるのでした。
　剛のことで悩んでいた雪子は、相談に乗ってもらっていた上司の村上と一夜を過ごしてしまいます。
　一方、剛と雪子が別れたことを知ったくるみは剛に思い切ってプロポーズをします。ですが、きっぱりと断られてしまいます。雪子のことを愛しているからでした。
　村上のことが気になる美咲は、雪子と村上のことを知り、剛に告げ口してしまいます。
　雪子の父から結婚を反対され、村上とのことも知った剛は母親の勧める見合い話に乗るのでした。
　しかし、雪子のことを忘れられない剛は、見合いを断ります。そして、雪子に愛を誓います。
　クリスマス・イヴが近づいてきました。運命の時を待つ雪子ですが、イヴ前日、剛は北海道へ出張に行きます。帰りを剛の部屋で料理を作って待つ雪子。そこへ飛行機の欠航で帰れなくなった。と剛から電話がかかります。
　美咲は村上をイヴの夜、ホテルへ誘い出すことに成功しましたが、泊まらずに食事だけで帰ると言い、怒った美咲は、他のキープ男を誘いますが、結局、一人ホテルで涙を流します。
　くるみはデザイナー修行でイヴの夜も仕事をしていました。杉作は美咲からすっぽかされ、美咲のために買ったクリスマスプレゼントを妹のくるみにあげるのでした。
　剛は実家から雪子に電話をかけ、二人のクリスマス・イヴを過ごします。イヴを二人で一緒に過ごせなかったのでクリスマスは一緒にいることを約束しますが、空港はごった返していて、雪子のもとへ着いたのは12月26日。謝る剛に、雪子はこの日を忘れない。クリスマス・イヴでもクリスマスでもないこの日は二人だけの記念日。今のこの気持も忘れない。と言うのでした。

　「クリスマス・イヴ」終了後の1993年に発表された、仙道敦子さんと吉田栄作さんのデュオ「ＮＯＡ」のシングル曲です。作詞・作曲はＹＯＳＨＩＫＩさん。日本レコード大賞の優秀賞を受賞しました。

　今、振り返ると、ちょっと気恥ずかしいくらい、クリスマスというイベントに恋人たちがこだわっていた時代でした。日本も若者たちも、まだまだ、元気があったからでしょうか？
　21世紀のクリスマス、みなさん、どう過ごされますか？