イングランド屈指のセンターフォワード!アラン・シアラー
アラン・シアラー。
1970年8月13日生まれ。身長183cm、体重76キロ。利き足は右。
元イングランド代表。ポジションはフォワード(主にセンター)。イングランド代表ではキャプテンも務めた。
在籍チームはイングランド・プレミアリーグの「ブラックバーン・ローヴァーズ」や「ニューカッスル・ユナイテッド」など。

若い頃のアラン・シアラー
1990年代のイングランドを代表するストライカーで獲得タイトルも数多い。
クラブで通算651試合出場283得点。イングランド代表では通算63試合出場、30得点。
【主なタイトル】
・FWA年間最優秀選手賞:1回 (1994)
・PFA年間最優秀選手賞:2回 (1994-95, 1996-97)
・20世紀の偉大なサッカー選手100人 65位(ワールドサッカー誌選出 1999)
・イングランドサッカー殿堂 (2004)
・FIFA 100

アラン・シアラー
アラン・シアラーの華麗なる経歴
≪ブラックバーンで100ゴールを達成!≫

ブラックバーン時代

偉大なストライカーだったゲーリー・リネカー
【サッカー列伝】選手としての晩年をJリーグ黎明期に過ごした事でも有名 英国人FW「ゲーリー・リネカー」 - Middle Edge(ミドルエッジ)
≪故郷・ニューカッスルでプレイ!≫
活躍が認められ、数多くのビッグクラブからのオファーが殺到した(バルセロナやユベントス、マンチェスター・ユナイテッドからのオファーがあったとされている)。
結局、自らが尊敬する元代表フォワード、ケビン・キーガンが監督を務めていたことも後押しとなり、故郷であるニューカッスル・ユナイテッドでプレーすることになった。
ニューカッスル移籍後も順調に活躍し、3年連続プレミアリーグ得点王の快挙を達成した。

ニューカッスル時代
イングランド代表ではキャプテンを務めた!

アラン・シアラー
引退を表明するもファンの要望に応え、もう1年プレー!
2004-05シーズンでの引退を一度は発表していたが、ファンの強い要望からこれを撤回しもう1シーズンプレーすることを決意。
翌2005-06シーズンはマイケル・オーウェンのニューカッスル加入により、新旧イングランド代表フォワードの2トップを形成した。同年5月11日、本拠地セント・ジェームズ・パークで引退試合が盛大に開催され、多くのファンが愛するストライカーとの別れを惜しんだ。
また、2006年2月6日のポーツマス戦では、同チームでの通算200ゴールの記録を更新(但し前記録保持者のミルバーンの記録は第二次大戦中のものが加算されていない)。

同僚だったワンダーボーイのマイケル・オーウェン
アラン・シアラーのスーパープレイ動画
偉大さが分かるエピソード
2002年、プレミアリーグ創設10周年を記念して国内最優秀選手に選出(創立は1992年2月20日)。
また、2004年には、国際サッカー連盟 (FIFA) 創設100周年記念式典でペレが選出した、“偉大なサッカー選手100人” 「FIFA 100」のひとりに選ばれている。

ペレも認めた!
セルティック(スコットランド)との引退試合のチケットは数時間で売り切れ、52,000人の超満員だった。
試合は2-2で終了かと思われたロスタイム、ニューカッスルがペナルティーキックを獲得。
膝の靱帯を負傷し、プレーが出来ない筈のシアラーがベンチから登場。
痛む膝を引きずりながらPKを決めてみせると、満員の大観衆が一斉に立ち上がってシアラーのラスト・ゴールを大いに祝福した。
なお、この試合の収入は全て医療関係のチャリティに充てられた。

引退したアラン・シアラー
高潔な人間性は広く知られており、殆どファウルは犯さなかったアラン・シアラー。
現在はイギリスメディア「BBC」の解説などを務めている。