「親子ゲーム」とは?


「家族ゲーム」「家族ゲーム2」のあとの主演3作目ということで、歌手活動も「役者」としてもノリノリでしたね!

主なキャスト
矢板 保(やいた たもつ) 長渕剛

元暴走族。言動も行動も荒っぽいが根は優しい。ラーメン屋「九十番ラーメン」の店主。
恋人の加代と店の2階の住居で同棲中。
ちなみに・・・①

三石 加代(みついし かよ) 志穂美悦子

元暴走族。気性が荒く男勝り。保とも取っ組み合いレベルの喧嘩がしょっちゅう!
ちなみに・・・②

現在の志穂美悦子。メディアへの露出が減って寂しいファンは私だけじゃないはず!
吉田 麻理男(よしだ まりお) 柴田一幸

小学4年生。愛のない家庭に育ち、言葉が少なく弱虫でいじめられがち。父親に捨てられ保と加代と暮らすことになる。
ちなみに・・・③
残念ながら「親子ゲーム」の次に出演した「親子万才」以降は出演作はなく、引退されているようです。
名子役の大人になってからの演技も観てみたかったですよね!
早川巡査 植木等

交番のおまわりさん。保と加代の暴走族時代を知る人物。
ストーリー

保が店主の「ラーメン九十番」にマリオ親子が来店。父親はタバコを買ってくるといいマリオを残したまま帰ってこない。店から逃げ出そうとしたマリオを食い逃げとして保は交番の早川のところに連れて行く。
しかし、父親に捨てられたかたちのマリオを、早川は保と加代に面倒を見て欲しいと頼む。
早川の頼みを断れない2人は、しぶしぶ1日だけならと承諾する。マリオの対人恐怖症からくる騒動などがあったが、父親がマリオを施設に預けると引き取りに来ると、2人は「もうしばらくなら預かってもいい」と言ってしまう。
マリオを引き取り面倒を見る保と加代。騒々しいし乱暴だけど愛情溢れる2人と触れ合い心を開いていくマリオ。3人の成長の物語でもありました。
主題歌は長淵剛の「SUPER STAR」
ドラマにめちゃくちゃマッチしてましたよね!
ちょい見せ!
私的、見どころ!
長渕と志穂美悦子の喧嘩シーン

髪の毛は掴むわ、突き飛ばすわ、ビールは頭からかけちゃうわ、のハードな喧嘩が演技とは思えないくらい迫力がありました。この作品以前の長渕の主演ドラマ「家族ゲーム」の時もそうだったんですが、
彼の喧嘩のシーンはお芝居に見えなくて恐かったです。芝居が上手なのか本気なのか・・・??
バイクに乗ってるだけなのにカッコイイ2人♡


運転は保、バイクにまたがりキス!カッコ良すぎですよね!
最終回、涙、涙でした








最初はしぶしぶ一緒に暮らし始めた3人が、せっかく本当の親子のようになったのに!と、泣けて泣けて仕方がなかった最終回!言葉が少ないマリオが残した手紙。それを軽く指ではじく保。
親元に戻ったマリオが、数日後にひょっこり現れたのは、2人にお礼を言いたかったから。
最高のラストシーンでした!
長渕剛との結婚で、メディアへの露出が極端に減った志穂美悦子の全盛期の作品であり、いまや肉体改造のしすぎ感がいなめない長淵剛のヤセっぽっちぶり、名子役としてその名を轟かした柴田一幸くんの演技も見どころですね!DVD化熱望の名作です。