ロッキー4/炎の友情
スタッフ
キャスト
ロッキー・バルボア(シルベスター・スタローン)
アポロ・クリード(カール・ウェザース)
エイドリアン(タリア・シャイア)
イワン・ドラゴ(ドルフ・ラングレン)
ルドミラ・ドラゴ(ブリジット・ニールセン)
ストーリー
世界ヘビー級チャンピオンロッキー・バルボアは、愛する家族とセレブな絵で描いたような幸せな生活を送っていた。自宅プールでくつろいでいたロッキーの盟友、アポロ・クリードはテレビで中継にくぎ付けになった。それは、ソビエト連邦から来米したソビエトアマチュアヘビー級チャンピオン、ドラゴの姿だった。ドラゴ側は、ロッキーとのエキジビションマッチを希望していた。
アポロは早速、ロッキーの家に行きロッキーにエキジビションマッチをぜひ自分にやらせてほしいと頼むのだった。やる気のないドラゴ陣営だったが、アポロの饒舌な挑発に乗り、エキジビションマッチを決める。
ラスベガスで行われたエキジビションマッチは、華やかさを極めていた。ジェームス・ブラウンを迎えての華やかなショー、彼の傍らで踊るアポロとてもエキシビションマッチとは思えないものだった。
リングがなり、その華やかさは血も凍るような鮮烈なものになる、ドラゴのパンチの連打には手も足もでなかった。ロッキーにタオルだけは投げるなというアポロ。人間のものとは思えないそのパンチ力は、アポロの体を破壊していった。そして、ダウンしたアポロは再び、息を吹き返すことはなかった。
ロッキーとドラゴとの試合は、モスクワでの非公式なもの、日程は12月25日にクリスマスとなった。
ロッキーはソ連の極寒の田舎町をトレーニング場に選んだ。ドラゴの現代の最新科学を使ったハイテクノロジー・トレーニングに対抗するため、自然の力をフルに生かしたトレーニング方法を選択したのだ。
トレーニングを積むロッキーの元にエイドリアンがやってくる。ドラゴとの対戦を反対していたエイドリアンが応援にきてくれたことは、ロッキーにとって大きな励みだった。
モスクワに向かうロッキー。試合会場に入ったロッキーに容赦ないブーイングが浴びせられた。
最初はドラゴの容赦ない連打に苦しむロッキーだったが、何度倒されても立ち上がって向かっていく。
そんなロッキーにドラゴは初めて恐怖心を覚えた。「奴の体は鉄でできている」
倒れても倒れても果敢に立ち上がるロッキーにいつの間にか観客からロッキーコールが起こっていた。
壮絶な殴り合いの中、15ラウンドにドラゴは遂にリングに倒れた。
華やかなりラスベガス
ジェームス・ブラウンとアポロと美女
ノリノリアポロ
ひいてるドラゴ
ロッキーVSドラゴ戦にゴルバチョフ書記長が観戦に?
ゴルバチョフ書記長のそっくりさん
共演女優のブリジット・ニールセンと結婚したスタローン
彼女がこのルドミラの役を得たのも、スタローンにあてた熱烈な写真入りのファンレターであったという。
スピード結婚後、彼は彼女の為に「コブラ」という映画も製作するが、興行成績はいまいち。
離婚もあっという間であった。
まるでミュージック・クリップのようなテーマソング
DVDとサウンドトラックが販売されています
Amazon.co.jp: サントラ, ヴィンス・ディコーラ, サバイバー, ジョン・キャファティー, ケニー・ロギンス, ジェームス・ブラウン, ロバート・テッパー, ゴー・ウエスト, タッチ, グラディス・ナイト : 「ロッキー4」オリジナル・サウンドトラック - ミュージック
ロッキー~ロッキー3とは、すっかり別作品になってしまったロッキー4。よく言えば、エンターテーメント性が高くなったともいえるのだろうが、すっかり、ドラマ色がなくなってしまった上に、右翼映画と思わせるほどのアメリカ至上主義。アメリカバンザイ。それは、あの頃の時代背景もあったのかも知れない。ギリシャ彫刻のような完璧な肉体のドラゴに感服するという違う楽しみもあった。