あのマイケル・ジャクソンがスズキのスクーターCMに出演!
1982年頃に発売されたスズキのスクーター『LOVE』。
CMキャラクターはなんと、【King of Pop】マイケル・ジャクソン。
今の時代では考えられないビックタレントの起用でした。

スズキ スクーター『LOVE』の宣伝画像

スズキ スクーター『LOVE』
スズキ スクーター『LOVE』 当時のCM動画とCMソング
CMソングは「今夜はドント・ストップ」と「オフ・ザ・ウォール」の2バージョンがあった。
【今夜はドント・ストップ】バージョン

『今夜はドント・ストップ』のシングルレコードのジャケット
【OFF THE WALL】バージョン

両目でウインク?
貴重なCMメイキング映像
スズキ スクーター『LOVE』 当時の宣伝画像

スズキ スクーター『LOVE』

スズキ スクーター『LOVE』

スズキ スクーター『LOVE』
マイケル・ジャクソン起用にまつわるエピソード
既に全米1位を何度も獲得し、スターであったマイケルだが、この頃はまだ日本での知名度はそこまで高くは無かったという。
当時、スズキのスクーター『LOVE』のCM制作を担当した元博報堂・重成寛宣氏(当時部長)の談話を掲載。
たった数百万円!?破格のギャラで出演したマイケル。
このスズキCMに掛かった制作費は、契約料込みの総額で1000万円以内。
マイケルに渡るギャラは数百万円だったとの関係者の証言もある。
世界的な大スターのCM出演ギャラがたった数百万だったとは…。
数億円どころか、数十億円でも不思議はないのに。
当時まだアメリカでは根強い人種差別が残っており、人気があったマイケルであってもCM出演などは厳しい状況で、そうした環境と日本ではまだ高くなかった知名度が影響して、このような破格のギャラで出演してもらえることになったらしい。
1987年に初来日した際には空前のマイケル・フィーバー。
コンサートチケットとグッズだけで33億円の収益をあげました。
もし、その頃にCM出演を持ちかけたら、いったい幾ら必要だったのでしょう…。
当時の時代背景により実現したスズキのスクーター『LOVE』へのマイケル・ジャクソン出演。
あの映像をリアルタイムで見られたことに感謝!