【洋楽・歌姫(70~80年代)】オリビア・ニュートン・ジョンにケイト・ブッシュなど懐かしい顔ぶれで!

【洋楽・歌姫(70~80年代)】オリビア・ニュートン・ジョンにケイト・ブッシュなど懐かしい顔ぶれで!

 時代を彩る歌姫の洋楽編・1970年代~1980年代です。迫力のジャニス・ジョプリン、可憐だった(洒落じゃないですが)カレン・カーペンターなど70年代の女性シンガーから、衝撃のマドンナ、キュートなシンディ・ローパーなど80年代のシンガー…思い出しながら書いてみようと思います。(※シーラEさんの石川秀美さんのみ邦楽?です)


ジャニス・ジョプリン(Janis Joplin)

ロック界の女王『ジャニス・ジョプリン』の魅力! - Middle Edge(ミドルエッジ)

 あの頃のサマーさんが既に書いていらっしゃいます。ぜひ見て読んで、聴いてみてくださいね!
 バンドをやっていた80年代から90年代はじめ頃、女性に「好きな歌手は?」と訊くと、必ずと言っていいほどジャニスの名前がありました。それほど強烈なインパクトのある女性シンガーでした。
 あの少ししゃがれたハスキーヴォイスは、最初からあんな声ではなかったようです。ジャニスの歌いはじめ頃はきれいな透き通るような声だった…と聞いて、一体、彼女に何があってあの迫力の声になったのか…また亡くなった時のことも謎が多いことも気になるところです。

カレン・カーペンター(カーペンターズ)Karen Carpenter

兄とともに数々の名曲を残した偉大なシンガー。

カレンと兄リチャード、カーペンターズ

 カーペンターズの歌は、それこそ当時は小学生でも知っていたほどに、ジャンルや国籍、年齢など関係なく人気がありました。深い歌声が魅力でどこか可憐な(ほんとに洒落でないのですが)カレン・カーペンターが、現代でいうところの摂食障害で亡くなる…という哀しいこともあり…、この兄リチャードとの共演は見ることのできないものとなりました。でも、こうやって多くの曲が今でも残っていますし、歌い継がれていってほしいものです(音楽の教科書にも載っているとか…良いことですね!)。

キャロル・キング(Carole King)

歌うだけでなく、曲作りにおいても秀でていたシンガー・ソング・ライター。
彼女もまた多くの名曲を作曲しています。
このアルバム・ジャケットの「タペストリー(つづれおり)」…
私も何度も繰り返し聴いたものです。

キャロル・キング

Carole King / キャロル・キング

 キャロル・キングも名曲を数多くつくっている方で、また多くのアーティストによってカバーもされているシンガー・ソング・ライターです。
 テレビなどでもよくかかっていた曲もあるので、「どこかで聞いたことある!」という曲も多いはずですよ!

 この「ナチャラル・ウーマン」は、キャロルが作曲も担当し歌ってもいますが、アレサ・フランクリンもまた歌っています。迫力の「ナチュラル・ウーマン」ですよ!
 アレサ・フランクリンもまた60年代から活躍する偉大な女性シンガーですね!
 松浦理英子さんの小説で映画化もされた同名タイトルでは、アレサ・ヴァージョンが主題歌として使用されています。

映画「ナチュラル・ウーマン2010」

松浦理英子原作・野村誠一監督作品 ナチュラル・ウーマン2010

ケイト・ブッシュ(Kate Bush)

声質のせいか、どことなく「妖精」のようなケイトさんです。
明石家さんまさんの「恋のから騒ぎ」を思い出す方もいっらしゃるでしょう。

ケイト・ブッシュ

 私も大好きなシンガー・ソング・ライターの一人ですが…ちょっとだけ、苦い思い出もあります。
 だいぶ前なのですが、ケイトさんのビデオを買って家に帰り、そのビデオを見ながら(聞きながら)友達とお喋りなどしていたのですが、突如、友達が、
「ごめん…このビデオ、止めていい? なんか気持ち悪くて…(><;)」
 と言いにくそうではあったのですが、思い切り「ホラー映画」でも見ているような目つきでケイトさんのビデオを指差し…言われたこともあります。
 実は…私も「ケイトさん…歌はいいのだけど、ビデオだとちょっと…(._.)」
 と同じく思ったもので…。
 それ以来、ケイトさんのCDは買うけどビデオ(DVD)を買うことは控えるようになりました…。
 ちょっぴりトラウマちっくになってるかも…!
 友達の言葉ではなくて、ケイトさんの映像…MVが…(・.・;)(なんとなく…怖くて…)

オリビア・ニュートン=ジョン(Olivia Newton-John)

杏里さん、尾崎亜美さんの歌「オリビアを聴きながら」のオリビアは、やっぱり、このオリビア・ニュートン・ジョンのことのようですね!

オリビア・ニュートン・ジョン

 ケイト・ブッシュさんとはまた違う高音で澄んだ歌声のオリビアさんです。
 ミュージカル映画「グリース」では、ジョン・トラボルタと歌って踊って演技も! 「ザナドゥ」も映画でしたね!
 その歌声のせいか、これぞ「プリンセス(姫)」、清楚なイメージだったオリビアさんが80年代になって「フィジカル」をリリースした時にはちょっとした驚きでした!

デボラ・ハリー(ブロンディ)Deborah Harry

ロックバンド「ブロンディ」の紅一点・ボーカルだったデボラ・ハリー。
マドンナ登場以前は、彼女がセックス・シンボル的だったかも?!

デボラ・ハリー

 セクシーなデボラさんがボーカルのバンド、ブロンディの代表的な曲の一つ「コール・ミー」は、リチャードギア主演の「アメリカン・ジゴロ」の主題歌でもあり、アメリカ、イギリス、そして日本でも大ヒットしました!
 きっと覚えていらっしゃる方も多いでしょう。

マドンナ(Madonna)

【マドンナ】今でも第一線で活躍する彼女のデビュー当時から「ヴォーグ」までを再度、まとめてみます。 - Middle Edge(ミドルエッジ)

デボラ・ハリーさんの後、セックス・シンボルと言えば、この方でしょう!

マドンナ(デビュー当時)

シンディ・ローパー(Cyndi Lauper)

シンディ・ローパーのかっこかわいいファッションまとめ - Middle Edge(ミドルエッジ)

パット・ベネター (Pat Benatar)

彼女の曲「ハートブレイカー」は1985年に、葛城ユキさんのカバーで歌われ、堀ちえみさん主演のドラマ「スタア誕生」の主題歌でもありました。

パット・ベネター

シャーデー・アデュ(シャーデー)Sade Adu

落ち着いた大人の魅力が溢れていたシャーデー。

シャーデー

グロリア・エステファン(マイアミ・サウンド・マシーン)Gloria Estefan

熱~いラテンのリズムで!

グロリア・エステファン&ザ・マイアミ・サウンド・マシーン

アトランタ・オリンピックでは、グロリアの「リーチ」がテーマソングになっていましたね!

1996年アトランタ・オリンピック

 「コンガ」のノリノリのラテン・リズムもとっても良かったですが、やはり1996年のアトランタ・オリンピックのテーマソング「リーチ」も、忘れ難いですね!
「自分で自分をほめたいです」
 マラソンの有森裕子さんの言葉と一緒によみがえってきそうです!
 そのグロリアさんも、この歌をうたう数年前に事故で脊椎に怪我を負われていたのですよ。だから、この歌は、グロリアさんにとっても大事な歌だっただろうと思いますよ!

シーラ・E(Sheila E)

ティンバレス(パーカッション楽器)を叩きながら、足でシンバルまで叩いてしまう…80年代頃はCMでも披露してくれました、シーラさんです。
故・プリンスさんのプリンス・ファミリーの一員でもありました。
そして、当時の日本のアイドル石川秀美さんもカバーを…??
「♪もっと接近しましょ♪」懐かし…!

シーラ・E

 シーラ・Eさんは、ソロとしても有名な方でしたが、プリンス・ファミリーの一員で、確かプリンスさんの映画「パープル・レイン」でも少しだけお姿をお見かけしました!
 だから、プリンスさんが亡くなった時、思い浮かべたのはシーラさんでした…。
 また、私もドラムを長らくやっていたもので、シーラさん…憧れの女性でもありました(#^.^#)
 あんなふうに、かっこよくティンバレス叩いてみたいな…って、ほんとに習いに行ったり…(行ったはいいですが、すご~くゆったりなボサノバが多くて…^_^;あまり行かなくなりました…残念)。
 個人的にも思い出深いお方であります。

70年代~80年代 洋楽・歌姫編 まとめ&チャカ・カーン

 まだまだ書き足りない感じがしますが…(たとえば、ホイットニー・ヒューストン…80年代に既にデビューされていますが、なんとなくホイットニーさん「90年代」のイメージがあって…)、個人的に印象に残っている歌姫、女性シンガーさん洋楽編をまとめてみました。
 ロックあり、ポップスあり、ラテンあり、プログレッシヴ風あり…様々なスタイルで歌う女性たち、みんなそれぞれの持ち味があって、思い出深く…書いていて楽しかったです。
 みなさんもこの記事を読まれて、あの頃を歌とともに思い出していただけたら幸いです!
 最後まで読んでみてくださって、ありがとうございます。

 最後はチャカ・カーンさん「I'm Every Woman」で終わりたいと思います。

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