映画『エーゲ海に捧ぐ』のテーマソング「魅せられて」

歌詞の「Wind is blowing from the Aegean」は、Wind is blowing from the Aegean」は、「風はエーゲ海から吹いてくる。」という意味です。
「エーゲ海のテーマ〜魅せられて」はワコールが協賛してタイアップ

『エーゲ海に捧ぐ』の原作・監督は、版画家・池田満寿夫

小説『エーゲ海に捧ぐ』は、1976年池田 満寿夫が42歳の時に執筆しました。同年、野性時代新人文学賞を受賞。1977年には『エーゲ海に捧ぐ』は芥川賞を受賞しています。
小説『エーゲ海に捧ぐ』
映画『エーゲ海に捧ぐ』あらすじと登場人物
映画『エーゲ海に捧ぐ』は、1979年4月21日東宝東和より公開されました。
日本語吹替ではアニタ役のイロナ・スターラ(チチョリーナ)の声を当時TVのバラエティ番組にも出演し、注目されていたAV女優の黒木香さん(現在は引退されています)がつとめました。
また、黒木さんがアダルトビデオ(AV)デビューしたのはイタリア留学の費用を工面するためでした。

コスは、イタリアローマの下宿先の独身の女主人エルダ(オルガ・カルラトス)と肉体関係になってしまうんです。そして、愛欲の果てにニコスとエルダは結婚します。

妻エルダの妹、話さないリーザ

『エーゲ海に捧ぐ』有名画廊の娘アニタ



そこへ妻のエルダから電話が…


『エーゲ海に捧ぐ』リーザに撃たれるニコス


退廃とエロティシズムの先にあったものは死でした。
『エーゲ海に捧ぐ』アニータ役イローナが、あの有名なチッチョリーナ

チチョリーナことシュターッレルは元ハードコアのポルノ女優



『エーゲ海に捧ぐ』の監督、池田満寿夫氏と女性
『エーゲ海に捧ぐ』の原作者で監督でもある、池田満寿夫氏自身は、若い頃、芸大受験し3回失敗し、21歳の時に下宿先の夫人の通夜の晩にその娘に欲情し結ばれ、池田より10歳も年上の娘、大島麗子と結婚します。映画『エーゲ海に捧ぐ』主人公ニコスと同じです。この女性は厳格なカトリック信者で生涯、池田との離婚を認めませんでした。後に出合う作家富岡多恵子や中国系アメリカ人、リラン・ジー、バイオリニスト佐藤陽子など3人の女性とは事実婚でした。実は晩年もう一人台湾系の若い女性「池 依依」という愛人がいました。
池田満寿夫を愛し、彼に愛された池依依の二人の愛を綴った本これを読んでも、深いつながりのある愛ってあるんだなあと思わされる。
http://whitefullm.exblog.jp/1715111池田満寿夫もうひとつの愛 : 59才のごま塩ツインテール