70年代週刊少女コミックシリーズ第3弾☆竹宮 惠子作品に触れる

70年代週刊少女コミックシリーズ第3弾☆竹宮 惠子作品に触れる

竹宮作品といえば特に『空が好き』『ファラオの墓』『風と木の詩』などをを思い浮かべます。安定した美しい絵柄なのに時々残酷な描写が衝撃的!でも目が離せない!少年誌で連載、コミック賞やTVアニメ化された『地球へ・・・』で知られる大御所漫画家・竹宮惠子の世界へいざないます。


漫画家・竹宮恵子氏について

漫画家・竹宮惠子氏 来歴

竹宮惠子さん (たけみや・けいこ)

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1978年 第9回星雲賞コミック部門受賞。



週刊少女コミックではありませんが・・・<(_ _)>

地球(テラ)へ・・・より

まんだらけ

2人姉妹の長女として徳島市に生まれる[3]。5歳頃から日常的に漫画を描くようになるとともに[4]、貸本屋に通いつめて石ノ森章太郎から小島剛夕といった劇画まで選り好みせず読む子供時代を送った[5]。小学1年生の時に描いた絵日記にはグランドピアノが既に立体的に描かれていた[3]。小学3年生の時に北島町へ移り住む[6]。 中学時代から本格的に描き始め、1965年、石ノ森の『マンガ家入門』と『龍神沼』を読み大きなショックを受け、石ノ森作品を端から読むようになる。石ノ森に「漫画を共に描く仲間が欲しい」と手紙を送ると、石ノ森から紹介された漫画を描いているグループの人達から手紙が届くようになり、「石森ファン筆頭」の同人誌『宝島』グループに参加し[7]、執筆を続ける。 (~中略) 上京後、思うように作品が描けないスランプに3年間ほど陥り、そのために自律神経失調症を患い、体重が40kgを切ってしまう。しかし、この状態を克服するために休養ではなく今まで以上に漫画を描くという手段を選び執筆を続け、1974年には『ファラオの墓』がヒット[3]。また、稲垣足穂などを研究し耽美的なものが受けると読んだ[16]竹宮は、7年間にわたる構想[3]を発表するべく1976年に『風と木の詩』の連載を開始。少年の同性愛を耽美に描き、漫画界に衝撃を与えた。 1977年には、『月刊マンガ少年』にてSF作品『地球へ…』の連載を開始。少女漫画家が少年漫画誌で連載を持つことは当時としては画期的であった。1978年、『地球へ…』が第9回星雲賞コミック部門受賞。1980年、『風と木の詩』『地球へ…』で、第25回小学館漫画賞を受賞。同年、『地球へ…』が東映によってアニメ映画化された。 1997年、エルメスのフランス本社の社長から依頼され、エルメスの社史を漫画にした『エルメスの道』を発表。本作が京都精華大学マンガ学部長であった牧野圭一に評価されたことがきっかけとなり、2000年に京都精華大学マンガ学部の教授に就任[5]。漫画家として日本初の大学の専任教員となった。また原画保護のために、精巧な複製原画である「原画´(ダッシュ)」の制作研究も行う。2007年、『地球へ…』が発表から30年の時を経てテレビアニメ化された。2008年には同学部の学部長に就任[17]。鎌倉市の自宅から新幹線で大学に通い、週の半分は京都にいる多忙な生活を送っている[4]。後に妹夫婦の住む福岡に移住し、同居生活を送る。 2013年11月、同校の次期学長に選出されたことが明らかにされた[18]。就任は2014年4月、任期は4年。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%AB%B9%E5%AE%AE%E6%83%A0%E5%AD%90

竹宮惠子 - Wikipedia

竹宮惠子氏は、メディアでもよく見かける有名な漫画家ですね。
そして、その絵柄は見る人誰をも魅了する美しさと繊細で華麗なタッチ。憧れてしまいます💛

自律神経失調症を患っても休養を選択するのではなく、それ以上に漫画を執筆するというストイックさには脱帽です!だからこそ当時病と闘いながらも「ファラオの墓」という大ヒット作が生まれたんですね!

今回は70年代週刊少女コミックで活躍された数ある中から3作品を取り上げ、その魅力に迫ります!

「空がすき!」

週刊少女コミック
第一部  1971年12号~1972年21号
第二部	1972年33号~1972年41号

空がすき!

ポストカード・コレクション 竹宮恵子編

「空がすき!」 主な登場人物

「空がすき!」 ストーリー(概要)

両親がなく、詐欺師としてしっかり生きている少年タグ・パリジャン。
タグという少年・・・一筋縄ではいかない、侮れないキャラ感です!14歳で詐欺師というちょっと風変わりな主人公が活躍するのですが、この物語は恋愛要素はほとんどなく、あるとすればどちらかといえばBL(ボーイズラブ)っぽいテイストが感じられます。いや、かといってこの「空がすき!」は全くそういったテーマではなく、心温まるヒューマンドラマといったジャンルでしょうか。

この少年、確かに付き合っているうちに気が付けば好きになっちゃうタイプ!?

まちの人気者になっちゃうくらいですから。

とにかく詐欺師といっても本当は心優しく孤独なタグ・・・そこが憎めないのです。

竹宮先生がフランスのミュージカル映画を観て刺激を受け、この作品にミュージカル要素を取り入れ、連載が始まったそうですが、いまいち反応がなく、やむなく打ち切ったそうです。
しかしその後の反響のほうがが大きく、第二部を開始したところ、人気を呼び、竹宮惠子出世作の第一歩となったそうです。

いやぁ・・・どこでどう転じるのか、ホント人生はそこが面白いところですね!

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:竹宮惠子/〓〓|電子書籍・漫画(マンガ)・コミック|タグ・パリジャン、14歳の天才サギ師。ぼくの商売には……恋は禁物なんだ、あしからず!今日のカモはどなたかな?皆々様、タグ・パリジャンに心奪われぬよう、どうぞお気をつけて!!■収録作品■空がすき!第1部★巻末特別収録…作品の原点、ラフや構想が綴られた“クロッキーノート”大公開!|コミックの品揃えが世界最大級の電子書籍販売サイトeBookJapan。立ち読み無料。

「空がすき!」について 読者の声

ところどころにタグが突然歌いだし、ミュージカル風にページいっぱい表現しています。

ミュージカルを見事にマンガで表現しています!まるでメロディーまで聞こえてきそうなほど詩情豊かな迫力あるシーンがいくつか出てきます。

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