ストーカー 逃げきれぬ愛

「ストーカー 逃げきれぬ愛」は1997年1月6日から同年3月10日まで、日本テレビ系列で放送されました。
後述する「ストーカー・誘う女」と同クールに放送されており、こちらは先駆けの月曜22時からの放送でした。
渡部篤郎が注目されることとなったきっかけである作品です。怪奇的な演技には脱帽です!
【主なキャスト】岸本海

【主なキャスト】三枝辰也

数々の猟奇的なシーン

・エレベーターの中に海の友人を閉じ込め、変なクラシックを聴かせてパニックに陥った智子(海の友人)の声を聴き、エレベーターの上で乱舞する
・海の家に盗聴器を仕掛けて生活のすべてを監視し、留守中に上がり込んで化粧台に向かう(スプレーなど使用)
・ベッドで髪の毛を発見
・最恐の入浴シーン
など、数々のショッキングなシーンがありました。
サブタイトルから伺える豹変ぶり
第1話:君が運命だ
第2話:危険な断り方
第3話:拒絶には罰を
第4話:君を支配する
第5話:壊れていく男
第6話:君は僕の一部だ
第7話:侵入
第8話:嫌がらせ自殺
第9話:監禁
最終話:君と永遠に…
どんどん壊れていってます。
主題歌
ストーカー・誘う女

「ストーカー・誘う女」は、1997年1月9日から3月20日までTBS系列にて放送されたドラマです。
先述した「ストーカー 逃げきれぬ愛」と同クールに放送され、こちらは木曜22時からの放送でした。
「柊志さん!!」「ミチル君!!」と呼び合い抵抗する柊志(陣内智則)の姿が印象的です。
【主なキャスト】森田柊志

【主なキャスト】上原ミチル

【主なキャスト】北川敦

【主なキャスト】室町克彦

ストーカー・危険な女
めちゃイケにて「ストーカー危険な女」として、誘う女のパロディが放送されました。全3回です。岡村隆史演じる柊志に向けてミチル(もちろん雛形あきこ)が毎回無理難題をふっかけました。ミチルにボコボコにされる柊志(岡村隆史)がおもしろかったですね。ケチャップを頭からぶっかけられていたのが印象的です!
サブタイトルから伺える豹変ぶり

第1話:あなたを奪いたい
第2話:しのび寄る恐怖
第3話:無言電話が鳴る時
第4話:嘘をついて外泊
第5話:のぞきたい彼の家
第6話:不気味な留守電
第7話:もう我慢できない
第8話:天国で結ばれたい
第9話:彼を離さない
第10話:もう誰も許さない
第11話:愛してるけど殺す
最後、包丁を振り回しながら追いかけまわすところは視聴者も恐怖を覚えたことでしょう。
主題歌
略奪愛・アブない女

「略奪愛・アブない女」は、1998年1月9日から3月27日にTBSにて放送されていたドラマです。先述した「ストーカー・誘う女」のシリーズ第2弾といった趣旨で、前回同様、心の病を持つ女性が登場しており、演じた役者、ストーリーなども似たようなところがありました。
【主なキャスト】浅野岳史

【主なキャスト】浅野樹子

杉田鈴

【主なキャスト】松岡哲也

【主なキャスト】杉田謙太郎

ストーカー・誘う女との共通点

・ミチルも鈴も心に傷を負っていて、精神科医の力によって立ち直った
・ミチルも鈴も想像妊娠をした
・相手の名前を呼ぶシーンが妙に多い(「ミチル君!」「柊志さん!」「鈴ちゃん!」「アニキ!」)
・どちらのドラマにも袴田吉彦と小林稔侍が出演しており、設定も同じ(袴田吉彦はストーカー女性に心を寄せる男性、小林稔侍はストーカーされた男性の義父役)
・めちゃイケ繋がり(雛形あきこと鈴木紗理奈)
・包丁を振り回す
サブタイトルから伺える豹変ぶり


第1話:あなたを奪いたい
第2話:のぞきたい彼の家
第3話:あたし生むわよ
第4話:もう我慢できない
第5話:まさか夫と妹が?
第6話:妻が見た驚く不倫
第7話:引き裂いてやるわ
第8話:一緒に死んでよ
第9話:燃える花嫁衣裳
第10話:姉さん消えてよ
第11話:最後に勝つのは私
関西人である鈴木紗理奈と赤井英和の標準語もかなり違和感がありましたね。「鈴ちゃん!」なんて「すーちゃん」にしか聞こえませんでした。
主題歌
なぜか主題歌は、純愛バラードの超王道「HOWEVER」でした!!家に向かって家族が幸せそうに歩いていく映像と共に曲が流れます。ここでもなんとなく違和感…!?曲は素敵なんですけどね。
主題歌のみならず、挿入曲に至るまですべてGLAYの楽曲で揃えられています。
どのストーカーもハンパない狂気っぷり!
辰也、ミチル、鈴…3人とも狂気っぷりはハンパなかったですが、ストーリーの終盤になるにしたがってどんどんコメディっぽく見えてきたのは自分だけでしょうか…!?