僅か3年間の活動だった「Spiral Life」(スパイラル ライフ)

「Spiral Life」(スパイラル ライフ)の二人
人気絶頂期に解散
FURTHER ALONG / SPIRAL LIFE~20th anniversary mix(中島ヒロト) - 個人 - Yahoo!ニュース

FURTHER ALONGの頃
懐かしき90年代 / 渋谷系アーティスト (Spiral Life編) | RENOTE [リノート]

物静かな印象の二人
解散ライヴは1996年3月23日の横浜アリーナでした。
2013年、石田小吉のインタビュー(総合カルチャーサイト「Real Sound」)によると当時、本人たちは「渋谷系」の括りに入れられていると感じつつ、自分達はロック的なスタンスで音楽活動をしていたので、サンプリングを行う渋谷系ではないと感じていたそうです。
さらにコアな渋谷系の人々からは「あんなの渋谷系じゃない」と言われたとの事。
オルタナティブ・ロックを追求した「Spiral Life」
いわゆる型にはまらず、アンダーグラウンドの良さを生かしながらも自分たちの音楽を志向していくオルタナティブ・ロック(日本では和製英語のミクスチャー・ロックとも言われた)。
日本では90年代にレッド・ホット・チリ・ペッパーズ、ニルヴァーナにより、シーンが確立されました。
Spiral Lifeも90年代のそうした音楽性を内包したバンドでした。
デビュー直後は「サウンド・オブ・マイ・ジェネレーション」を掲げ活動します。儚くも切ない印象のメロディにギター音を重ね、新たなオルタナティブ・ロック(もしくはギターロック)を追及していきました。

2nd アルバム 「Spiral Move TELEGENIC2」
解散後はソロミュージシャン、プロデューサーとして活躍
懐かしき90年代 / 渋谷系アーティスト (Spiral Life編) | RENOTE [リノート]

「AIR」として活動を行った車谷浩司

「MOTORWORKS」 石田小吉は右から2番目
洗練された名曲が揃った「Spiral Life」動画集
【ANOTHER DAY,ANOTHER NIGHT】
【20TH CENTURY FLIGHT-光の彼方に-】
サブタイトル通り、光の彼方(=未来?)を見つめているようなステキな曲です。 車谷と石田のリードボーカルが交互にくるところも非常にツボな曲。
http://furtheralong.net/spiral_move.htmlspiral life/2nd 『spiral move』
【GARDEN】
2013年には1st.アルバムをミックスダウンして発売!
Amazon.co.jp: SPIRAL LIFE : FURTHER ALONG-20th anniversary mix- - ミュージック

「FURTHER ALONG-20th anniversary mix- Limited Edition」
解散から20年以上が経ちますが、あの声とあのギターの音色は、多くのファンの中で今も色褪せずに鳴り響いている事でしょう。
20年間にそれぞれ独自の経験値を得た車谷と石田。
もしSpiral Lifeが再結成したら、以前とは全く違う音楽になりそうですね。
ちなみにミドルエッジでは「BAKU」での車谷浩司の活躍をまとめた記事もあります。
バンドブーム絶頂期にホコ天で人気のあったバンド『BAKU』 - Middle Edge(ミドルエッジ)