放送禁止・中止・自粛に追い込まれたCM一覧【1975~1999年】

放送禁止・中止・自粛に追い込まれたCM一覧【1975~1999年】

1975~1999年の間に視聴者の批判などから問題になり放送禁止・放送中止・自粛・差し替えに追い込まれたテレビCM。代表的なCMのクレーム・苦情内容、自粛理由ともに動画&画像を一挙紹介。


日産自動車『スカイライン』男だったら、乗ってみな。(牧瀬里穂)

1996年に放送された日産自動車「スカイライン」のCMで牧瀬里穂のセリフ「男だったら、乗ってみな。」とキャッチコピーに対して男女差別というクレームが付いたため、「好きだったら、乗ってみな。」に変更された。

日本新聞協会『新聞を読む白ヤギ、読まずに食べてしまう黒ヤギ』

1997年、10月の新聞週間に合わせて作られたCMは、童謡「やぎさんゆうびん」の歌詞をモチーフに「新聞を読む白ヤギ、読まずに食べてしまう黒ヤギ」をアニメキャラクターとして描いた。
黒ヤギのイメージが、新聞が読めない無知な黒人を彷彿とさせるとして抗議が来たためお蔵入りとなったとされる。
だが、実際の黒人からの抗議は存在しなかったといわれている。

日清『カップヌードル ポーク』

連れていかれた母豚を追い「ママ~」と叫ぶ子豚。
その後、「パパも~」というセリフもある。

【CM画像】日清 カップヌードル ポーク

1999年に放送された日清カップヌードルのCM。
カップヌードルに入れられた母豚が夕日の中どこかへ連れていかれ、子豚が泣きながら追いかけるCMを放映した所、「子供がショックを受けた」旨のクレームが多数よせられ中止になった。

ハウス食品『ハウスシチュー』犬と一緒に遊んじゃダメよ

1999年に放送されたハウス食品「ハウスシチュー」のCM。
母親のセリフ「犬と一緒に遊んじゃダメよ」が動物愛好家から「ペットを捨てる事を推奨している」というクレームがあり、セリフが「暗くなるまで遊んじゃダメよ」に変更された。

【番外編】浅茅陽子のエバラCM降板騒動

1980年第半ばから90年代初頭までエバラ食品工業の焼肉のたれ、ステーキソースなどのテレビCMに出演していた浅茅陽子。
「エバラ家の人々」という映画にもなる人気ぶりだったが、「私はベジタリアン。実はお肉を食べない。」と発言し降板させられることになった。

昔も今も、視聴者の批判で放送禁止CMは発生している…。

以上、1975~1999年の間に放送禁止・放送中止・自粛・差し替えに追い込まれたテレビCM一覧でした。

いかがでしたか?
見る人によって「それはさすがに…」というCMから「なんでダメなの?」というCMまで色々な感想があるのでは。

あまりに息苦しい社会は勘弁してほしいので、もう少し寛容な社会であって欲しいですね。

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