1.放送された年の1978年はどんな年?
この年は、映画では、スターウオーズ・未知との遭遇・野生の証明などが流行りました。
音楽では、あのサザンオールスターズが「勝手にシンドバッド」でメジャーデビューしています。サザンの音楽には大熱狂したものです。
1978年6月12日は、宮城県沖地震が発生しました。このドラマが始まった時が1978年5月~9月ですので、この番組の放映中でした。東北の方々には感慨深い年でしょうね。
2.青春ど真ん中!当時は青春ばやり
なぜか今は青春っていう言葉は余り使いませんね。やはりメディアの影響でしょうか?当時は青春と名のつくドラマや映画が多数ありました。多くの若者やお父さんお母さんが様々な感動や刺激をうけたことでしょう。作品の作り方がとにかく一直線でしたね。すなおに感動がつたわってきました。
「さらば青春」という歌もその当時よくきかれていましたね。今でもおぼえています。
「さらば青春」―小椋佳
3.青春ど真ん中の主役はなんと「バクダン」
青春ドラマの主役が板についてきた、中村雅俊が演じたこの番組の主人公は、「バクダン」とよばれる破天荒な教師でした修学院高校の産休補助教師として赴任してきました。第1話では、東南アジアで英語の先生をしていた体験を語っています。当時の東南アジアでは、ベトナム戦争で大変な状況でしたので、そのセリフは当時の視聴者の気持ちを弾きつけるのものでしたね。
学校は、もっと楽しいところではなかったのか?など、校長先生とやりあって先生として姿勢をただす一面もあれば(ただし、自分の間違えを指摘されて逆切れ気味のところもありましたが・・)、すけべな一面もありました。
4.先生たちが主役!!不思議な学園ドラマ
大概の学園ドラマは、先生が奮起して生徒をまきこみ更生させ成長させるのですが、このドラマは、明らかに違うのです。「ばくだん」と言われる中原先生が同じ下宿に住む別の二人の先生そして、特徴のある先生達がを目覚めさせていき、生徒達も同じように変わって行くというもの。一味違った学園ドラマに仕上がっています。
5.変なあだ名だらけ、どうなってるの?ここの先生たち!?
なぜか、強烈なあだ名をつけられてしまう、教師たちおもしろすぎます。
平久作( へー)、小森昭治(ボーヤ)、田坂萌子(ビックリマーク)、堀込ドキ子(ゲシュタポ)、村上かおる(つん)、有沢弓子(めそ)
コントみたいな命名ですね。前の「俺たちの祭り」より、かなり笑いの要素が増えたみたいです。
バクダン(非常識)