竹取物語
竹取物語 (1987年の映画) - Wikipedia
スタッフ
竹取物語 (1987年の映画) - Wikipedia
キャスト

加耶/沢口靖子

竹取の造/三船敏郎

田吉女/若尾文子

大伴の大納言/中井貴一
ストーリー

竹細工を生業とする竹取の造と機織りの妻田吉女は5歳になったばかりの娘をなくし、悲嘆にくれていた。
ある日、家の近くに閃光がさし、外を見ると山が燃えていた。
竹取の造が竹林にいってみると、無事だった。かやのお墓の近くの筍のような入れ物が閃光につつまれ、
赤ん坊がなかにはいっていた。
その入れ物は熱く思わず竹取の造は手をはなしてしまった。ころころと転がるその入れ物から赤ん坊がハイハイをしながらでてきた。そして、赤ん坊はどんどん大きくなり、娘の加耶そっくりな女の子がでてきた。しかしその子は目が青かった。
二人は、その子を育てることにした。

加耶の入っていた入れ物のかけらをお金にならないか依頼したところ、純金ですごく値打ちのあるものとわかった。竹取はそれを少しずつ売り、仕事もせずにお酒ばかり飲むようになった。
ある日、夫婦が帰ってくると、加耶が美しい娘に成長しており、目も黒くなっていた。
夫婦は急に成長した加耶から世間の目から遠ざけることと、裕福になったことを怪しまれるのを避ける為、都からはなれた場所に立派な邸宅を建てた。美しい娘が暮らしているという噂はすぐに流れ、貴族たちの耳にも入るようになった。
道を譲る譲らないでいさかいを起こしていた車にのっていたのは、大伴の大納言でもう1台の車には加耶が乗っていた。加耶の美しさに大伴の大納言は恋に落ち、竹林で求婚したのだった。

大伴の大納言以外にも加耶に求婚する2人の貴人がいた。
車持の皇子(春風亭小朝)、阿倍の右大臣(竹田高利)であった。
加耶は3人に結婚を条件に無理難題を持ちかける。
渤海の東の蓬莱という島にある「蓬莱の玉の枝」、唐土に古くから伝わる「火鼠の革袋」、天竺の深海にすむ「竜の首の玉」を持ち帰ることだった。
車持の皇子は、「蓬莱の玉の枝」、阿倍の右大臣は「火鼠の革袋」、大伴の大納言は「竜の首の玉」を選んだ。

加耶は竹取の造と田吉女に自分が月からきたことを告げた。
二人は信じられない思いで加耶を見つめた。
車持の皇子と阿倍の右大臣は加耶のいう品物を持って帰ってきたが、偽物であることがわかった。
大伴の大納言の船は沈んだという知らせに加耶は悲嘆にくれる。
ある満月の夜-

衣装はあのワダエミさん担当



竹取物語 主題歌
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そして加耶は月へ帰っていきました

