NHKドキュメンタリー『シルクロード』
かつてNHK総合テレビで放送されたドキュメンタリー番組『シルクロード』。
1979年から1980年にかけて、NHKと中国中央電視台により、中国領内シルクロードの共同取材が行われ、全12回シリーズ『日中共同制作シルクロード 絲綢之路』が、1980年4月から1年間放送されました。
テーマ曲となる『シルクロードのテーマ(絲綢之路)』は、シンセサイザー奏者の『喜多郎』さんが作曲。
スケールの大きさと同時に郷愁感を誘うテーマ曲は、たちまち話題になりました。
ナレーションは俳優・石坂浩二さん。
ラクダの隊列が進む広大な砂漠の風景、服装・生活習慣が日本とは異なる人々の暮らしの映像は、インターネットなどなかった時代、外国への興味とあこがれをかきたて、NHK特集「シルクロード」は、「シルクロードブーム」を巻き起こしたほどの人気番組となりました。
『喜多郎』の『シルクロード』
シルクロードのテーマ - YouTube
とても心が落ち着く曲だと思います。
思い出していただけたでしょうか?
『喜多郎』ってどんな人?
喜多郎という名の由来は、高校時代のあだ名から。
長髪だったことから「ゲゲゲの鬼太郎」→「キタロウ」になり、そのまま違う漢字をあてて「喜多郎」にしたそうです。
シンセサイザーとの出会い
クラウス・シュルツェ