手塚治虫の未完作!母親を探しをする子犬の日常を描いたミュージカルアニメ『ワンサくん』

手塚治虫の未完作!母親を探しをする子犬の日常を描いたミュージカルアニメ『ワンサくん』

主人公が少年のコウタの家で飼われながら、町の仲間たちとのほのぼのした交流を描いたアニメです。当時掲載されていた雑誌が掲載中止になり未完成で漫画が終わりましたが、アニメでは完結しています。


ワンサくん

放送期間1973年4月2日~9月24日(毎週月曜19時00分から19時30分)

旧虫プロダクションが制作した最後のアニメ作品でもある。

アニメ『ワンサくん』

しかし、手塚治虫自身が主宰する虫プロが労働争議に揺れていた時期であり、そうしたゴタゴタが続く中、雑誌そのものが方向性を見失って、この作品も連載が中断したまま未完となってしまいました。
それから1年後の1973年4月に、虫プロ最後のテレビアニメ作品『ワンサくん』の放送が始まりました。

原作になった漫画は、虫プロ商事から刊行された「てづかマガジンれお」に掲載されていました。

アニメのキャッチコピー

あらすじ

時は現代、ここは東京。街の犬たちに追われ突然幸太の家に紛れ込んだ1匹の野良犬は、ワンサと名づけられた。自由奔放に生きてきたワンサにとって鎖につながれた生活は、苦痛そのもの。

ママや姉さんに怒られ、しつけに手を焼いた幸太はワンサを手放すが、別れた時ふたりはお互いが必要なことを知った。

こうしてワンサは幸太の家族になり、街の犬たちとも仲良しになるのだった。

原作の漫画でより詳しくあらすじを紹介!

飼い犬になったのは、ちょっと複雑な内容です。

メインキャラクター

元気で気まぐれな白い犬。母親を捜している。本名はチビ。主人公。

ワンサ

ワンサを拾って家の押入れで飼う少年。ワンサの名付け親。

家族には、成績優秀の姉のユキコ、警視庁勤務の父、いつもワンサに手を焼いている幸太の母の4人家族です。

コウタ

丸メガネをかけた商売上手な犬。関西弁で喋る。

メガネ

眼帯をしている野良犬

ルパン

おでん屋に飼われているメス犬。ワンサのガールフレンド。

ミドリ

(耳の長いピンクのメス犬のミミ、ミミの母親。ワンサの母親代わりのマミー、最強の犬で群れることを嫌うロルフなど他にも色々と犬や猫などが登場します)

その他にも沢山の犬と仲良くなります。

三和銀行のマスコットキャラクターのワンサくん

通帳にはワンサくんのイラストが起用されています。

三和からは、貯金箱やパズル、シールなどのノベルティーグッズが出ました。

銀行では、キャラクターが沢山活用されたようです。

最終回

虫プロの時代背景とワンサくんについて

銀行のキャラクターとして使われたワンサくん

71年10月号~72年4月号まで雑誌が存在していました。

掲載していた雑誌の『れお』

『鉄腕アトム』や『ブラック・ジャック』、『リボンの騎士』などの名作を手掛けた手塚治虫にも大変な時期がありました。

手塚治虫

主題歌

『ワンサくん』もそうですが、手塚治虫のキャラクターはどれも可愛く温かみがあります。

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