改めてベジータについて紹介

ベジータ - Wikipedia
ベジータが地球にやってきた!サイヤ人編

ドラゴンボールの噂を聞きつけて、ナッパと共に地球へやってきたベジータ!アニメでいうと、ドラゴンボールからドラゴンボールZ編に突入したところですね。ベジータの初登場です!
ベジータはナッパと共に地球人と戦闘を始めますが、ナッパは悟空にボコボコにされてしまいます。ナッパは、「助けてくれ」とベジータに懇願しますが、「動けないサイヤ人など必要ない」と、容赦なくナッパを処刑しました。さすが、サイヤ人のエリート!残酷非道極まりない!
ナッパの処刑後ベジータは、悟空との壮絶な戦いを繰り広げます。悟空の力に圧倒されそうになったので、大猿に変身することを考えますが、前に亀仙人が破壊してしまったため月は見当たりません。そこで、自らのエネルギー「パワーボール」と星の酸素を混ぜて作りだした擬似的な月により、見事大猿に変身します。
ここで早速、ベジータの名セリフの出番です。
「はじけてまざれ!」
通常の10倍の戦闘力を持ったベジータは悟空に瀕死の重傷を負わせますが、ヤジロベーに尻尾を切られてしまい、元に戻ります。その後、ベジータ自らが作った疑似的な月を見てしまった悟飯は大猿に変身し、ベジータはその下敷きになってしまいます。
そしてヤジロベーの持っていた剣でクリリンに殺されそうになりますが、ベジータとの再戦を望む悟空の「とどめを刺すな」というテレパシーがクリリンの耳に届き、なんとか地球から逃げ出したのです。
ベジータに対するナッパの忠誠心を見る限りは、さすがサイヤ人の王子と思えたが・・・!?
早速、悟空によって命拾いをしてしまいました。
早くも地球定住:ナメック星編

ベジータは地球で瀕死の状態に陥ったため惑星フリーザNo.79に戻り、治療を受けて体力を回復させます。回復後、フリーザがナメック星にドラゴンボールを探しに行ったことを仲間のキュイから聞き、自らもナメック星へ向かいます。
永遠の命を手に入れるためドラゴンボール集めに精を出しましたが、ギニュー特選隊のリクームによってボコボコにされ、仙豆で回復するも、フリーザによって殺されてしまいます。(一度目の死)
仙豆の力により戦闘力がグッとアップした際には自信満々な姿を見せましたが、最終形態となったフリーザには手も足も出ず、あまりの恐怖と自分の無力さに戦意喪失して初めて涙を流した姿には非常に驚かされました。
なんと、このシーンのベジータがフィギュア化して商品にもなっています!
ベジータの死のシーンでは、全国民が涙しました。
「頼むカカロット…サイヤ人の手でフリーザを倒してくれ…」
ベジータの死は、地球育ちのサイヤ人である悟空をサイヤ人の誇りに目覚めさせるきっかけとなりました。クリリンの死による怒りで超サイヤ人に変身した悟空はフリーザを倒し、その後ベジータは地球のドラゴンボールの力により生き返ることができました。
フリーザを倒したあと異星で修行をしている悟空を超えることが今後の目標となり、修行をしながら地球で悟空の帰りを待ちます。
その内ちゃっかりブルマとの間にトランクスを授かりました。
超サイヤ人に目覚める:人造人間編
ベジータはサイヤ人のエリートである自分よりも先に、下級戦士である悟空が先に超サイヤ人に覚醒したことに苛立ちを募らせていましたが、人造人間との闘いまでの3年間の間に、自らの怒りによってついにベジータも超サイヤ人へ覚醒します。
その後ついに現れた人造人間19号を圧倒しますが、18号に完敗します。
不甲斐ない自分へまた苛立ち、未来から来たトランクスと共に精神と時の部屋で修行をしますが、17号を吸収した完全体セルに必殺技のファイナルフラッシュが全く通用せず、またもや完敗してしまいます。
セルゲーム
セルゲームに向けて再び精神と時の部屋で修行をしましたが、セルが生み出したセルジュニアと戦うのがやっとでした。
その後セルによってトランクスが殺され、激高してセルへ挑みますが返り撃ちに遭い、その追撃を受けそうになったベジータをかばった悟飯が左腕に負傷をしてしまいます。
これが悟飯の足を引っ張ってしまう結果となり、クリリンから「トランクスならドラゴンボールで生き返れたのに!」と非難を浴びます。
ですが最後には、親子かめはめ波で悟飯がセルを倒す際に横からセルに気功法を撃ち込んで気を散らせ、その隙に悟飯がセルを倒すのに一役買うことができました。
セルとの闘いでは、自らの不甲斐なさや悟空の死、自分にはない孫親子の絆にショックを受けたのか、セルゲームの去り際に戦線離脱を宣言します。
「俺はもう、戦わん・・・」

地球人との触れ合いを経てこの辺りから少しずつ、人間らしくなっていきます。

セルゲームから7年後:魔人ブウ編
修行をしながら息子のトランクスに格闘技を教えていたある日、悟飯が第25回天下一武道会に出場すると聞きます。ベジータも出場を決意したところ、あの世からの声で悟空も一日だけ現世に復帰して出場すると聞き、さらに闘志を燃やします。
修行の途中でトランクスも悟天も超サイヤ人に変身できるのを知って、「超サイヤ人のバーゲンセールだな」と驚愕し、息子の力を試そうと「顔面に一撃くらわせられたら遊園地へ連れて行ってやる」と少し父親らしい面を見せます。


バビディの宇宙船、天下一武道会
バビディの術にかかると戦闘力を上げられることを悟ったベジータは、人間との関わりを経て穏やかになっていく自分と、生まれついての戦士としての自分との葛藤もあり、わざとバビディに洗脳されます。
思い通り戦闘力をぐんと上げますが、「サイヤ人の誇りだけは思い通りにならん」と、バビディの命令を強靭なプライドで跳ね除ける一面も見せました。
さすが、サイヤ人のプライドだけは一級品です。洗脳時は額に「M」の刻印がなされています。

待ちに待った悟空との闘い、そして死
念願だった悟空との再戦を果たすベジータ。ですが、この激しい戦いによってエネルギーが急激に集められ、ブウが復活してしまいます。
「後始末は自分でつける」と心に誓って悟空を気絶させ、一人ブウの元へ向かいますがやはりブウには歯が立たず、「お前を倒す術は一方残らず消し去ることだ」と、自爆します。
ピッコロはベジータから自爆の前に「死んだらあの世で悟空と会えるか?」と問われ、「罪もない人々を殺しすぎたため、死ねば肉体は無となり、魂も悟空とは違う世界に運ばれ、そこで魂は洗われ、記憶もなくし、新しい生命体に変えられる」と答えます。
ですが戦場を後にしたピッコロは「ベジータは初めて自分以外のために戦おうとしているんだ、己の命を捨てて!」とベジータを称えます。
「トランクス、ブルマを・・・ママを大切にしろよ・・・」
全国民がまたもや涙した感動のシーンですが、ここでひとつだけ疑問が残ります。
ベジータは、一体いつ自爆の技を会得したのでしょうか?
餃子からコッソリ聞いていたのか、はたまたかつての手下であったサイバイマンに自爆を教えたのは、実はベジータだったのでしょうか。
どちらにしろ作中で自爆は、ナッパに対しては無傷に終わり(餃子)、ヤムチャしか道連れにできなかった(サイバイマン)程度の技なので、ブウ相手では無理があったのではないでしょうか・・・。

ベジータ再び現世へ、悟空とポタラによる融合
万が一の事態に備えて閻魔大王が魂はとっておいてくれたので、肉体も与えられた上でベジータは再び現世へ戻ることとなります。
このときベジータは「フッ、悪人のオレに頼むとはな。だが相手が魔人ブウじゃそのかすかな期待にも応えられるとは思えんがな」と、うれしいのかそれともフリーザに怯えてガクブルしていたときと同じ気持ちだったのか、どちらとも取れる不可解な発言をします。
なお、額に「M」の刻印はないので、バビディの洗脳は解かれたものを思われます。
現世に戻ると、ポタラによる合体相手を探していた悟空から融合を持ち掛けられますが、洗脳時の闘いの際に悟空は超サイヤ人3になれることを隠していたのを根に持っていたので、融合を拒否します。
ですが、ブルマがブウに食べられたことや、トランクスが吸収されたことを知ると、あっさり融合を受け入れます。
そして圧倒的な強さを見せますが、ブウの体外に出ると融合は解けてしまいました。
ブウとの最終対決
ブウに地球が破壊される寸前、界王神の瞬間移動によって、悟空・デンデ・ミスターサタン・サタンの犬と共に界王神界へ移動します。
そこで再びポタラによる融合を持ち掛けられますが、悟空と共に拒否します。
じゃんけんでブウと戦う順番を決め、ベジータが負けたので悟空が先に戦うことになりました。
そして闘いの最中、今まで悟空を超えることを目標に生きてきたベジータは、なんと悟空を褒め称えるのです。
「カカロット・・・すごいヤツだよお前は。あの魔人ブウはオレにはとても敵う相手じゃなかった。あいつと闘えるのはお前だけだ」
「オレはカカロットを超えることを目標に生きてきた・・・だがオレはついにお前を超える事はできなかった。なんとなくわかった気がする・・・なぜ天才であるはずのオレがお前に敵わないのか」
「守りたいものがあるからだと思っていた。守りたいという強い心が得体の知れない力を生み出しているのだ」
「確かにそれもあるかもしれないが、それは今のオレも同じことだ」
「オレはオレの思い通りにするために、楽しみの為に、敵を殺すために、そしてプライドの為に闘ってきた」
「だが、あいつは違う。勝つために闘うんじゃない。絶対負けない為に限界を極め続け闘うんだ。だから相手の命を絶つ事にこだわりはしなかった。あいつはついにこのオレを殺しはしなかった。まるで今のオレがほんの少しだけ人の心を持つ事がわかっていたかのように・・・頭にくるぜ、闘いが大好きで優しいサイヤ人なんてよ」
そして、またまたベジータの名セリフです!!
「頑張れカカロット・・・お前がナンバーワンだ!!」

その後、「俺に遠慮さず早く殺してしまえ」と悟空を後押ししますが、「そのつもりだったけどなかなかそのチャンスがない」と、思っていたのと違う答えが返ってきてベジータは焦ります。
そして、慣れない超サイヤ人3の変身により激しく体力を消耗してしまった悟空の代わりに、ベジータが1分間時間稼ぎをすることになってしまったのです。
不安は的中し、やはりブウにフルボッコにされ、「な・・・なんという速く重い攻撃だ・・・カカロットはこんなヤツと闘っていたのか」と、改めて悟空の強さを実感します。

死にかけていたところを、初期の魔人ブウの登場によって命拾いします。そして、ドラゴンボールを使って地球人を生き返らせ、元気玉でブウを倒すという計画を思いつきます。
ドラゴンボールを使うことに対して老界王神が難色を示し、それを紛らわせるために悟空が「今度知り合い女のエッチな生写真をあげるから(少し年増の)」となだめた際にはそれはブルマのことだと気付き、「自分の妻のをやりゃーいいだろ、チチの乳の写真を!」と激怒しました。

そしてドラゴンボールの力により、地球人と共に生き返ります。どうやら極悪人とは認定されなかったようです。
そして元気玉を作っている間、再びブウと戦います。ですが、肉体が元に戻っただけで体力は戻っていないので、またフルボッコにされてしまいます。ついには自力では動けないほどにやられてしまいました。
元気玉を打つ際には「俺に構わず打て」と告げますが、サタンが担ぎ出してくれ、再び命拾いしたのです。ブウとの闘いが終わり、6年後に娘のブラが誕生しました。
劇場版ドラゴンボールZ「神と神」:ついにキャラ崩壊
漫画の連載終了から17年後、劇場版ドラゴンボールZ「神と神」が公開されました。この映画を見てド肝を抜かれた人も多いのではないでしょうか。
ツンデレの域を超えて、ついにベジータのキャラが崩壊します。
地球にやってくる前、噂には聞いていたあの「破壊神ビルス」の機嫌を取るために奮闘するのです。
三代目JSBや、オリエンタルラジオのあっちゃんも驚愕のキレッキレのダンスです。
はたまた、アニメ版のドラゴンボール超では、たこ焼きも作っちゃいます。
己のためなら手段を選ばないところは昔のままです。
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ツンデレの域を超えて迷走し始めたベジータ
今後のさらなる活躍に期待しましょう!!