ファミコンと共に「家庭用ゲーム機」が本格的に登場した1980年代
この時代をリアルタイムに生きた私たちは、家庭用ゲーム進化の歴史を丸ごと目撃してきた世代でもあります。
そんな1980年代を、ファミコンが生まれた1983年から1年ごとに振り返っていこうと思います。
本記事では1983年のテレビゲームについて振り返ります。
【1980年代の家庭用ゲーム機】コンピュータゲーム黄金期だった1980年代を年表形式で懐かしく振り返ってみる。 - Middle Edge(ミドルエッジ)
1983年のテレビゲームを振り返ろう
モンスターマシン「ファミリーコンピュータ」発売!
それまでのゲームといえば、もっぱらゲームウォッチやゲーセンだった時代。
やっとの思いで買ってもらったゲームウォッチは「時計」という建前上、2台目以降の購入はハードルが高く、一方のゲーセンは100円玉が湯水のごとく消えていく、少年期にはあまりにもハードルの高い遊び場でした。
本体は1台、カセットを差し替えるたびに別のゲーセンマシンになる
コチラが当時のファミリーコンピュータのCM。
印象的なのは「カラー52色」を訴求する他、最初に紹介しているのが「麻雀」「五目ならべ」であること。
そして切り替えスイッチひとつでテレビと共存出来る点。
「家族そろって、ファミリーコンピュータ」のキャッチからも分かる通り、当初のファミコンはあくまでも親子そろって、という点に力を入れていたようです。
1983年のミリオンヒットゲーム
日本人は野球好き。
そんな当時の国民性がそのまま「ベースボール」のヒットに繋がりました。
もっとも、爆発的にヒットしたというよりもロングラン。ファミコン購入時の最初の一本となったケースも多かったことでしょう。
これは「麻雀」も同様。
「マリオブラザーズ」は実は3位という意外な結果でした。
第1位 ベースボール(任天堂) 235万本
ベースボール
第2位 麻雀(任天堂) 213万本
麻雀
第3位 マリオブラザーズ(任天堂) 163万本
マリオブラザーズ
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1983年にリリースされたゲームタイトル
7/15 ドンキーコング(任天堂) FC