そもそも火の鳥って?

手塚治虫大先生です。
火の鳥って言うのは、漫画家・手塚治虫さんのマンガです。
鳳凰編っていうのはその中のエピソードの一つですね。
火の鳥(不死鳥)を物語の中心にした一連の作品といえると思います。
手塚治虫さんの初期の頃から晩年まで手がけられている、ライフワークと呼べる作品ですね。

火の鳥画像
火の鳥の「鳳凰編」というのがファミコンのゲームになっています。
こちらは奈良時代を舞台にストーリーが進んでいますね。
主人公は我王です。
それではいよいよ「火の鳥 鳳凰編 我王の冒険」です。

火の鳥 鳳凰編 我王の冒険 タイトル画面
1986年に公開されたアニメ映画「火の鳥 鳳凰編」をゲーム化した物です。
でもでも、アニメや原作漫画との関連はほぼ無いといっていいでしょう。
ゲームストーリー上に原作の設定が少し取り入れられている感じですかね・・。
ゲームとしては非常に面白いと思いますが、手塚治虫さんファンはどう思っているんだろうか?
ゲームストーリーは?

リアル我王です。
うん、あんまり手塚治虫さんの火の鳥は関係ない気がします。
まあ、良いんですけどね。主人公の名前が”我王”っていうのと”火の鳥”って言うワードが入っていれば、大丈夫じゃ無いでしょうか?
ゲームシステムは?

プレイ画面
ゲームの目的は前16ステージをクリアして、火の鳥の彫刻のパーツを集めて絵を完成させることです。
各ステージのボス敵を倒し、彫刻のパーツを手に入れればクリアになります。
主人公”我王”をプレイヤーが操作します。横スクロールアクションですね。十字キーで主人公の移動、武器は彫刻に使用する”ノミ”が武器です。Bボタンで発射。十字キーの上を押しながらBボタンで真上に飛ばすことも可能です。
ライフ制を採用していて、ライフが0になると1ミス、穴に落ちたときや残りタイムが0になったときも1ミスとしてカウントされます。
ステージ構成は?
我王が活躍する舞台は三つの時代になっています。
「大和」(全8面) 「来世」(全5面) 「太古」(全3面」 ですね。
この三つの時代から構成されていて、別の時代へいくためには各ステージの途中に隠されているワープゾーンを利用しなければいけません。
ワープゾーンを使用しないとずっと同じ時代をループするということになります。

大和ステージ

こちらが来世ステージです。

太古ステージ
三つのステージとも特徴をつかんでいる背景だと思います。
このゲームグラフィックも良いですよね。
この頃のコナミは勢いがあったんだろうか?というかファミコンソフトに勢いがあった気がしますね。
鬼瓦という仕掛けが秀逸!!
このゲームの肝が、”鬼瓦”です。
最大の特徴だと言えます。これがなければただの普通の横スクロールアクションゲームです。
この”鬼瓦”の存在がこのゲームを面白くしているとイッテも過言ではありません。
この鬼瓦ですが主人公”我王”が空中にいるときに十字キーの下とBボタンで真下に設置できます。
足場に乗っているときは真横に設置もできますね。そしてこの設置した鬼瓦は上に乗ることが可能です。
もうわかりますよね。この鬼瓦によって、今までいけなかった上へ、または画面下へ落ちてしまうときに鬼瓦を作って回避するという事が出来ると言うことです。
鬼瓦アクションはこちら!!
これはCMですね。アニメ映画「火の鳥」も交えて紹介されてますよね・・。
よくで来たCMだと思います。ゲームもやりたいですけど、アニメ映画も見たくなりますよね・・・。
一石二鳥だと・。
敵キャラの紹介!!
敵キャラクターの攻撃力は全て同じと言うことです。それってなかなか珍しい気がします。
ということは、キャラクター的には、画像が違うだけということでしょうか?
雑魚キャラはいずれも1体100点ということですね。
それでも色々と各ステージによって敵キャラが変わります。
大和編では つちのこ、フクロウ、きつね、役人など 昔風というか、動物が多いでしょうか?
来世編では メカバチ、メカマルムシ、アメーバーなどロボットが敵になっています。ミサイルもありましたね・・。
太古編では 亀、アナトサウルス、チラノサウルス、ハウンブルなどの恐竜などになっています。
そう考えるとなかなかキャラクターが多いですよね・・。コナミ頑張っているなって思います。
ボスキャラクターの紹介です!!(一部抜粋です)
大和ステージ1のボス 巨大な鬼の頭部ですね
名前を鬼瓦というそうです。上下に大きく動きながら前進してきて、下方向に赤い岩を降らせてきます。

大和ステージ3のボス 岩男
岩石玉になっての体当たりや大ジャンプで右に左に動き回って、我王めがけて岩を連続で投げてきます。玉の様になっているときは無敵状態というのもくせ者ですよね。


大和ステージ7のボス 雷神ですね。
無限大の軌道を描いて、飛び回り、主人公めがけて雷を放ちます。
結構リアルに描いてありますよね。
大和ステージ4のボス 顔車というそうです。
炎上に動きながら我王めがけて赤い玉を吐いてきます。

太古ステージ2のボス
太鼓ステージ2のボスということで、化石恐竜です。
クビだけの恐竜ですね・・。口を開けたり閉じたりして牙のような物を吐き出してきます。
頭が弱点なので、そこをめがけてノミを撃ちましょう!!
来世ステージにもコンピューターがボスだったり、科学によってえ生み出されたバイオモンスターがボスだったりなど、色々な趣向が凝らされています。
他にもボス戦ではなく、ボスの代わりに仕掛けがある場合もあります。
岩やモアイ、隕石、丸太、つらら等ですね。
それではボス戦をまとめて動画でどうぞ!
ゲームの攻略法を喋りながらプレイしていますが、そのプレイぶりは上手ですよね。
ボスなのに瞬殺しています。腕がありますよね・・。
ワープの場所はこちらを参考に!
まぼろし劇場 火の鳥 鳳凰編 攻略
こちらのサイトを見るとワープの位置が画像でわかるようになっています。
これは便利です。ぜひ参考にしてください。
こちらはクリア動画です
最後にBGM集です。
なんだろう昔のゲームのBGMっていうのはずっと覚えている物なんだろうか?
今のゲームの音楽は覚えてないのに、昔の方が懐かしく覚えていますね・・。
不思議です。それだけ昔の方がシンプルで印象に残っていると言うことですかね?
いかがでしたか?
「火の鳥 鳳凰編 我王の冒険」を紹介してきました。
悲しいかな?Wiiuのバーチャルコンソールから販売されていないんですよね・・・。
版権の関係だろうか?アマゾンで販売してましたけど20000円してました・・。
高い、高すぎる!まあ、今なら色々な方法でプレイ出来ると思いますけどね。
小さい頃難しくて、諦めていたあなたも今プレイすると新鮮な気持ちで出来ると思いますよ。
是非もう一度クリア目指して見ましょう!!