実は「懐かしのCMソング集」という記事は別のサイト様で書かせていただいたことがあるのですが‥‥
懐かしのCMソング(’70~’80)+α
かなりおおざっぱになってしまい、しかもレコード・ジャケットだけだった‥という後悔があり、再度、本物の当時のコマーシャルを見ながら、振り返ってみました。
今回は、CMソングだけでなく、キャッチコピー、そして、当時の歌姫たちにも注目してみたいと思います。
(※YouTubeのgoro inogashira様の作成された、とてもよくまとまった動画を元に進めていきます。
まとめ動画は、時代ごとタイトルの最後にありますので、まとめて見てみてください)。
77年~79年CM
ポテトチップス(カルビー)

カルビー・ポテトチップスCM
「100円でカルビー・ポテトチップスは買えますが、カルビー・ポテトチップスで100円は買えません」
このキャッチコピーは流行りましたね!
発想が斬新でした。藤谷美和子さんも人気者になりました。
駄菓子屋さんなどで、このキャッチコピーを呟いてる男の子を見たことあるような気がします。
キンチョール(禁鳥)

キンチョールのCM
「ハエが死んでれら、ハエが飛んでれら。しんでれら、あ、飛んでれら」
研ナオコさんのこのCMも印象的でしたね。
「シンデレラ」じゃなくて「死んでれら」と言葉で書くと縁起でもないのですが、研さんが言うと何故か、かわいいような楽しいような‥‥!
ハエ・蚊退治が楽しくなりそうなCMでしたね!!
ピップエレキバン(フジモト)

ピップエレキバンのCM
当時は、本物の会社の会長さんがCMで出演するなんて、これも斬新なことでした。
この会長さんもまた味があるというか‥‥「ピップエレキバン」しか言わないのに、ものすごいインパクトがありました。
そして77年~79年の歌姫は‥‥
資生堂CMソングを歌っていらっしゃる南沙織さん!
この「春の予感」‥‥「春に誘われたわけじゃない♪」
印象的です。
77年~79年は、南沙織さんと、シーナ&ロケッツのシーナさんだけが女性でしたね。シーナ&ロケッツは男性もいらっしゃるバンドなので、南沙織さんのさわやかな歌声で、春を満喫しましょう。
全体的に70~80年代、渡辺貞夫さんのCMソング率が高いように思いますね!
草刈正雄さんと言えば、この時代のイケメン代表のようでした。
女性からの人気大でしたね!
80年~81年CM
ミノルタX7

ミノルタのCM 宮崎美子さん
この宮崎美子さんもこのCMでブイレクしましたね!
ちょっとぽっちゃり体型で、周囲を気にしながらジーンズを脱いで水着姿になる‥‥これは男性の方々の視線を釘づけにしていましたね!
本当に「今のキミはぴかぴかに光って」ましたよね。
フジカラー

フジカラー CM
動画中では、連続して思い出深いCM登場ですね!
樹木希林さんと岸本加世子さんの、
「美しい方はより美しく、そうでない方は‥‥それなりに」
なんという過酷な現実‥‥!
なんて子供頃に思いましたね。
樹木希林さんの最後の豹変もおもしろかったです。
アーモンド・チョコレート(グリコ)

グリコ アーモンド・チョコレートCM
当時、物議をかもしたCMでした。
人気絶頂だったアイドル、松田聖子さんと田原俊彦さんの共演、それ自体が「許せない」と両ファンの方々から抗議などもあったようですね。
今となっては、それも懐かしいことですね。
CITYシティー(ホンダ)

ホンダCITY CM マッドネス
海外のバンド、マッドネスが出演したホンダ「CITY」のCMも印象的でした。
普段、洋楽を買わない友達もこの曲のシングルは買っていましたよ。それだけ視覚的にも聴覚的にも効果大なコマーシャルでした。
80年~81年の歌姫は‥‥

唇よ、熱く君を語れ カネボウCM
まず渡辺真知子さん。
「かもめが翔んだ日」とはまた違った雰囲気のこの曲も良かったですよ。
そして、もう一人‥‥
竹内まりやさんの「不思議なピーチパイ」も懐かしいですね!
ピーチパイのような唇になれたら‥‥って食べられたらいけませんけど‥‥!
この辺りからニューミュージックと言われるアーティストの曲が増えてきました。
そして曲名がそのまま商品のキャッチコピーにもなってきましたね。
また、アイドルもどんどんCMに出演、曲とともヒットしていましたね!
82年~84年CM
ウォシュレット(TOTO)

TOTO ウォシュレット CM
トイレでお尻が洗えるということも新しい発明みたいな感じでしたが、
「お尻だって洗ってほしい」
という戸川純さんの言葉、キャッチコピーも、「そうだよね」と思わず頷いてしまうほどでしたね!
戸川さんのどことなくせつなそうな顏で、お尻を向けるシーンもおもしろかったCMです。
Canビール(サントリー)

サントリーCANビール CM
松田聖子さんの歌「Sweet Memories」が流れるこのサントリーのCM、ペンギンがかわいくて、大好きでした。
この動画では三種類ありますが、ペンギンの恋物語のようで、どこかチャップリンの映画を思い出してしまうような設定も良かったです。
日刊アルバイトニュース

日刊アルバイトニュースCM
糸井重里さんのキャッチコピーですね!
「人間だったら良かったのにね」
アルバイト募集にまさか牛が来るなんて‥‥そんな発想どこから出てくるのでしょう?! おもしろCMでしたね!
ミラージュ(三菱自動車)

三菱ミラージュ CM
なんと懐かしのエリマキトカゲ!
このCMからエリマキトカゲの存在は日本に知れ渡りましたね。
関口宏さん司会のテレビ番組「わくわく動物ランド」でもよく紹介されていました。
今はブームもすっかり過ぎているので、エリマキトカゲもゆっくり暮らしているでしょうね。
82年~84年の歌姫は‥‥
この時代もお二人を選びます。
まずは、「う、ふ、ふ、ふ」と思わず本当に微笑みたくなるような歌を歌ってくださったEPOさん!
そしてもうお一人は、この時代で一番、思い出深かったかもしれないですね。
この歌は確か、B面なのですよね。それなのに、ヒットしたというのは、やっぱりCMのかわいいペンギンもですが、曲が良かったですね!
松田聖子さんの「SWEET MEMORIES」です。
1977年(昭和52年)から1984年(昭和59年)までのCM集でした。
CMソングやキャッチコピーもそうですが、出演されている方、あるいはエリマキトカゲのような動物、キャラクターを見ても、やはりコマーシャルとは時代を反映しているように思いました。
そして、その背景には、思い出になるような歌を提供してくれた歌姫たちの存在も、忘れられないですよ。